昨日は「餃子像」が壊れてしまい、別に悲しみに打ちひしがれていたわけではないが、ちょこっとだけ悲しいので記事にしてみた。今日は、生前、餃子が好きだったかどうかは知らないが、緒形拳が5日に死去していたことを知った。
まさに口あんぐりである。
信じて貰えるかどうかわからないが、実は、ここの「5周年記念」企画で予定していた「九份」篇の目玉は、今村昌平・監督、緒形拳・主演の「女衒 ZEGEN」なのであった。他にも緒方拳は、宮尾登美子の「櫂」や「陽暉楼」の映画化作品にも出演しているが、演じた役柄は芸妓紹介業、つまり「女衒」のようなものである。「女衒」は、緒方拳にとっての、いわば当り役なのである。そして今や台湾の観光地となった感のある「九份」は、かつてうら寂れた街であった時代に「女衒 ZEGEN」の魅力的なロケ地として使われていた。わたしは先週末から「女衒 ZEGEN」のDVDをパソコンの傍らに置きっ放しにしていて、そろそろ何か書こうかな?と思案していたところで訃報を聞いて、この偶然に大いに驚いた。「九份」をロケ地にした映画というと、侯孝賢・監督の「悲情城市」ばかりが取り上げられ、ご多分に漏れず、このブログでも取り上げたりしたが、日本の「女衒 ZEGEN」だって負けてはいないのだ。ご冥福をお祈りいたします。
まさに口あんぐりである。
信じて貰えるかどうかわからないが、実は、ここの「5周年記念」企画で予定していた「九份」篇の目玉は、今村昌平・監督、緒形拳・主演の「女衒 ZEGEN」なのであった。他にも緒方拳は、宮尾登美子の「櫂」や「陽暉楼」の映画化作品にも出演しているが、演じた役柄は芸妓紹介業、つまり「女衒」のようなものである。「女衒」は、緒方拳にとっての、いわば当り役なのである。そして今や台湾の観光地となった感のある「九份」は、かつてうら寂れた街であった時代に「女衒 ZEGEN」の魅力的なロケ地として使われていた。わたしは先週末から「女衒 ZEGEN」のDVDをパソコンの傍らに置きっ放しにしていて、そろそろ何か書こうかな?と思案していたところで訃報を聞いて、この偶然に大いに驚いた。「九份」をロケ地にした映画というと、侯孝賢・監督の「悲情城市」ばかりが取り上げられ、ご多分に漏れず、このブログでも取り上げたりしたが、日本の「女衒 ZEGEN」だって負けてはいないのだ。ご冥福をお祈りいたします。