「Pociąg」。
深夜TVで観たモノクロ字幕映画。つけてあったTVから流れるモダンジャズにのせた気だるいスキャットに惹かれて、まったく前知識なしに乗車シーンくらいから観始めたが、そのまま釘付けになって最後まで観てしまった。素晴らしかった。余韻に浸った。まだ浸り続けている。
それで、観なかった冒頭部分を観たくて YouTube で探してみた。始まって4分くらい、ちょうどタイトルロールが終わった後くらいから自分は観始めたらしく、結果的には欠けたシーンを観ていなくても映画を観るうえで影響は少なかったことが判った。
いわくありげなサングラスの男が乗り込んだコンパートメントには、予期せぬ先客がいた...
列車には二人の他にも様々な乗客が乗り彼らの人生模様が描かれる。実は最初にイタリア映画と思い込んで観ていたが、どうも言葉が違う。それでも、夜が白み始めた時分に列車が停車して、乗客が総出で列車から逃げ出した殺人犯を追いかけ追い詰めるシーンなど、フェリーニが撮っていてもおかしくないように思えた。
ルチーナ・ヴィニエツカとレオン・ニェムチック
実際はポーランド映画だった。調べてみると、監督は「尼僧ヨアンナ」を撮ったイェジー・カワレロウィッチ。マルタを演じた主演女優は監督の妻で、そのヨアンナを演じたルチーナ・ヴィニエツカ、主演男優はポランスキーの「水の中のナイフ」に主演で出ていたレオン・ニェムチックなのだった。(勿論、彼らの名前を覚えてなんていないが)二人とも凄く存在感があったのもうなづける。列車が出発する駅には「PERON 5」と書かれていたが、これは駅名ではなく「5番乗場」という意味らしく、そこは恐らく首都ワルシャワの駅で、終点の行楽地の海は夏のバルト海なのだろう。
深夜TVで観たモノクロ字幕映画。つけてあったTVから流れるモダンジャズにのせた気だるいスキャットに惹かれて、まったく前知識なしに乗車シーンくらいから観始めたが、そのまま釘付けになって最後まで観てしまった。素晴らしかった。余韻に浸った。まだ浸り続けている。
それで、観なかった冒頭部分を観たくて YouTube で探してみた。始まって4分くらい、ちょうどタイトルロールが終わった後くらいから自分は観始めたらしく、結果的には欠けたシーンを観ていなくても映画を観るうえで影響は少なかったことが判った。
いわくありげなサングラスの男が乗り込んだコンパートメントには、予期せぬ先客がいた...
列車には二人の他にも様々な乗客が乗り彼らの人生模様が描かれる。実は最初にイタリア映画と思い込んで観ていたが、どうも言葉が違う。それでも、夜が白み始めた時分に列車が停車して、乗客が総出で列車から逃げ出した殺人犯を追いかけ追い詰めるシーンなど、フェリーニが撮っていてもおかしくないように思えた。
ルチーナ・ヴィニエツカとレオン・ニェムチック
実際はポーランド映画だった。調べてみると、監督は「尼僧ヨアンナ」を撮ったイェジー・カワレロウィッチ。マルタを演じた主演女優は監督の妻で、そのヨアンナを演じたルチーナ・ヴィニエツカ、主演男優はポランスキーの「水の中のナイフ」に主演で出ていたレオン・ニェムチックなのだった。(勿論、彼らの名前を覚えてなんていないが)二人とも凄く存在感があったのもうなづける。列車が出発する駅には「PERON 5」と書かれていたが、これは駅名ではなく「5番乗場」という意味らしく、そこは恐らく首都ワルシャワの駅で、終点の行楽地の海は夏のバルト海なのだろう。
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