Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

バンコク衛生博覧会 (Bangkok)

2004-04-23 | Asia 「圓」な旅
旅先で病院のお世話になったことは殆どないのですが、バンコク(正式名称は、クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッターナラーチャタニーブリーロム・ウドンラーチャニウェットマハーサターン・アモーンラピーンアワターンサティット・サッカタットティヤウィサヌカムプラシットという)の病院の中に奇妙な博物館があると聞いて、怖いもの見たさで行ってみました。

病院の名はシリラート病院。場所はチャオプラヤー川を隔てて王宮の対岸、三島由紀夫の遺作「豊饒の海」で有名な「暁の寺(ワット・アルン)」の北側に位置します。展示物は犯罪や病気をテーマにしたものらしく、例えば極悪人の死刑囚がホルマリン漬けで展示されていたりして、一種の衛生博覧会のようです。タイの写真週刊誌では、殺人や交通事故の血なまぐさい、気分が悪くなるような現場写真が掲載されているので、タイ人は国民性として、こういうのが好きみたいです。

病院は決して Tomotubby の夢に出てくるような不衛生なところではなくて、日本にもありそうな近代的な総合病院でした。博物館はあいにく閉館時間が過ぎており、犯罪者のホルマリン漬けは見られませんでしたが、入口脇に展示スペースがあり、そこで十分に気色の悪いホルマリン漬けを見ることができました。ある意味本場といってよいシャム双生児の胎児や、頭が普通の二倍程に膨れ上がった空気頭の胎児などです。

Tomotubby は帰り際に何か見えないかと入口から博物館の中を覗いたのですが、暗くてよく判りません。入口の脇には緑色の分厚いビニールシートが掛けられた可動台が置いてあり、肩からかけたバッグが引っかかりました。何だろうとシートの縁をめくったら、そこには硬直した紫色の足の裏が....

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