気ままな広州日記

2011年12月からわんぱく3兄弟を従えて広州で過ごしていましたが、2015年7月に本帰国しました。

幼稚園探し

2013-05-18 | 広州 日々の出来事
今週は我が子が9月から通える幼稚園の見学や登録に奔走した1週間となりました。
会社から出していただいてる幼稚園の補助金が、こちらの幼稚園にかかる費用よりもはるかに少ないため
日本語幼稚園はもうどうしようもなくなったときの最後の手段と思い、知人が通わせているところや
教えていただいたところを頼りに見学に行きました。
(他の国の事情は分かりませんが、日本語幼稚園は入園金約200,000円、毎月の教育費約90,000円前後、
我が子が現在通っている園は月60,000円前後と日本では考えられないような学費なのです。※1元/16円計算)

我が子には何と言って話したらよいかすぐには考えられなかったので、時期をみて話そう・・・と思って
まだ黙っていたのですが、どうしても息子も連れて行かないといけない幼稚園があったので
前日に「テレビ見ていい~?」と言っている息子をつかまえて(笑)お話ししました。

理由を言っても理解できないと思い
・とっても残念だけど今通っている幼稚園が夏休みになるときになくなってしまうこと
・淋しいけれどお友達や先生とお別れしないといけなくなること
・なので私が今一生懸命幼稚園を探しているということ
少しでも不安が和らぐように「仲良しのお友達も一緒に同じ幼稚園にいけるといいね」と伝えました。

その表情から理解できているのかできていないのか私の判断では分かりかねたのですが
口から出た一番の言葉が「さがしてくれてありがと♡」という言葉で・・・
私は「ええ~」とか「いやだな~」とかそういう言葉を想像していたのでビックリ!!
「そうだよね~」「いやだよね~」と共感するはずだったのに意外な言葉を前に、言葉を返す前に
胸がいっぱいになりました。

当日急遽予定したいた園以外に、気になっていたところと合わせて二つの園に行ったのですが、
いつもはにこにこ笑顔な我が子、表情が頑なでなんとも不安そうなのが手に取るように分かり
その小さな心が本当に不安でいっぱいなことが理解できました。
「ぼくはYちゃんといっしょにいきたいの」って本心も。「そうだよね」と私。
でも「ちがうようちえんにいってもいいよ」とも言ってくれました。
3歳は3歳なりに事態を理解しようとして受け入れようとしてくれているのですね。

今回のことで、末っ子でいつまでも赤ちゃんみたいに思っていた三男の成長をとっても感じたのでした。
私と夫の意見が少し違ったり、連絡待ちだったりでまだ行き先は見えていないのですが、
三男にとってはもちろん私と夫にとっても納得のいく結果になるといいなと思います。
もちろん幼稚園を探しているどの家族にとってもそうでありますように・・・。