◇◆◇帰って来た嗜好の隠れ家blog◇◆◇

嗜好な事や色々の思った事を再び書き連ねます。

切磋琢磨

2005年10月09日 21時09分18秒 | 音速の名無しさん
 日本GP、と言うよりも、今期琢磨は残念でしたね。
実力は有る(と筆者は思っている)のに、チームの待遇が良くなかったり…
チームメイトも、余り良い印象が無かったなぁ~

 そんな中での、来期シート失陥。そして新チーム創設出来るかも?
その新チーム予定の所からオファーと言う状況だっただけに、
相性の良い鈴鹿で結果を残して欲しかったけど、結果は失格ですか…
本当に残念です。

 筆者はホンダは好きじゃ無いけど、琢磨には好意を持ってます。
なので頑張って欲しいですね。


 明日は謎の団体に誘われてフットサル。どうなるかかなり謎だけど、楽しめたら良いな。

愛犬メリーへ

2005年10月09日 00時53分12秒 | 雑感
 その後、薬で膨らみが小さく成り、このまま治ってしまうのでは?と言う期待も膨らんだが、また大きく戻り出し、その後は二度と小さく成る事は無かった。
それでも、その膨らみの中の細胞はそこで大きく成るだけで、外側に入り込む事は無いらしく、本人も全くと言って良い程、痛みを訴えたり苦痛を表す様子も無く、至って元気だった。
それが8月に入った頃から、膨らみが余りにも大きく成っているので、痛みは無い様だが、重みで重心がとり辛く、ちょっと辛そうな様子が見受ける様に成る。
そして8月も終った頃には、膨らみが喉にまで圧迫する様に成り、吠える声も、ちょっと何かが詰まった様な感じの声に成って来てしまった。
そして食べ物も摂り辛く成って来たのか、食欲は有る様だが、一杯食べる事が困難に成って来て、流動食の様な物に切り替わっていったらしい。
9月に入ると、食が細く成らざるを得無いからなのか、体の肉付きが段々と細く成って来ているのが目に見えて解る様に成ってしまった。
 もしかしたら、そのがん細胞にも、栄養を吸い取られている様にも見受けられた。体と膨らみの比率で、膨らみが占める割合が、ドンドンと大きく成るからだ。
 そして体が細く成った事と関連して、基本的体力が衰えて来て居るのも、段々と目に付く様に成る。普通に立って居るのも辛く成っている様で、普段の状態が、横に寝ている事が多くなったからだ。
立つ時は、何か必要に迫られて移動する時以外は、しなくなっていた。
これに関連して、寝ている時にも、寝返りを打つ時に苦労をするらしく、体を地面に擦りながら寝返りをするみたいで、その関係で、体のアチコチを擦り剥いてしまい、体中に生傷が絶えなくなってしまう。
中でも膨らんだ部分が血だらけに成ってしまい。 それの痛みがツライらしく、これによりどんどんと体力が奪われて行った気がする。
この頃から、日に日にメリーが弱って行ってしまうのが手にとる様に解り、本当にやりきれない気持ちに成る。どうにかしてこの苦しみを助けて上げたいけど、俺にはどうする事も出来ない。それが悔しくて仕方が無い。

 そして今月に入り、前回のメリーに関する投稿に成る。あの件が切っ掛けで、メリーは室内で家族が居る中で過ごさせる事にした。
室内で家族全員の顔を見ると、寝たきりにも関わらず安心した表情を見せ、睡眠も安心してしているみたいだった。
ときたま、「アオッアオッ」と鳴き、体をバタバタさせるが、これは水が飲みたいと言う合図らしく、スポイトで水をあげると美味しそうに飲んだ。
そして今日の夕方、また同じ様に鳴いたので、水を上げたのだが、今度は口から泡を吹いた。これはただ事では無いと、動揺したのだが、その後鳴き止んで、すやすやと眠り始めたので安心した。
しかし、また暫らくすると鳴き始めて、次は母親が水を上げたらしい。するとまた泡を吹いてしまったと言う事で、もしかするともう体力の限界だったのじゃないか?と言う思いが、今にして思う。
そしてその直後、呼吸が変だ!と母親が妹を呼び出す。しかしその呼びかけ方には切迫感が丸で無く、筆者もそんなに焦りはしなかった。
しかし「呼吸が…云々」の言葉を聞き、初めてヤバイと思い、メリーの所に向かうと、メリーは静かに息を引き取った直後だった。

 メリーは最期の方は、凄く苦しそうな状態に成った。それを見た家族は皆、メリーを保健所に連れて行き、安楽死を望んで居た。
しかしそれは妹が頑強に拒んだ為に実施されなかったが、これには筆者も賛同したい。
短絡的な延命は逆に残酷だ。と思うかも知れないが、俺はメリーを見て、それは違うと思った。
メリーは最期まで生きようとしたし、生きたいと思って居た様に見えた。
忌まわのその日まで、自分で何とか立とうと努力をしようとしたし、喉が渇いたと自己主張もした。
そんな生きたい!と思う彼女を、可哀想だ。と言って命を絶ってしまう方が、筆者は残酷に思えた。
そして、そんな最期まで命を全うしようとしたメリーは、俺は心の底から凄いと思う。
メリーは、妻にも成り、母親にも成り、16年の中に濃密な人生を過ごした。
それは筆者も経験していない事も色々経験しているし、犬と言えども、人生を全うした先輩として、筆者は彼女を尊敬する。

前に人生に一片の悔い無し。な人生が筆者の願いだ。と書いたが、生きたいと必死にもがくのは、
遣り残した事が有って、未練が有っての人生だから、だとは思わない。
逆に自ら命を絶ちたい。と思ってしまう人生こそ、やり直したい。と言う思いのある後悔の一生だと思う。
充実した人生だったからこそ、それを奪われる死への恐怖と生への渇望が有る様に思える。と言うか、筆者はそう思いたい。
そんな、メリーが執着したいと思う程の一生が、筆者達家族との生活だったとするならば、筆者はメリーと大切な家族の一員として、共に送れた事を誇りに思うよ。
君は大切な大切な家族だった。だから、君の事は一生忘れないからね。
16年間、色々辛い事も一杯有ったと思うけど、最高に楽しかったね?そして、最期の闘病生活、無理をさせてしまって御免なさい。
でも凄く頑張った。メリーが凄く強いのを見て、俺も頑張らなくっちゃって思ったよ。

きっとあの世には、旦那さんや娘や息子も待っていると思います。久し振りの再会、楽しんで下さい。
そして一緒に遊んでもらった、おじいちゃんもきっと居るよ。だから全然寂しく無いと思う。

もう頑張らなくても良いんだよ。あとはゆっくり安らかにお眠り下さい。
そして、よかったら僕達家族の事も、見守って居て下さい。僕の結婚するであろう(したい)人も、好きになってくれると嬉しいな?(笑)

では、メリー、なんか纏まりの無い文章に成っちゃったり、本当は直ぐには気持ちを整理なんて出来ないけれども、もうお別れをしなくてはね。


さようなら、そしてありがとう…