◇◆◇帰って来た嗜好の隠れ家blog◇◆◇

嗜好な事や色々の思った事を再び書き連ねます。

とみぃ的 ザ50回転ズ曲 ベスト10

2017年05月30日 16時51分42秒 | 音楽
1.あの日のロックンロール
2.涙のスターダスト トレイン
3.I can not be a good boy
4.ロックンロールマジック
5.ロックンロール ラブレター
6.さよならヒーロー
7.NO NO NO
8.WE ARE THE KIDS
9.いけないビート
10.Money!Money!


ザ50回転ズのファンは、やっぱり激しいパンクナンバーが好きだと思いますが、
私はメロディアスな曲が好きな人間なので、基準がセオリーからズレてしまってるとは思いますが、
私の個性的なランキングと思って頂けると嬉しいです。



DOG FIGHTに関して、一つの夢が有る。

2016年11月21日 21時06分02秒 | 音楽
 筆者が好きなロックバンドに、DOGFIGHTというバンドがある。
 そのバンドは、もう20年近く前に解散をしてしまって居るのだけれど、
メンバーの交流は続いて居るので、不定期ではあるが、
度々一夜限りの復活ライブを開催して居る。(過去3回)

 そして来年の7月にも、4回目の復活ライブが開催される事が発表された。

 今回の復活には、少し曰くがあった。

 実は、DOGFIGHTのヴォーカルTAISHOさんは、現在難病と戦っていらっしゃる。
 そこで将来どうなるか判らないという状況で、もし悔いを残さないようにするなら何がしたいか?
を問うた時に、DOGFIGHTをやりたい!と思ったという事だった。
 DOGFIGHTの元メンバーはそれぞれに活動の場が有り、再結集はなかなかに難しいようだが、
TAISHOの想いを、それぞれのメンバーや、そのメンバーが今活動している場所のメンバー、
スタッフが後押ししてくれて、今回の復活が叶ったと言う事だった。

 そこで、ふと、筆者にはDOGFIGHTに関して一つの夢がある事を思い出した。
 そしてそれは、TAISHOが悔いを残さないようにと復活を望んだように、
筆者の夢も、早く筆者が行動を起こさなければいけないのではないか?と言う事に思い当たった。

 筆者の夢というのは、もし筆者が結婚出来た時に、その結婚披露宴の入場曲に
DOGFIGHTの「終りなき明日へ」をかけて貰う事だった。
 そして「終わりなき明日へ」をかけて貰った事に絡めて、この曲の作詞者TAISHOさんから、
この曲の歌詞が出来た経緯などを絡めて、祝福のビデオメッセージを頂いたのを流して貰いたい!
と言うのが、ずーっと夢なんです。

 この「終わりなき明日へ」という曲は、ファンサイトの記述によれば、
TAISHOさんが奥様にプロポーズした時の気持ち、決意を表した歌詞だそうで。
歌詞の内容は「何が有ってもお前(家族)を、この腕で守ってみせる!」という決意の歌だ。

 筆者はカラオケJOYSOUNDでDOGFIGHTの曲をカラオケにする運動をしてきました。
 その運動を始める頃は、JOYSOUNDでDOG FIGHTの曲はこの一曲しか配信されて居ませんでしたが、
今後の活動をする上で自分の気持ちを盛り上げて行こうと、手始めにこの曲を自分で歌ってみました。
 筆者は、音楽鑑賞であまり歌詞を見ていない駄目なファンなのですが、カラオケは自分で歌詞を読んで唄うので、
普通に音楽鑑賞をしている時よりも、自然と曲の歌詞が頭や心に入って来ます。
 この頃には、既にこの曲の歌詞が結婚の決意の曲だという予備知識があったので、
改めて歌を唄った時に、そのストレートで熱い歌詞に、とても感動したのを覚えています。

 TAISHOさんの作詞スタイルは、経験談や周りの出来事を語るドキュメンタリースタイルだというのをこの頃に知ったが、
その知識を頭に入れてから、それまでTAISHOの身に起きた事も踏まえて、改めてDOGFIGHTの歌詞を聴くと、
あー、あの歌はあの時の事を唄ってるのか?あれはあの時か?など再発見しまくりで感心しました。

 そしてカラオケ化運動をしようと決意した当時までのTAISHOさんの生きざまを知って、
まさに「終わりなき明日へ」の歌詞を実行した人生だと言う事に気付き、更に感動しました。

 DOGFIGHTを解散して、音楽だけでは家族を養えないからと、色々なお仕事を経験されたと聞く。
 アーティストとしてメジャーで活躍され、日本の名だたるホール会場のステージに立たれた方なので、
音楽以外のお仕事をするという事には、そのプライドも有り色々な葛藤が有ったかと推し量れました。
 もしかして他のアーティストであったなら、そのプライドのせいで例え家族を路頭に迷わせてでも、音楽一本に拘る人も居ると思う。
 そんな中、TAISHOは家族を守る為に仕事をした。この腕でお前を守った訳です。

 歌詞って、美辞麗句な言葉を使う為に、商業主義なアーティストは上辺の言葉で歌詞を書いている人もいると思う。
 でもTAISHOの歌詞は、本音の嘘偽りの無い言葉だからこそ、実際にその歌詞の決意を実行出来るのだと思う。
そしてその歌詞通りの生きざまをTAISHOが見せる事で、その歌詞にも更に重みが増すのだ。
 以前TAISHOがBLOGで、娘はDOGFIGHTの曲では「終りなき明日へ」が一番好きだと言ってた。と言うのを読んだことがある。
 それを見た時、筆者は当然だと思った。
 だって、あの歌詞のリアルさを一番身近で見て体感しているのは、どんな熱狂的なファンよりも、家族なんだもん。
 だから、TAISHOの自分達を守ろうとする決意、そして実際に守り育て上げてくれたと言う感謝を一番実感できるのが、
あの「終りなき明日へ」の歌詞だからだと思いました。
 あ~…お父さんの愛情は、娘さんの心にはちゃんと届いてたんだな、と言うのが改めて解って、
娘さんが「終りなき明日へ」が一番好きと言うエピソードで感動したのを覚えています。

 そんな熱い曲「終りなき明日へ」
 筆者も、今後結婚するなら、あの歌詞のように、何が有ってもお前(家族)を守る!そう思える人と一緒になりたいし、
なったらその時は、その決意表明の為にも、この曲で披露宴を入場したいのです。
 そしてTAISHOさんからのビデオレター…

 筆者は凄い結婚願望は強いのですが、結婚してくれそうな相手もまだ居ないので、漠然とした夢だったんです。
 だから漫然としてしまっていたけれど、今回の事で、余裕ぶっこいてちゃ駄目だ!

 TAISHOに、終りなき明日へ的エールのビデオレターを言って貰えるよう、伴侶探しを頑張らなくては!
と決意を新たにしました。









 TAISHOに絶対メッセージ貰うぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

とみぃ的「KATZE」楽曲ベスト10!

2016年04月18日 15時56分09秒 | 音楽
今回はKATZEのベスト10です。
ふと、まだこのバンドやってない事に気付いてやってみました。
このバンドは、高校時代に仲が良い同い年の音楽好き従兄弟に、
「ビートバンドで格好よいバンド知らない?」と言って教えて貰ったバンドでした。
その後、KATZEのボーカル中村敦さんは、私が一番熱狂したバンド、
Jiænのボーカル西城生馬さんとは「兄弟」と呼び合う仲で、ギターの尾上賢さんも
Jiænの解散ライブに駆けつけたり下さってたり、解散後に中村さんと共に生馬さんとは
何度か競演する等、浅からぬ間柄と言うのを知り、嬉しかった記憶が有ります。

それと、もう一つ好きなアーティストで、元DOG FIGHT、現WDRSのtaishoも、
中村敦さんとは競演されて居て、よく思い出話で中村さんの名前が出て来るので、
いつかはWDRSと中村敦さんの競演というのも観てみたいですね。

では早速ランキングです。


1.STAY FREE
2.SOME DAY
3.TEEN
4.LOVE GENERATION
5.BLIND EMOTION
6.CHEEK TIME
7.AGAIN
8.LONELY NIGHT
9.Shocking Part2
10.STAY OR GO!

というランキングです。
ファンからは「あの曲が入って無いじゃないか!」とツッコミが来そうですが、
筆者の独断と偏見的と言う事で、独特な感じを楽しんで頂ければ。

1位のSTAY FREE、2位のSOME DAYは、国内8ビート系楽曲の中でも、
かなり上位に位置するくらい名曲だと思ってます。
3位のTEENは、やはりデビュー曲ですし、このバンド楽曲でのカラオケ化運動で、
最初に活動した曲というのも有り、思い入れが深いです。
4位のLOVE GENERATIONは、私がKATZEで一番始めに聴いた曲なので、
ひよこの刷り込み的効果が有るかも知れませんね。


WDRS (the_wanderers)待望の1stアルバム「1986」遂に発売!!

2016年02月16日 16時34分01秒 | 音楽
80年代半ば、大阪でインディーズ若手としては伝説的な人気を誇ったoi PUNKロックバンドthe wanderersの解散から30年の時を越え、遂に1stアルバム「1986」が発売された。

そのアルバムが素晴らしいので、販促協力の意味も込めて、このアルバムについての記事で、久々のblog更新をしたいと思います。

まず、アルバムのレビューの前に、読者の皆さんはWDRS (the_wanderers)とは何ぞや!?
と思われる方も多いと思いますので、アルバムより前に、このWDRS (the_wanderers)と言うバンドを紹介したいと思います。


「the Wanderers」は、80年代前半に兵庫県尼崎の塚口中学の仲間で結成。
この塚口中学には、先輩として他に、日本のoi PUNKバンドの代表格、COBRAのオリジナルメンバー、YOSU-KOとNAOKIも出身と、日本のoi PUNKの聖地とも呼ばれている(要出典←Wikipedia風)
メンバーは、ボーカルAKIRA(現taisho)、ギターchuma、ベースkochi、ドラム ローリング竹村の4人だ。

ボーカルのAKIRAは、日本のパンクバンド代表格である当時のLAUGHIN' NOSEのギタリスト、と言うだけでなく、その後、COBRA→DOG FIGHT→SAと名だたるバンドを渡り歩き牽引する、現在でも筆者の中では日本ロックギタリスト5指に数えられるであろうNAOKIの実弟だ。
(因みに、AKIRAというステージネームは、ラフィンのボーカル チャーミー氏が名付け親だった気がする)
ギターchumaは、taishoの相棒的な存在、パンクギタリストとしては異質な、まるでヘビメタギタリストか!?と聴き間違える程の速弾きを特徴とするギターで、パンク界に異彩を放つ。
当時からPUNKだけに囚われず、色々なジャンルの音楽を吸収し、メロディーもしっかりとして居た為、勢いだけと成り勝ちのPUNK界の中でも、異彩を放つと共に、その音楽性の高さで注目された。
当時、COBRAのYOSU-KO主催のoi PUNKオムニバスアルバム「oi of JAPAN」にも参加する等、実力が認められ、大阪を中心とした関西ライブシーンでは、若手の中でも話題の動員を誇った。
そんな中、LAUGHIN' NOSEのAAレコードから、2枚組シングルレコードが発売決定!バンドもこれから!と言う中、メンバー間の軋轢も有り、レコード発売を目前にして、バンドは解散してしまう…

こうしてthe Wanderersは、知る人ぞ知る伝説のバンドと成ってしまった。


その後、ヴォーカルのtaishoは、上京後に東京the Wanderersを結成、そしてCOBRA解散を受けた実兄NAOKIより乞われて、DOG FIGHTとしてメジャーデビューを果たす。
このDOGFIGHTは一般的にはCOBRAの後継バンドと言う認識の方が多いかも知れない、だがDOGFIGHTは、COBRAを辞めたcowcow二人の余波で急遽結成されたバンドと言う事で、デビューは決まって居ても持ち曲が全く無い状況だった。
そんな状態だったので、実はDOGFIGHTの1stアルバムは、殆どがthe Wanderersの曲を原曲としてアレンジされて出された物だったのだ。
なのでthe Wanderersは、その後、渋谷公会堂や、大阪城ホール、後楽園ホール、日比谷野音等、国内の名だたるホール級ライブ会場を一杯にした凄いバンドの、前身バンドと言っても過言では無いだろう。

その後、DOGFIGHTは解散、taishoはソロ、バンド形態と地道に活動する。
そんな中、2011年3月に、日本では東日本大震災が起こる。
ギターchumaは、この時、人間いつ命を落とすか解らない事を実感し、生きてる内に後悔をしないように生きなければ、と強く感じたという。
そして、彼にはずーっと後悔して居た事が有った。それは20数年前に解散したthe Wanderersの相棒、taishoを傷つけてしまった事。その事をずーっと謝りたいと思い、それが出来なかった事に悩んで居た。
そんな中、未曾有の災害が起こった。
命ある内に、taishoに謝らなければと強く思ったchumaは、音信不通だったtaishoに勇気を出して連絡をした。
そして奇跡の再会を果たした二人、謝罪したchumaさんにtaishoは「思い出に罪はないよ」と声を掛けたと言う。
お互い仲違いしてしまったが、taishoにとってもthe Wanderersは大切な思い出だった。
DOGFIGHTの1stシングルは、実はthe Wanderersの解散した日を歌った曲だったが、この歌詞にも「くだらない過去じゃない」と歌われて居る。
それにDOGFIGHTのファンにも、taishoは事ある毎に「昔chumaって言う凄いギタリストの相棒が居たんや」と話して居たらしい。
そんな二人なので、直ぐにこの再会で昔を取り戻すように、二人の友情が復活した。
そしてtaishoは、改めて「ワイの相棒はコイツだけや!ワイの横でギターを弾くのは」と強く感じたのだろう。
意を決してthe Wanderersの再結成を打診した。
chumaさんもアマチュアでバンド活動はして居たが、今は仕事がメイン。本格的音楽活動からは遠ざかって居たが、この相棒の申し出に、二つ返事でOKした。
しかし他のメンバーもそれぞれ生活が有り、仕事が有った。そんな中の打診だったが、他の二人も誰一人再結成を否定しなかった。
ここに26年振りにthe Wanderersが、オリジナルメンバーでWDRS (the_wanderers)として復活したのだった。

筆者は、このthe Wanderersの事を、この一連の再会&復活劇を目撃する前後に、昔関西で伝説のバンドとして活動して居たと初めて知った。
正直、永いブランクの中、どうなんだろう?と言う気持ちも無きにしも有らずと言う感じだった。
でも、再結成後初めて発売されたシングルを聴いて、ぶっとんだ。
このシングル2曲は、原曲はヤングワンダラーズ時代、既にtaishoがデモテープで作って陽の目を見て居なかった物を、リアレンジして改めて形にした物だった。
その作曲センス、これが10代の少年が作ったものか!?と今更ながらにtaishoの才能に舌を巻くし、そのアレンジ力、大好きな速弾きギターソロテクニック等、それを支えるchumaというギタリストの実力も、taishoに「相棒はコイツだ!」と言わせるのは伊達じゃないと実感した。ベースのkochiさんも安定したリズムを刻むし、ローリング竹村さんなんかはバンド解散後、全く音楽をやって無かったとは思えない感じだ。
聴いた途端に、筆者はこのWDRS (the_wanderers)のファンに成ってました(笑)

こうして、次々とシングルや新曲を出し、マイペースながらライブ活動も続けるWDRS (the_wanderers)。
そんな中、バンドとして(ファンの要望も多く)どうしても、ちゃんとアルバムをリリースしたかった。との思いも有り、この製作に注力する為に、ライブ活動も控えて渾身の力作として出されたのが、この1986だった。

当初、taishoはこのアルバムを今の自分達(PUNKに拘らず、良い音楽は全てやると言う自由なスタンス)の集大成として出す計画だったそうだ。
そこに待ったを掛けたのが、chumaさん。
chumaさんは、やはりヤングワンダラーズが仲違いで中途半端に解散してしまって居た状況を、ずっと自分の中で落とし前が付いて居ないと感じて居たらしい。
なので、ヤングワンダラーズへのケジメを着ける為にも、もし1986年の夏に、俺達が解散して居なかったらどんなアルバムを作っていただろう?
と言うコンセプトのアルバムを作りたいと提案した。
そして、新しい事はこれからも幾らでも出来るから、と、栄えある1stアルバムは、ヤングワンダラーズへの落とし前的なアルバムと成った。

と言っても、そこはWDRS (the_wanderers)、単にoi PUNKへの原点回帰だけでは終らないのであった。
奇しくも1986年と言う年は、ヘビーメタルからディスコミュージック、テクノ等、多岐に渡るジャンルがヒットチャートを賑わせて居た年だった。
当時から多彩なジャンルからの影響を楽曲に反映させて居たthe_wanderersならば、この多彩なチャート状況にアルバムも影響を受けて居た筈!と、1986年らしさを出す事で、oi PUNKだけじゃない音楽も出来るという楽しい趣向の作品となった。

さて、前置きがとても長く成った(苦笑)

此処までのバンド紹介文を読んで、このバンドと、満を持してリリースされたアルバム1986に興味を持って頂けたら幸いです。


さぁ、いよいよアルバム紹介と成ります。



1.Asia~エイジア

多彩な曲を擁するワンダラーズを象徴する楽曲が、アルバムリード曲と成った。
タイトルの通り、東洋(オリエント)を連想させるエキゾチックな曲だ、
曲冒頭のベースのkochiさんが奏でるモンゴルの口笛ホーミーがその雰囲気を更に高めている。

2.夜明け前に

ストレートな8ビートロックだ。taishoが所属していたDOG FIGHTを嗜好するファンには非常に嬉しいキャッチーな曲だと思う。
歌詞も前向きで、これから来る人生の夜明けを感じて元気に成れる一曲。

3.Lonely War

どこか懐かしい雰囲気を感じる曲調、リズム、そしてoi PUNKバンドとして吟詩を感じれる一曲です。思わず拳を上げてノリたく成りますね!

4.Still

ミディアムテンポでしっとりとした曲ですね。ギターソロはオールディーズ好きなchumaさん独特な感じの年代を感じる格好良いプレイが聴けます。

5.昭和ロックンロール

これぞ、多彩なワンダラーズな真骨頂と言える一曲かも知れません。
タイトルはコテコテな日本人バンドっぽい感じですが、内容はバリバリのヘヴィーメタル!
ハードロック!! まるでKISSの曲を聴いてるみたいな本格派ですね。
そしてアルバムコンセプトにも成ってる、1986に隆盛を誇ったジャンルをやりたいと言う事でヘビメタを!との事です。

6.Shooting Star

taishoが夜のフェリーで見た流れ星の情景が原案との事で、どこか物悲しい雰囲気で
星空が良く似合う曲です。

7.Holiday!!

50年代のアメリカの風景を思い起こしそうなロックンロール曲ですね。
リーゼントと革ジャン、ポニーテールの女の子が似合いそうな曲です。
ギターと手拍子がとても曲の雰囲気をよくして居ます。
作詞は何とハイウェイレコードの社長!元木女史というのも聴き所です!
taishoに「ベイベーと」か「セクシーヴィーナス」とか言わしちゃってます(笑)

8.荒野に咲く薔薇

chumaさん曰く、ブルースリーの映画で使われそうな曲をイメージした曲です。
クラッシックギターとtaishoのボーカルが孤高のブルースリーにぴったり、どこかハードボイルドな雰囲気も有りますね。
非常に男を感じる曲です。

9.Love is Only Way

アルバムコンセプト通りな、30年前のヤングワンダラーズが演奏してても不思議じゃない!と言う一曲ですね。

10.to the one(あの夏の日へ)

この曲こそ、このアルバム1986のコンセプトを一曲に纏めたと言っても過言ではない楽曲でしょう。
この曲の原曲は、30年前のtaishoが、相棒chumaさんに作曲したデモテープ渡しておいて、作曲者本人も忘れられてた曲。
それを、名曲だと思っていたchumaさんが、ずーっと大事に保管していたそのデモテープを元に、遠く30年の永き刻を経て、やっと完成した曲です。
「もし俺達が、30年前に解散せず、アルバムを完成させて居たら、どんなアルバムを作っただろう?」そんな思いを、まさにこの一曲に集約させた名曲なのです。
その曲だからこそ、この1986のラストを飾る曲として一番相応しいと思います。


WDRS(ワンダラーズ)/Album「1986」digest



実際の音としては、↑のyoutubeで全曲サワリが視聴出来るので、雰囲気を感じて頂ければと思います。


購入は、

★WDRS(the_wanderers)公式webのオンラインショップ
★全国のディスクユニオン&オンラインショップ
★兵庫県尼崎市にあるレコード店 ミヤコレコード塚口店
★AMAZON
★iTunes
各種で購入頂けます。

是非!!

PERSONZ「DREAMERS ONLY SPECIAL 2014-2015 ROAD TO BUDOKAN FINAL」2015/06/26 (金)

2015年07月02日 14時40分05秒 | 音楽
ロックバンドPERSONZが、東日本大震災をきっかけに、
皆が何か勇気や希望を持てる事を成し遂げよう!と、
結成30周年、日本武道館ライブの開催をぶちあげ、
この日の為に昨年から「DREAMERS ONLY SPECIAL 2014-2015 ROAD TO BUDOKAN」
と言うツアーをやって、遂にこの日、ツアーファイナルとして24年振りの日本武道館公演。

筆者も青春時代、DEAR FRIENDSで入った人なので、PERSONZは青春を彩ったバンドの一つです。
そんなPERSONZが24年振りに武道館を目指すって熱いじゃないですか!!?
筆者は青春時代は、生来の出不精という事もあり、CDは沢山聴くけどライブには行かない。
という人間でした。
しかし最近はライブにこそ素晴らしい物が有る。というのを実感して、率先して行くように成りました。

そんな中の24年振りのPERSONZ武道館ライブ、青春時代に聴きまくったバンドの生演奏が、
メモリアルな会場でライブで見れるチャンス!
と思い、チケットを取りました!

当日は平日の金曜日という事もあって、仕事終わりで行くことに成りましたら、
途中の東京メトロ東西線のシステムがよく解ってなくて、手間取りました。
その影響で、現地に着いたのは開演まじかのギリギリ!(汗)

席を発見する直前に暗転したのはビビリました…
でも何とか席にたどり着き、このライブに向けて作られたと思われる最新アルバム「夢の凱旋」のリード曲
「SONG OF CELEBRATION」のSEが流れ、大型スクリーンにメンバーの映像が流れ、
会場が一気に盛り上がった。

そしてメンバーが登場して「Fallin' Angel ~嘆きの天使~」でライブは始まり、
続いて「7COLORS(Over The Rainbow)」で会場を温める。
筆者もノリノリだ!
冒頭はヴォーカルのJILLさんは最新アルバム「夢の凱旋」でのアルバムジャケット写真の、
赤い女王様の衣装で登場してました。

この日は武道館と言う事で、このライブに合わせて発売されたと思われる「夢の凱旋」から
多く選曲されるとばかり思って居たが、蓋を開けてみれば昔からのファンを大切にするアルバム曲で攻めて来た。
実は筆者が知らない曲も多かったのだけれども、どれも良い曲で、後でセットリストを調べて
新たに音源を買おうかな?と思った程でした。
中盤からは一気に絶頂期の頃のシングル曲のオンパレードで、筆者も会場もボルテージはMAXでした!
そして本編のラストに「FUTURE STAR」を演奏してくれたのは嬉しかったですね。
この曲はシングル曲ではあっても、中心メンバーのギター本田毅さんが脱退した直後の曲だったので、
バンドとしても悩み多き時代の曲だと思うんですよね。
現在は本田毅さんもサポートメンバーとして復帰されてますが、本田さん不在時代の曲なので
演奏されないかな?と思ってただけに嬉しかったです。
因みにこの曲は当時ギターを弾いたのが布袋寅泰さんと言うのも話題でした。
その本田さん演奏バージョンですからね。
あとで知ったのですが、この曲は明るい未来を見据えた前向きな歌詞と言う事で、
最近でも頻繁に演奏されてる曲だそうです。
今回も、武道館が終っても前向きに活動を続ける。と言う強い想いも有っての選曲っぽかったですね。

アンコールはこのツアーのテーマ曲と成って、音源化される前からツアーで演奏されて居た、
最新アルバム収録の「DREAMERS ONLY」そして代表曲の一つでもある「TOKIO'S GLORIOUS」が演奏される。

そして、メンバー捌けるが、会場はもっともっと欲しがります。
そう、あの曲がやってませんもんね!
筆者もあの曲を生で聴きたくて来たと言っても過言では無いので欲しがります(笑)

そしてメンバーが再再登場して、まずは最新アルバム収録曲で友達の大切さをしっとり歌った「ALONE」
そして遂にあの曲が!!!

「DEAR FRIENDS」!!!!!!

ドラマ「ママハハ・ブギ」で知って大好きに成ったこの曲を遂に生で聴けて凄い感激でした!
そして会場は大合唱!!
最高でした。

そして、この日は、小中学校時代からの親友で、最近SNSで再会し、PERSONZがずーっと大好きだと知り、
筆者も応援してるFC東京も応援してると言う旧友もこのライブに来てると言う事で、
久し振りに再会して旧交を温める等、色々最高な夜に成りました。


-セットリスト-

Fallin' Angel ~嘆きの天使~
7COLORS(Over The Rainbow)
SPECIAL SPARKLIN' HEARTS
REMEMBER (Eyes Of Children)
BRAVEHEART
HALLELUJAH
PRECIOUS LOVE
MOONSTRAUCK ~ 月の輝く夜に
Singin' In The Rain
VENUSの憂鬱
LUCKY STAR
BE HAPPY
MAYBE CRAZEE -I LOVE YOU-
Dreamers
FUTURE STAR

-EC1-

DREAMERS ONLY
TOKIO'S GLORIOUS
MIGHTY BOYS-MIGHTY GIRLS

-EC2-

ALONE
DEAR FRIENDS

ザ50回転ズ Back To The Kids Tour2015ファイナルワンマン in 新宿ロフト

2015年06月26日 16時06分36秒 | 音楽
行って来ました!初ザ50回転ズ!!!

このバンドは、カラオケJOYSOINDのSNSサービス、うたスキや、twitterで、岡村靖幸さん好きキッカケで交流させて頂いてる方から教えて頂いたバンドでした。(岡村ちゃんとは全然音楽性が違いますが…(汗))
初めはバンド名や見た目がコミックバンドっぽくて(アー写がいつも変顔してる)正直食指が動かなかったのですが、筆者が聴いてるSAと仲が良く、NAOKIさんなんかが弟分のように可愛がってる様子を見て興味が湧き、曲を聴いたら凄い格好良くて、今まで拒否反応してた自分を叱りたい気分でした(苦笑)
それ以来、どハマリで、好きな曲が入ってるアルバムも何枚か買いました。
そしてかねてからライブに行きたい!と思っていたのですが、遂に待望の近場新宿でのワンマンlive!と言う事で初参戦でした。

実はライブ通してセットリストは知ってる曲が半分も無かったのですが、序盤の曲は
勢いがある曲が多く、お客さんもノリノリで、私も知らないけど凄いのれました!
普段CDでは勢いだけの曲はあまり得意ではないのですが、ライブはお客さんとのライブ感が何より大切なので、凄い良かったです。

それと一曲目のWE ARE THE KIDSが凄い名曲!
知らないのに一発で気に入りました。
2曲目はバンドのテーマ曲でお客さんも十分に温まりましたね。

中盤にも、知らないのに嵌った名曲「NO NO NO」とか良かったですね。
そして感激だったのは、私がこのバンドの名曲だと思ってて、カラオケJOYSOUNDのリアルタイムリクエストでカラオケ化させた「I can not be a good boy」を生で聴けた事!

そんな流れで終盤、ドラマ「荒川アンダーザブリッジ」のテーマ曲「涙のスターダスト・トレイン」
そして、モヤモヤさまぁ~ず2のテーマ曲にも成った「ロックンロール・マジック」
でテンションMAXでした。

初めてのザ50回転ズでしたが、本当に来て良かったです。
今年のライブでは1・2を争うライブでした。


-セットリスト-

WE ARE THE KIDS
50回転ズのテーマ
ハートブレイカー・ブルース
レッツゴー3匹!!
サンダーボーイ
KILLER
エイトビートがとまらない
ゴキブリ讃歌
ドキドキの証明
TEENAGE SHOCK
LET ME ROCK
拝啓、ご先祖様
少年院のソナタ
That's The Way A Woman Is [The Messengers]
NO NO NO
1976
Please Don't Say
眠れないよ
I can not be a good boy
故郷の海よ
涙のスターダスト・トレイン
YOUNGERS ON THE ROAD
ロックンロール・マジック
Thank You for RAMONES
おさらばブギウギ

-EC-

What A Wonderful World [Louis Armstrong]
たまにはラブソングを

-EC2-

Mr.1234Man

個人的に、THE JUNEJULYAUGUSTで凄くカヴァーして欲しい曲が有ります

2015年05月10日 23時10分57秒 | 音楽
THE JUNEJULYAUGUSTのドラマーKAZIさんこと、梶原幸嗣さんが青春時代に大好きだったバンドが、筆者も大好きだったJiænと言う事で、前々からTHE JUNEJULYAUGUSTでカヴァーして欲しい曲が有りました。

KAZIさん的には、カヴァーするならJiænと思われるかも知れませんが、筆者がカヴァーして欲しいのは、Jiænでは無く、西城生馬&MONOLiTHの「VOYAGE」と言う曲です。

何で、KAZIさんが好きなJiænじゃ無いんだ?って思われるかもですが、理由は簡単で尚且つ重要で、この曲が凄いTHE JUNEJULYAUGUST映えする曲だからです。
西城生馬と言うヴォーカリストと、高野哲と言うヴォーカリストは、全く系統の違う声、ヴォーカリストです。
しかしこの曲は、きっと高野哲さんの搾り出す様な狂おしく切なげな声で歌っても凄く格好良いとイメージ出来るからです。
PIANOパートも、佐藤統さんのPIANOがピッタリで、そしてそして、ドラムもジャズドラマーの様な顔も持つKAZIさんが叩くと凄い格好良く成ると思いました。
特にKAZIさん特有のテクニック「タラララ…」って叩くのを織り交ぜて、ジュンジュラっぽいアレンジにしたら、もう完全にジュンジュラの曲の様に成って格好良いと、お風呂でこの曲を聴いてた時に、凄いジュンジュラで聴きたい!と言うインスピレーションが降りて来ました。

このカヴァーが実現したら、ジュンジュラのファンにも、KAZIさんがリスペクトする先輩に、こんな格好良い曲を作る先輩が居るんだよって知って欲しかったし、
西城生馬さんと交流が有る方達にも、JiænをリスペクトするドラマーKAZIさんが所属するTHE JUNEJULYAUGUSTと言う格好良いバンドを知って欲しかったし、そのバンドがこの曲をカヴァーすると、こんなに格好良く成るんだよって事で、知って貰いたい(知って貰える)と思ったからです。

もう、これは完全に筆者の勝手な妄想ですが、もし実現したら凄い格好良いなぁ~と思いました。
KAZIさんが記事を読んでくれて、インスピレーション掻き立てられてたら嬉しいです。

REDЯUM 一夜限定再結成LIVE「Six Years」 in阿佐ヶ谷LOFT A

2015年04月27日 16時40分51秒 | 音楽
2009年4月25日に解散したバンド、「REDЯUM」の、 6年振り再結成ライブに行って来ました。
(blog更新が凄く時間が掛かり大変お待たせしました。)

このバンドは、LUNA SEAのSUGIZOさんが認め、自らのレーベルから音源を発売する等、SUGIZOさんが見出だしたバンドで、メンバーには元THE BACK HORNのメンバーも所属してました。
そしてTHE BACK HORN自体もREDЯUMをリスペクトして居ました。
また「凛として時雨」のドラマー、ピエール中野さんや、シンガソングライターの石崎ひゅーいさんも評価して居た、音楽を知る人ぞ知ると言うバンドです。
ドラムでリーダーは、現在THE JUNEJULYAUGUSTでZIGZOの高野哲さんと活動したり、HUMAN TAILで活躍する梶原幸嗣(KAZI)さん。
筆者の音楽趣味的に言わせて頂くと、元Jiænのフッチさんに影響を受け、尊敬して居ると言う方だ。
このREDЯUMは、フッチさんが所属してるKOINUとも対バンして居る。

またREDЯUM自体も、ソフトバレーのアルバム「MENOPAUSE」にバックの3人が参加してたりと実力が凄いバンドです。

筆者は、Jiænが大好きと言う事で、ネットを検索して居たら、KAZIさんのblogに行き当たり、KAZIさんもJiænが大好きな方だと知り、それが縁で僭越ながら交流させて頂ける様に成り、彼が演奏する音楽にも興味が沸きました。

このREDЯUMと言うバンドは、KAZIさんとやりとりをさせて頂いた時には既に解散してしまって居たので、リアルタイムでは知りませんでした。
ただ、後追いで聴き始めて居たので、曲も演奏もとても気に入ってしまいました。
バンドの情報も後追いで色々仕入れた中で、リーダーKAZIさんの解散宣言を受けてのインタビュー記事等も読んで居ました。
その時の記事がこちら(この後の文章にも伏線的に成ってるので御一読して頂けると嬉しいです)
その記事では、「解散するなら再結成は絶対しない」と明言されてました。
再結成をしないと言うのは、解散の条件の様な印象も受けました。

またKAZIさんと交流させて頂いてからも、SNS等の発言で、度々REDЯUMと言うバンド名は出てきますが、「REDЯUM音源を偶に聞き返す事が有るけど、やっぱり良いね!でも再結成はしないけど」みたいに、釘を刺す感じで可能性を否定してるのも拝見してたので、漠然と、このバンドは絶対に再結成は無いバンドなんだな。と筆者の中では常に思ってました。

それが今回の再結成の話。
どう言う心境の変化なのかな?と思って居たのですが、SNSやblog等の発言に拠れば
「4人全員揃って健在で居る時に、再結成出来る時に再結成しないと後悔する」
と言う様な意味の事を発言してたと思います。
この発言を拝見した時、筆者は或る一人の人物の顔が浮かびました。
ただ、詳しく言った訳では無いので、その人物が切っ掛けだったのか?は、あくまで筆者の直感です。

REDЯUMはリアルタイムでは聴いてませんでしたが、KAZIさんと交流を持たせて頂いてから、他の音楽好き知人から薦められた事も有り、THE JUNEJULYAUGUSTを聴く様に成り、KAZIさんの多彩なドラミングも大好きに成ったので、REDЯUMも後追いで聴く様に成りました。

暗い感じや物悲しい雰囲気で、筆者個人的感想としては、REDЯUMがTHE JUNEJULYAUGUSTの前身バンドなのでは?と感じました。
高野哲さんはKAZIさんと友人と言う事で、REDЯUMの作曲でも参加されてたりしてたので、哲さんがREDЯUMの様な音楽性のバンドをやりたくてKAZIさんを誘ってジュンジュラを結成したのかな?と想像しました。
まぁ個人的感想なので真相は判りませんが、兎に角ルーツ的な物も感じて、それとREDЯUM時代には既にKAZIさん独特のドラミングが聴けるので、REDЯUMも聴く様に成りました。
そして、もし生で観れる機会が有るならば、是非、と言うか絶対に観てみたい!と言う思いが強かったので、今回の再結成発表はとても嬉しかったです。

と言う事で、再結成一夜ライブは二部構成との事でしたので、
筆者は二部の方に参加しました。

現地に着くと入り口ではKAZIさんのHUMAN TAILでの盟友、窪洋介さん(西城生馬さんを超リスペクトヴォーカリスト)が、周りを見ると他のHUMAN TAILメンバーも集結してました。
そこへ次々と挨拶に現れるミュージシャンと思われる面々。
会場入りしてもお客さんも多いけど、やはりミュージシャンと思われる面々が凄く集まって来てくれてる様子が判りました。

これはやはりREDЯUMと言うバンドのクオリティーの高さとKAZIさん始めメンバーの人徳なのだろうなぁ~と思いました。
(バースペースではTHE JUNEJULYAUGUSTの盟友、佐藤統さんの姿も!)

OPSEは活動してた頃に使ってた物をしようしてたみたいですね。
SFの様な、とても幻想的で不思議な気持ちでメンバーが登場!

初っ端は「逆光」と「スライダー」と言う8ビートのアップテンポで格好良い曲で一気にボルテージをアゲアゲにされます。
特にスライダーは、とてもキャッチーでもあるので、筆者がREDЯUMを聴き始めて一番好きに成った曲です。
それが生で聴けて本当に良かった!
後でこの日のセットリストを拝見したら、第一部ではこのスライダーが演奏されて無かった様なので、二部の方に参加で大正解でした。
と言っても、一部と二部では意外とセットリストで個性が出てたみたいなので、一番正解は一部二部両方観ると言うのが正解だったかも知れませんね。

REDЯUMは活動してた時はMCをしないバンド、として拘ってたとの事ですが、(確かにREDЯUMの音楽性だと、MC無しに淡々と演奏してた方がクールな感じでシックリ来ますよね)しかし今回は、記念の再結成ライブと言う事で、ちょくちょくMCを入れるとの事でした。
「同じMCや曲を何度もしますけど、初めて聴いた体で聴いて下さい(笑)」
と言うネタ話や、MVの撮影での苦労(笑い)話とかで、多分クールだった本活動時代とは違う暖かい雰囲気で会場の時間が流れます。

演奏も、外さんのベースも、剛さんのギターも格好良いです。
特に剛さんは、今日は爆音禁止な阿佐ヶ谷ロフトと言う事でアコギでしたが、CDで演奏されてるエレギと遜色の無い迫力の有る演奏で圧巻でした。

ラスト近くのMCタイムで、メンバーそれぞれ、この日の想いを語る場面が有りましたが、この時、KAZIさんが再結成発表時に言ってた事を、もう少し踏み込んだ表現で話してくれました。
「以前までは、再結成するバンドって格好悪い。って思ってて、絶対に再結成はしない言ってたんだけど、去年、尊敬するミュージシャンの先輩が亡くなるって事が有って、メンバーが欠けてしまったら、もうその時は再結成したくても出来なく成ってしまうって思って、今はメンバーが健在だし、再結成したいと思ったら、元気なうちに再結成するのって、格好悪く無いんじゃないか?って思い始めて、友人とか先輩とかに相談したら、皆がやればいいじゃん!って背中を押してくれました」
と言う様な意味の話をされました。

KAZIさんのこの話を耳にした時、名前こそ出さなかったですが、やっぱり西城生馬と言う偉大なヴォーカリストの死が、KAZIさんの中でも大きかったのだと思いました。
筆者も以前、当blogで、生馬さんが逝去した際に、これでJiænの再結成は物理的に不可能に成ってしまいショック…
と言った様な事を書いたと思いますが、KAZIさんもきっと同じ気持ちだったのだろうと感じました。
そしてそれをREDЯUMと言う素晴らしいバンドにも重ね合わせて、評価してくれてたファンが悲しまない様に、そして何よりも自分達が後悔しない様に、そう思う切っ掛けに生馬さんがしてくれたのかな?と思いました。
勿論、個人名を出した訳では無いので、切っ掛けは生馬さん一人では無く、他にも何人かの偉大なアーティストさんの死が有った、その中の一人と言う事なのかも知れないけど、KAZIさんと知り合う事が出来た切っ掛けが、お互いにJiænが大好きだった事なので、筆者の勝手な想像では有るけど、この一夜が生馬さんが導いてくれた御縁だったのかな?と、そのMCの意味をこの会場で知ってる少ない一人だとすると感慨が深かったです。
(思い込みかも知れませんが)

そしてライブラスト曲前のMCで、ヴォーカルのYUMIさんが、この一夜への想いをMCされました。
6年振りにステージに立ち、6年のブランクが有ったのに、大勢の温かいオーディエンスが駆けつけた、と言うのが嬉しかったと言うのが一番だと思うけど、途中言葉を詰まらせ、思わず嗚咽を漏らし、色々な想い、感情が溢れ返り、気持ちと言葉が纏まらない、と言ったような様子に、やはり単純に沢山のお客さんが来てくれて嬉しい、と言うだけでは無い、色々な想いが有るのだと感じました。
その感情はラスト曲の「ウツクシイカゼ」の曲中にも、歌が詰まってしまう程の昂りでした。
此処からはYUMIさんの心中の個人的な想像です。REDЯUMと言うバンドの解散は、ヴォーカルのYUMIさんが脱退を申し入れた事に因る事だと記事等で聞いていました。
もっと具体的に言うと、脱退と言うより、引退(普通の女の子に戻りたかった)を望んだと認識して居ます。
ヴォーカルを交代させてバンドを続けると言う道も有りました。YUMIさんもバンドメンバーの凄さは知っているので、その道を望んで居たとも。
しかし、リーダーのKAZIさんは、YUMIさんをリスペクトし、YUMIさんの声がREDЯUMの魂なのだと言う想いが有る為、その魂が辞めるならREDЯUMも解散。
と言う様に決断したとも聞いて居ます。
それを聞いて翻意はしなかったけれど、やはりYUMIさんの中でも“REDЯUMを壊してしまったのは私だ。”と言う自責の念を、この6年間ずーっと密かに思って居たのではないかな?と思いました。
メンバーの仲が悪くて解散した訳では無いので、解散後も交流は有った(メンバーで飲んだ写真とかも拝見してました)けど、解散したら再結成は絶対にしない。と言うポリシーの為に、永遠に復活する事は無いバンドを自分が永遠に無くしてしまった。と感じてた様な気がしました。
だから、あのYUMIさんの涙、嗚咽、MCで上手く言葉に出来なかった状況、ラスト曲での歌の詰まりには、自分のせいで永遠に蘇る事は出来なく成ったと思っていたREDЯUMが復活出来て、また6年前と同じメンバーとステージに立てた奇跡に、例えメンバーからは責められては無くとも、自分の中での自責の念から開放された様な、そんな印象を受けました。
そしてその上で、6年振りのステージに、ファンや、音楽関係のシンパな仲間が、大勢集まってくれた感動が、感情の津波と成ってYUMIさんの心を包んだ気がしました。

ラストのウツクシイカゼが、フィナーレ感の有る名曲と言うのも併せて、YUMIさんの感情を見ていた筆者も、感動を抑える事は出来ませんでした。

とても素晴らしい復活ライブでした。本当に観に来て良かったと思いました。

そして個人的には、この素晴らしいこの日の縁は、やはり西城生馬さんが作ってくれた縁だったのかな?と思わずに居れませんでした。
生馬さんが晩年、一番気に掛けて居たで在ろう格好良い後輩ドラマー、梶原幸嗣さん。
きっとこの日のステージも、天国から見守ってくれてた気がしました。



2015 4/25 REDЯUM「Six Years」2部 SETLIST

1.逆光
2.スライダー
3.CIRCLES
4.僕だけのパーティー
5.ジェリコ
6.TOKYO
7.背中
8.翳りの街
9.鮮やかな色
10.真夜中の来訪者
11.緑の砂漠
12.紅く光る。
13.冬の匂い
14.ウツクシイカゼ




PS:純粋にREDЯUMで検索で来た方には、度々出て来るバンド名、Jiænとか、西城生馬って人名に、何だよREDЯUMと関係無いだろう!
と思われると思います。
筆写がKAZIさんと言う素晴らしいドラマーを知った切っ掛けがKAZIさんもJiænが好きだったからって事と、実際にこの日のライブには西城生馬と言うボーカリストとの縁を感じたので、多めに書かせて頂きました。
これに関しては、もしかすると記事を読んでくれた時のKAZIさんも迷惑に感じてしまわれるかも知れないとも思いましたが、
別の方面で、最近、当blogは、Jiæn関連のワード検索で辿り着く方が非常に多いと言う事と、この記事は筆者のFacebookにもシェアの予定で、Facebookには最近、元Jiænのメンバーや友人の方々とも繋がって頂ける様に成ってるので、Jiænをリスペクトして居るドラマー、KAZIさんの音楽活動を、その方達にも是非知って頂きたいと思い、そちら方面からも記事を読んで頂ける様に書きました。ご容赦下さい。

そうそう、序と言っては何ですが、西城生馬関連と言う事で、以前からKAZIさんに読んで頂きたい事が有ったのでオマケで書いてみました。

SUGAR N' FAT FREE / Half TOMBI (Kan&Hideru)in SourireのLIVEに行って来ました。

2015年04月08日 16時14分55秒 | 音楽
筆者が青春時代に熱狂してた伝説のロックバンド「Jiæn」の、歴代ベーシストが一堂にかえすと言うLIVEが、横浜は長者町に有るスモーキー2号店の「Sourire」で行われると聞き、行って来ました!

一番手は、みっちゃんさんの最近活動を開始したバンド「SUGAR N' FAT FREE 」
実はJiæn歴代ベーシスト揃い踏み推しな感じで来たっぽいでだしでしたが、一番はこのみっちゃんバンドが凄く良いから、って言うのが大きいと思います。
1月の西城生馬さん追悼ライブで初めて見て、渋いブルースロックっで嵌りました。

ボーカル・ギター。;みっちゃんさん
リードギター:大木孝志
ドラムス:KG

この日はこの3人。
ボーカルのみっちゃんさんの声も切な気で味が有って良いです。
リードギターの大木さんがまた燻し銀で凄い実力派を実感させる渋いギターを奏でるんです。
そしてドラムスのKGさんは、初期MONOLiTHのドラムを努めてらした方(西城生馬ソロアルバムはKGさんの太鼓)です。

こちらを御覧の方でも、ブルースロックって何ぞや?と思う方もいらっしゃると思いますので、SUGAR N' FAT FREEと言うバンドを聴いた事無い方には、どんな感じか?
のイメージが付け辛いと思います。
筆者もあんまり音楽の造詣に深くも無いので、専門的な事も言えず陳腐な例えに成ってしまいますが、解り易く平易にと言う意図なので御了承戴けると嬉しいですが、解り易く例えるならば、沖縄音楽に傾倒する前の、初期のBEGIN。と言うと解りやすいかな?
沖縄音楽バンドに成る前は、BEGINは渋いブルーストリオでした。
「恋しくて」とかを想像して戴ければと思います。
みっちゃんさんの声や歌い方も、何処と無くBEGINのボーカル比嘉さんの趣が有ります。
(え?筆者のリアル知り合いからは、BEGINボーカルに似てるのはお前だろ!?のツッコミが聞こえる気がしますが、気のせいと言う事にして置きます(笑))

SUGAR N' FAT FREEは、オリジナルも格好良い(既にもう音源にして貰いたい位)ですが、カヴァーも渋いですね。
この日もサム・クックとか渋い曲のカヴァーを聴かせてくれました。
(前回も、スタンドバイミーが格好良くて、帰宅した途端にスマホに入れ忘れてた事を思い出して入れました)
そして最後は、西城生馬ソロの名曲「海へかえるぜ」です。
ドラムが海へかえるぜ録音時メンバーだったKGさんが太鼓を叩いてるのにも感慨深いです。

そんな感じで、今回も堪能致しました。


そして次はハーフTOMBI!
冒頭カンさんがMCで「大先生じゃ無い方の二人のTOMBIがやって参りましたぁ~!」
何て事を言ってましたが、(大先生の方の二人と言うのは、メジャーで活躍するレゲエバンド、ホームグロウンのメンバーでもある二人。と言う意味でしょうか?)
Jiænファンの筆者から言わせれば、伝説の方の二人TOMBIがやって来ましたぁ~!!
って感じですよね。
フルメンバーでは無かったですが、安定のパフォーマンスと言う事で、今回もブルージーなレゲエの世界を堪能しました。
今回、面白かったのは、THE BLUE HEARTSのトレイントレインのレゲエアレンジカヴァーが聴けたのが良かったです!

こうしてアンコールもこなし、全演奏終了で終演かな?
と思ってたら、何と最後に今日の2バンドが再びステージに上がり、SUGAR N' FAT FREEと二人TOMBIのスペシャルセッションバンド!!
曲は西城生馬トリビュートライブでも演奏された松田優作さんの「YOKOHAMA HONKY TONK BLUES」
格好良い!!
実は後で知ったのですが、SUGAR N' FAT FREEのリードギター大木さんは、松田優作さんのバンドメンバーだった方だとか!
道理で味の有る渋い音色(トーン)を奏でると思いました。
そして予想外のこのセッションのお陰で、Jiænファンには堪らない、初代、二代目、三代目のJiænベーシスト奇跡のワンショットが撮れました!

御三方はそれぞれJiænを名乗りましたが、パートが同じと言う事で、Jiænとしては同じステージに立つ事は無かったと思いますが、こうしてその三人が揃って音を出していると言うのは、ファンとしては嬉しいですね。

そんなスペシャルな横浜の夜を、筆者は堪能しました。



最近、当blogの訪問者検索ワード上位はほぼJiæn関連のワードが多く、Jiænファンだった方達が多く情報収集の為に訪問下さっていると思います。

Jiænが好きって事は、8ビート系が好きな人が多いと思います。
でも、今三人がやってる音はブルースとブルージーなレゲエと、Jiæn的な物を期待する人達には方向性が全然違うと思います。
でも、Jiænもビートだけじゃ無くて、色々な要素が有るのが凄いって言われてたバンドだったじゃないですか?
そう言う色々な要素をちゃんと好きだった人、色んな音楽を聴いた人には、Jiænが色々な要素が有った幅広い音楽性のバンドだと言うのが改めて実感出来ると思うし、三人がやってる音楽がレベルの高いクオリティーだと言うのも解って貰えると思います。
だから、是非ビート系としてのJiænが好きだった人も、その後色々な音楽を聴いてたならば、その良さは解ると思うので、是非聴いて欲しいです。

【Jiæn歴代ベーシスト3人揃い踏みの奇跡のワンショット!】
右から、初代のヒデルさん。二代目のみっちゃんさん。三代目カンさん。

THE KIDDIE 解散LIVE 「ユメヲハコブネ ツアーファイナル in ゼップ東京」

2015年04月05日 13時26分11秒 | 音楽
年度末最終日に、昨年末に解散を発表していた。THE KIDDIEの解散ライブに行って来ました。


今回はライブレポート的なのは簡単にしまして、バンド解散と言う事で、THE KIDDIEと言うバンドに関する思い出を中心に書きます。

ライブは解散ライブらしく、メジャー進出後にバンドを離れてしまったファンも久々に駆け付けたって感じの
「私最近の曲全然知らないんだけど、ノレるかしら?」な会話もチラホラ。
そんな感じだったので、渋谷公会堂のライブより人は来てた印象が有りました。

スタートはメジャデビュー曲のSmailからスタート、ずーっとボーカルの揺紗のMCも明るい感じで、解散を感じさせない物だったので、レギュラーセクションのライブ自体は、これは解散ライブなのかな?と言う普段どおりのライブでした。

が、急に、解散を意識し始めるのはアンコールからの演奏の時、今日は初期の頃のファンも駆け付けて居るだろう事を意識してか、演目もインディーズの頃の名曲のオンパレード。
特にオーラスのNOAHでは、サビの歌詞をファンが大合唱。この歌詞がこれからもバンドとファンの関係は続くと言う事を感じさせる内容の物なので、涙を誘います。
ファンは勿論号泣しての大合唱、メンバーも涙を堪えての演奏で、これでKIDDIEは本当に終ってしまうんだ… と実感が込み上げて来て、悲しかったです。

そして全ての演奏が終わり、メンバー一人一人からファンへの最後の言葉が贈られます。

特に筆者が印象に残ったのは、ギターの淳の言葉。
彼は、ライブで見て初めてから判ったけど、多分凄い真面目な性格の好青年と言う印象だったけど、まさにその印象通りの、ファンとバンドを思った素敵な言葉だった。

以下、正確では無いけど意訳
「ファンの皆は、バンドは無く成って道標みたいなのが無く成って、辛いと思う。バンドは無く成るけど、KIDDIEの曲はずーっと残るから、俺達初期の頃から、永遠に残る曲って言って貰える物を作って来た自信が有るから、だから初期の曲も、今でも演奏してる。そう言う自信を持って残した曲達はずーっと残ってるから、もし俺らが居なくて辛くなった時、俺達の曲を聴いて元気に成って欲しい。俺達の曲はずーっと君達と一緒に居るから」
みたいな事を、言ったんですよね。

筆者が好きなバンドが、リアルタイムで解散を目撃したのは、Jiænに続いてTHE KIDDIEが二回目なんですけど、正直Jiænの解散ライブは、今思うとメンバーは凄いサバサバしてた印章が有る。
また、メンバーの一人に、解散からの変わらぬバンドへの想いを否定された事が有る者としては、この「ずーっと聴いてて欲しい。ずーっとバンドの曲はファンと共に有るから」って言葉は、ファンは凄い救われたと思う。
他のメンバーも色々良い話をしてくれましたけど、筆者はこの淳さんのメッセージで、この日一番の感動を頂きました。
淳さんはステージでも控えめな感じなので、KIDDIEのギターと言うと佑聖と言うイメージだったのですが、もう解散ライブでは有りますが、筆者は淳さんが好きに成りました。
もしこれからもギタリストのキャリアを積まれて行くのなら、応援したいなと思いました。

そして終演。
終演後のSEが成っても、会場の証明が点いても、お客さんは全然帰ろうとしません。
それどころか、SEのKIDDIE曲でまた合唱が始まり、更には所々から、アンコールの催促コールである「全然、足りな~い!」コールも出る始末。

これでは締めれないとスタッフが思ったのか、最後の最後にヴォーカルの揺紗がステージに登場して「皆帰らないと会場のスタッフも困るから(笑)」
と言う事で、最後の最後、揺紗とファンで一本〆をして、和やかに終りました。

いやぁ~、本当に良いバンドだった。
またファンも凄い温かいバンドだった。
ヴィジュアル系バンドのファン(バンギャ)って排他的と言うか、怖いイメージが有るんですが、KIDS(KIDDIEファンの呼称)は良い人が多いですね。

筆者は普段から、ファンの人柄ってアーティストを写す鏡だとも思って居るので、このファンを持つKIDDIEはやっぱり良いバンドなのだと改めて思いました。

と言う事で、THE KIDDIEは解散しましたが、これからもメンバーの動向は注目したいと思います。そしてこれからもKIDDIEの曲は聴き続けます!




そして、筆者がTHE KIDDIEを知った切っ掛けをくれたのが、ネットで知り合ったバンギャの友達。
彼女に薦められて、KIDDIEのHPに行った時に、サンプルで流れてたのが、結成して最初に作ったと言う曲「青」

もう凄いPOPで、一発で気に入りました。

そのバンギャの娘は「みくたん」と名乗って居たのだけど、自傷癖が有るので凄い心配してました。
その後音信が途絶えてしまって、今はどうして居るのか凄い心配なのですが、みくたんはKIDDIE初期の頃から全国行ってたみたいなので、もしかしたら初期のファンの間では有名な方なのかも?と思いました。
みくたんは、らむたんと言う方とコンビで居る事が多かったみたいです。
そう言えば揺紗がMCで「KIDDIEは8年も活動したから、ファン同士、ライブで知り合って友達に成って、結婚して子供が出来て、その友達とも喧嘩してって事も有ると思う」
って話を聴いた時、あれだけ仲が良い様子を見せてた、みくたんと、らむたんと言う二人が喧嘩して仲違いしてしまった時の事を見てたので、それを思い出してしまった…
音信不通だけど、まだKIDDIEのファンをしてれば、ライブに行ったらバッタリ出くわす事も有るのかな?とか思った事も有るけど、もしKIDDIEで検索してHITした方で、みくたんの元気なのをご存知の方が居たら教えて欲しいです。
(会いたい訳では無く、元気だと知れれば安心です)

あと、みくたんがV系好きって事で、筆者はV系黎明期のV系を聴いてたので、V系ギタリストの室姫深さんの話題絡みでDIE IN CRIESとかマッドカプセルマーケッツの話題をしたけど、みくたんは「知らない」と言ってたけど、マッドは聴かせた時に「好きだ」って言ってくれたね。

あの時知らないと言ってた室姫深やマッドだけど、その後、君がKIDDIE以外で好きだと言ってたジャンヌダルクのYASUがやってるアシッドブラックチェリー(ABC)のメンバーに室姫深が成ったんだよって話や、マッドカプセルマーケッツの宮上元克さんは、KIDDIEの佑聖とシド明希のソロで一緒にやったんだよ。
とか色々話したかったなぁ~と言うのは思いました。

何か、THE KIDDDIEの思い出って事よりも、みくたんの思い出みたいに成っちゃってますけど(苦笑)
兎に角、THE KIDDIEが解散したのを見て、KIDDIEと言うこんな素敵なバンドを教えてくれた、みくたんにお礼が言いたかったのでした。
ありがとう。

とみぃ的 「TOKIO」楽曲ベスト10!!

2015年03月08日 19時45分02秒 | 音楽
久々の個人的アーティスト楽曲BEST10のコーナーです。今回はジャニーズのロックバンドTOKIOです。
最近色々ノンジャンルで名曲や名アーティストの楽曲をスマホ入れてたら、不意にTOKIOって普通に良い曲多いよね?
って思いまして、今回のベスト10発表を思い立ちました。それではどうぞ!

1.KIBOU
2.リリック
3.Future
4.宙船
5.花唄
6.AMBITIOUS JAPAN!
7.Julia
8.Everybody Can Do!
9.DR
10.愛の嵐

1位は黒猫ヤマトのCMソングで御馴染みの「KIBOU」です。
ドラマ泣くなはらちゃんが話題だったリリックを抑えての1位です。
この曲はCMでメンバーの爽やかさを表す様に曲も凄いキャッチーでテンポやメロディーも綺麗だから大好きです。
「リリック」はやっぱり良い曲ですよね。
3位の「Future」もヤマト運輸のCM曲でKIBOUと重なる部分が多いですが、こちらはサビだけが特出して良い感じなので、曲全体のバランス的にこの位置に成りました。
4位は中島みゆきさん作曲の「宙船」です。この曲が一般的には一番有名な曲かな?
5位の「花唄」は、応援歌みたいで聴いてると元気に成りますね!
6位はこれぞTOKIO!って感じの代表曲ですよね。
7位は「Julia」アップテンポで有りながらメロディーが切なさを感じさせる感じで良いですね。
8位はこちら葛飾区亀有公園前派出所の主題歌で御馴染みですね。
9位は「DR」。こちらも雰囲気がシリアスな感じで有りながらメロディーは覚えやすい曲で好きです。
10位はギタリストの布袋寅秦さんが作曲の曲です。TOKIOはアイドルのイメージが強いので、余り注目されませんが、リーダーの城島さんは重機の操作とかして、ただのオッサンなイメージも強いと思いますが(苦笑)
実は本格的なロック好きな方ですよね。
有名な所ではロックバンドのKATZE(私が敬愛する西城生馬さんの大親友、中村敦さんが所属してたバンド)が大好きと言うのは、かなり音楽が好きじゃ無いと判らないですよね。
だから実はギターも普通に上手いんですが、それが一般的には余りフィーチャーされて無かったのです。
ですがこの曲は布袋さん作曲と言う事で、ギタリスト城島茂が凄いフィーチャーされた曲に成ってるので、曲はクセが有るのですがランクインさせました。

ランキング的には、1位がタイアップ曲ながら、ベスト盤的なのには入っていないKIBOUが1位なのが、個性的かなぁ~と思いました。
他にもアイドルな初期曲の代表曲「LOVE YOU ONLY」とか「うわさのキッス」とか、「ありがとう… 勇気」「Mr.Traveling Man」とか他にも良い曲が多いので悩みました。

個人的に、TOKIOには城島リーダーが大好きな中村敦さんか高山克彬さんにTOKIOの曲の作曲発注をして欲しいなぁと思ってます。
それかKATZEのカヴァーも良いですね。是非実現して欲しいです。リーダーの為に!!

TOMBI 2/21@溝口ハレノヒ アコースティックワンマンLIVE

2015年02月28日 02時03分23秒 | 音楽
LIVE参戦から一週間経ってしまいましたが、久し振りのTOMBIが良かったのでBLOGにしました。

TOMBIライブは実に4年振りです。

前回が初体験で、2011年一月のモアイ&カピイでの十何周年記念ライブ週間の一環として行われた、TOMBIと西城生馬&MONOLiTHの2マンLIVE以来でした。
前回観に行った以前までは、まだ正直TOMBIに嵌ってたと言うテンションでは無かったのですが、その日は元Jiænメンバーだった方々がそれぞれ所属するバンド同士の対バンと言う事で、Jiænのその後を堪能する。と言う意味で観に行ったのですが、このライブでTOMBIにも嵌りましたね。
この時点ではまだアルバムも2ndしか持って無かったのですが、1stアルバムもiTunesで購入して、そして近年発売された3rdアルバムも速攻で買う程好きに成りました。

ただ、筆者は生来の出不精と言いますか、TOMBIが基本的に神奈川県の南側や東海地方で多く活動して居る為に、ちょっとした遠征に成ってしまうと言う事も有って、なかなか行けませんでした。
偶に東京でLIVEが有っても予定が入っていたりと、難しい状況でした。
そして今回、神奈川県だけど比較的地元っぽい溝の口(実際には高津に近い)でフルメンバーでLIVEが有ると。しかも筆者の予定もバッチリ!と言う事で、急遽久し振りのTOMBIを堪能しに行っちゃいました。
メンバーさんとはfacebookで交流させて頂いて居ると言う事も有り、そんなに久々感は無かったのですが、冷静に考えると丸4年と、随分と不義理をしてしまいました。
お店のハレノヒと言う場所は、住所は溝の口ですが、地域的には一駅渋谷側の、高津駅が近い様です。
お店は落ち着いた感じのカフェバーです。
軽い音楽演奏はしてるみたいですが、ご近所の生活環境も有ってアコースティックと言う形でした。

TOMBIをずーっと観たかっただけ有って、久々に観たTOMBIは良かったです。
アコースティックとの事で、KANさんがアコギ、ドラムのユッキーさんがパーカッションと言う編成でしたが、イワッチさんとヒデルさんのギター&ベースはエレキで。
4人編成なので通常と遜色無く楽しめました。

今回は初ワンマンと言う事で、ジックリTOMBIを堪能出来て最高でした。
あと、ライブって演奏を生で観れるので、演奏で曲の印象が普段のCDと違って感じれるのも良いですよね。
今回のライブで、特にそれが思ったのが、それまでCDでは余り注目して無かったのですが、「風呂」って曲が凄い好きに成りました。
曲のタイトルが「風呂」って事で、タイトルだけだと色物なイメージを受けるのが注目して無かった原因なのかな?と思ったのですが、曲調とメロディーがキャッチーですよね。と言うのを生で聴いて改めて再確認。
そして「邪魔しないで!邪魔しないで!♪」のところで、ヒデルさんのベースがKANさんのメロディーにシンクロする所とか凄い好きです。
あとギターソロ!イワッチさんはレゲエギタリストと言うイメージが強かったので、それまで余り印象に無かったのですが(筆者が全然ちゃんと聞いて無いのが問題)、ギターソロでは筆者が好きな速弾きな要素も有るギタリストさんだったんだなぁ~と再認識。
他の曲でもギターソロではどれも格好良くて、イワッチさんのギター好きかも!?と認識を改めました。

ライブ全体としては、KANさんのVIP客さんがMCにちょいちょい絡んで来たり、そのVIP客のお連れさんがノリノリで曲の途中で踊り出しちゃったりとか、予定調和じゃ無い盛り上がりも有って楽しかったです。
筆者的なツボは、いつもクールにベースを刻むヒデルさんが、VIPお連れさんの弾けっぷりがツボに嵌ってしまうのか、時折ニヤニヤと失笑してる様子が面白かったです(笑)(それでも指は乱れずにリズムを刻んでるのは流石ですね)

お店も落ち着いた感じのお店でたっぷりTOMBIを堪能出来ました。

今回はたっぷり時間が有ったのと、小規模会場と言う事で、メンバーの方々ともジックリめでお話させてさせて頂く機会も有ったのも良かったです。

KANさんは会場到着後直ぐに筆者がJiæn時代からのファンだと認識して頂けて、当時の横須賀バンド事情とか、三多摩でやりたいライブハウスの話等、色々お話を聞かせて頂きました。
バンドマスターのユッキーさんには、TOMBI結成の経緯とかを教えて頂きました。TOMBIが一番永くやってるバンド。と言うTOMBI愛の話も聞けました。
ヒデルさんも筆者がJiænファンだったと知ってて頂けてたので、Jiænの初代ベーシストとして、ヒデルさん所属時代のLIVE録音の存在や、ヒデルさん所属時代からのJiænの代表曲を教えて頂けました。もう感激です。

そんな感じで、今後も機会が有ればTOMBIを観に行きたいと思います。

ドラマーKAZI生誕祭3マン「WALK WITH ME」@2/5高円寺HIGH

2015年02月27日 15時32分45秒 | 音楽
ライブ自体は2月上旬でしたが、記事を書くのが大変遅くなりました…(汗)
筆者が大好きなドラマー梶原幸嗣さんの誕生祝いイベントと言う事で、
KAZIさんがドラムを叩く3バンド

THE JUNEJULYAUGUST
PLASTICZOOMS
HUMAN TAIL

による夢の競演3マンLIVE!
KAZIさん的には長丁場のワンマンLIVE!
って事で、KAZI祭りを堪能しに最近は一番出没率が高いんじゃないの?
って言うライブハウス、高円寺HIGHへ行って来ました。

それぞれ全然音楽性が違うんですが、これぞれが個性的で格好良い3バンド。

トップバッターはHUMAN TAIL
KAZIさんがREDЯUMを解散してから一番長く活動して居るバンド。
ボーカルの窪洋介さんは、90年代初めからのKAZIさんの親友で
90年代半ばにはBLOODY IMITATION SOCIETY → BAD FISH のボーカリストとして
これまた私の好きなギタリスト元マッドカプセルマーケッツや元ダイインクライズ
として活躍され、現在もラルクのTETSUYAバンド(Juicy-Bananas)や、
マッドのTAKESHIソロプロジェクトAA=のメンバーでもある児島実(室姫深)さんや、
元Jiænのドラマー伏原浩(FUTCH)さん、現VAMPSサポートや現特撮メンバーの有松博さん
と一緒にメジャーで活躍されて居た実力派!
ギターのノスケさんはKAZIさん曰く「ヘンテコギター」を奏でる個性的でユニークな
ギターの音色を出す。
ベースの蝶名林さんは妖艶な感じの雰囲気(GLAYのTAKUROさんとHISASHIさんを足して2で割った様な)だ。

音楽性はミクスチャーロックって言っちゃうと簡単なんですけど、そんな簡単な形容では
収まりません!
個性的で凄いクセが有るんだけど、聴いてるとそれが堪らずクセに成ると言う面白いバンドです。
一曲目が新曲の「神の骨」と言う曲だったのですが、それまでのHUMAN TAILには無い幻想的な曲で、新境地を切り拓いた感じで良かったです。

二番手がPLASTICZOOMS。
80年代を思わせるテクノなバンドで、ピコピコサウンドが大好きな筆者には堪りません!
KAZIさんがサポートで叩き始めてからのニューアルバムが本当に80年代テクノPOPみたいで大好きなんですよね。
(具体的に言うと、イエローハットのCM音楽みたいなのを想像して頂けると解り易いかも)
テクノのピコピコサウンドなので、普通はドラムも打ち込みにするのがセオリーだと思うのですが、そこをKAZIさんの生ドラムでサポートして貰ってると言うのも、このバンドの心意気を感じるしKAZIさんの正確なドラムテクニックを堪能出来て良いです。

そして大トリがTHE JUNEJULYAUGUST
ZIGZOやnil、インディーズ電力、古くはガクト前のマリスミゼルと、凄い活動をされてる
高野哲が率いるこのバンドは安定で流石のクオリティー。
申し分無いパフォーマンスなので敢えて多くは書きませんが、この日はKAZIさんのイベントって事で、
ジュンジュラのお客さんは、高野哲さん目当てで来てる方が多いと思いますが、この日は
哲さんがMCやステージングでKAZIさんを凄いフィーチャーした感じでKAZIさんを立ててくれてた様子が二人の友情を感じて良かったです。

終って、お客さんが知らないそれぞれのバンドに新しく触れて嵌った的な感想がチラホラ耳にしたので
そう言うのもKAZIナイトとして大成功だったなぁ~と思いました。
この日DJをされてたKAZIさんの尊敬する先輩、高橋浩司さんとも、高橋さんが元祖のARBベスト10を筆者もやってみました。な話等、ARB話を色々させて戴けたのも嬉しかったです。

此処でちょっと本題から逸れるんですが、この日とても嬉しかったのは、HUMAN TAILの
ヴォーカル窪洋介さんとお話させて戴けた事でした。
ライブ後に窪さんはHUMAN TAILの物販コーナーでCDを手売りされてて、今までも何回か
話し掛けられるチャンスは有ったのですが、まぁ窪さんは見た目が厳ついので、ビビっちゃってたんですよね(汗)
でも今回、数ヶ月前に筆者のお勧めでHUMAN TAILを凄く気に入って戴けた方が居て、
手売りしてるCDもわざわざバンドメンバーに連絡して通販で購入してくれた方が居ました。
そんなCDエピソードを交えつつ話し掛けさせて戴き、「冒頭の新曲凄く良かったです」
と伝えると、「新曲だったって知ってるって事は、何回か観に来てくれてるの?」
って言う話題から「何でうちのバンド知ったの?」と言う話題に成り、
以前、窪さんとKAZIさんが打ち上げで「俺達二人が今一番再結成して欲しいバンドはJiænだね!」
と言う話で盛り上がった。って言うKAZIさんのblogを読んで知りました。
と伝えると、「まさかのJiænから!!」と大変驚かれると共に喜んで戴き、
窪さんは横須賀が地元と言う事で、西城生馬さんを「俺にとっては神様」と凄く尊敬されて居て、
横須賀時代の生馬さんとの思い出話も色々としてくれました。
それと、生馬さんがBLOODY IMITATION SOCIETYでゲストボーカルで参加してる曲が有るとか、
筆者はそのCDを持ってるのに全然知らなかったので大興奮でした。
あと、一月に横須賀モアイで見た生馬さん最後のステージ映像が有る事も御存知な様で、
窪さんも自分達のステージで生馬さん最後のシャウトを見れなかったと言う思いが有り、
この映像をどうしても見たいと仰って居たのが印象的でした。
あと「誰からも声を掛けて貰えなく成ったら引退かな?って思ってたんだけど、
KAZI君に声掛けて貰った時は本当に嬉しかった。」とも仰ってて、KAZIさんからも窪さん愛が伝わるし、
(この日も、自分の誕生日イベントなのに、終盤挨拶で自分の誕生日そっちのけで、前日誕生日だった窪さんの誕生日を祝ったりとか)
この話を聞いて、二人の20年の友情にも心が凄く温まりました。

梶原幸嗣さんと言うドラマーを初めて知ったのは、筆者が大好きなバンドが凄い好きだったから、
って言う凄い不純?って言うか変化球な理由で知ったけど、実際の音を聴いたらドンドン
その繊細で大胆で多彩なリズムに嵌って行ったし、KAZIさんが関わるバンドも色々知る事が出来ました。
今では一番好きなドラマーと言っても過言では無いです。
そんなKAZIさんの現在の活動集大成的なKAZIナイト、最高に良かったです。

THE KIDDIE クリスマスライブ THE LAST JUDGMENT観ました

2015年01月15日 16時44分09秒 | 音楽
凄い時間が経ってしまったのですが、昨年の年末(クリスマス)に渋谷公会堂で行われたTHE KIDDIEのワンマンライブの様子を、感銘を受けたライブだったので書きたいと思います。

実はこのライブに行こうと思ったのは、ライブのタイトルが「THE LAST JUDGMENT」(最後の審判)と言う意味だったので、このライブを見逃すと悲しい事に成るのでは?と言う嫌な予感を感じてたので行く事にしました。

このTHE KIDDIEと言うバンドは、ネットで知り合った音楽好きなとある女の子に教えて貰って、メロディーが覚えやすく聴き易いロックバンドだったので、まだインディーズでしたが、過去にもヴィジュアル系として活躍した華族と言うバンドのメンバーが中心と成って結成されたので、メンバーの実績も有り、ルックスを始め、メロディーと歌唱力、演奏力も良いので好きに成りました。

それで見事メジャーデビューも果たし、3枚のアルバムを出しましたが、タイアップも深夜の音楽番組でパワープッシュ扱いでしたが番組EDでちょろっと使われる程度で、楽曲は良いのにヒットには恵まれない感じで、その後発売ブランクが開き、例に因ってメジャーレーベルから3枚契約が切れてインディーズに戻るのかな?と心配してましたが、昨年夏に待望の4thアルバムが発売され安心しましたが、レーベルがKINGからエイベックスに変わってて、やはり何か裏が有るのかな?と思ってた所に、ツアーファイナルワンマンのライブタイトルがTHE LAST JUDGMENTですので、これは…
と思ってしまいました。
(エイベックス的に、渋公をソウルドアウト出来るかどうかで今後の契約の是非を決める。的なハードルが課されているのでは?と穿った見方をしました)
どちらにしても、観に行かないと後悔する。と言う思いと、もし自分の憶測が正しければ、動員に協力したいと思いました。

と言う事で、初めてのTHE KIDDIE!
このバンドを聞き始めてもう5年近く経ちますが、参戦するのは初めてです。
まぁ、筆者はおっさんなので若いバンギャで犇いてるって状況がやはり怖いって言うのも有ります(笑)
会場は幾つもの大物バンドが伝説を紡いだ箱、渋谷公会堂です。
筆者は凄い出不精でライブによく行く様に成ったのも、生馬さんと交流させて頂く様に成ったのを切っ掛けに、ジーン周辺(仲が良かったバンド関連)を再び追いかける様に成ってからなので、本当に最近です。
なのでこの渋谷公会堂も初参戦!で、
「おー!此処があのBOØWYが解散宣言した場所かぁ~」
とか
「此処でDOG FIGHT伝説のライブ「雨の渋公」をやったのかぁ~」
等と感慨に耽りながら会場入りしました。
(此処で、BOØWYの解散宣言もクリスマスイヴだったな、と言う事実に気付いて、今日がクリスマスと言う事で、凄い嫌な予感が強く成る(泣))

会場の雰囲気は若い女の子で一杯です!(汗)
完全アウェイ状態(苦笑)
初めてバンギャって言うものを見た感じです。
ジュンジュラとかも女性率が高いですけど、年齢層が筆者と同じ位なのでまだ緊張しませんが、もう本当に若い女の子しか居なくて、おっさんの筆者は浮き捲くりです!

まぁそんなこんなで始まりました。
最初は最新アルバムDYSTOPIAの一曲目のDear DYSTOPIAのSEが流れ
ボーカルが始まるタイミングでメンバーが登場してスタート。
序盤は、最新アルバムのツアーラストの流れっぽく最新アルバムの序盤の曲順で演奏される。
リーダーでドラムのユウダイは毒ガスマスクでドラムを叩くと言う演出も有った。

そしてこの日はツアーとは独立した位置づけのライブと言う事で、中盤からはインディーズ時代からも含め、今までのバンドの代表曲や名曲が満遍なく演奏され、筆者のバンド総括的な内容に成るだろうと言う予想通り、凄いこのバンドを遺憾無く堪能しました。
特に凄かったのが、途中ドラムのユウダイと、リードギター佑聖2人だけに因るギタードラム対決的な演出。
この演出が普段からの名物コーナーなのかは定かでは無いのですが、圧巻でしたね。
特にギタリストの佑聖のギタープレイが凄いんだよね。
THE KIDDIEってヴィジュアル系の中でも、POPで軽い的な評価だと思うので、メンバーのテクニックとかに注目が集まる事が無いと思うんですが、この佑聖は速弾きが得意で多彩な演奏をするので凄い上手いんですよ。
筆者は速弾き系のギタリストが大好きと言うのも有りますが、この演出は本当に楽しみました。
他にもメンバー紹介の時間でも、メンバー一人一人にMCの時間が割り当てられてて、ファンとの思い出を作っている様だった。

セットリストが満遍なく、と言う事で、初期で筆者が好きな「サヨナラセツナ」や、「青」、「翼グラフィティ」、「恋してディスコ」、が聴けて大満足です。

そんなこんなであっと言う間に本編も終わりましたが、アンコールでメジャーデビューシングルにして最大のキャッチー曲「Smaile.」が聴けて最高でした。

そして、ダブルアンコールでしっとりと聴かせる別れを惜しむバラード曲「4F9(しふく)」を暗転したまま歌います。

周りの女の子の何割かは、既に情報が漏れて居るのか?彼方此方から女の子の啜り泣きが聞こえて来る…
いよいよネタバレ感を強く感じる物の、最後まで曲聴き終わった…

曲が終り、メンバーがステージの中央へ集まり整列する。

ヴォーカルの揺紗が話始める
「僕らは5年間活動して来ましたが、2015年、3月31日を以ってTHE KIDDIEは、解散します。」

そう言い終わると、暗転したままメンバーは袖へと引き上げて行き、この事を予期して居なかったファンからは悲鳴が上がり、あちこちから号泣する様子が解った。

メジャーで仕事として音楽に携わる為には、お金を稼がないといけないのかも知れない。
だから結果を出せなかったと言う事での判断なのかも知れないけど、メンバー自体はtwitterでよくやりとりしてるのを見掛けるし、仲が悪い様には感じなかったので、もしビジネスと言う一点だけでの解散だとしたら、凄い惜しい気持ちでした。

もっと沢山の人達にTHE KIDDIEを聴いて欲しかったし、知って欲しかった気持ちが強いです。

でも、メンバーが決断した事なので、これからのメンバーそれぞれを応援したいです。
それにまだ終った訳では無いので、3月31日まではKIDDIEを応援したいし、バンドの最後も見届けたいと思います。

西城生馬トリビュートLIVE「Thank You」

2015年01月13日 15時20分38秒 | 音楽
筆者の2015年、LIVE生活のスタートはこのLIVEからスタート!
筆者が今までで一番熱狂したロックバンドJiænのヴォーカリストで、昨年の6月24日に天国へ旅立たれた、西城生馬さんのトリビュートLIVEを観に、日本のロックンロールの聖地、横須賀のどぶ板通りに有る、モアイ&カピーへ行って来ました。

昨年、生馬さんが亡くなる2日前にステージに立ち、シャウトしたと言う最後のステージ姿を見る事が出来ずにお別れをしてしまった者として、ずーっとそれを悔いる気持ちが有りました。
今回のLIVEで、その生馬さん最後のステージの映像が会場で公開されるとの情報に接し、これは必ず観に行かなければ!と言う想いを強くしました。

それに出演バンドの一つ、SUGAR&FATFREEを率いるのは、Jiænのメジャーデビュー時にベーシストとして所属して居た盟友、三橋孝一(みっちゃん)さんだ。
筆者がJiænをリアルタイムで聴き始めた時には既に脱退されて居たので、お目にかかる事は無かったのだが、バンドの存在を知って興味を持った時は所属して居たし、みっちゃんさんのベース演奏する音は、それこそ擦り切れる程聴き倒したので、筆者にとってはみっちゃんさんも憧れのメンバーの一人には違いなく、そのみっちゃんさんにお会い出来る、演奏が聴ける、と言う事で自分の中では目玉だった。

そしてMONOLiTH。
生馬さんが最後に組んだバンド。
生馬さんが残してくれた忘れ形見。
生馬さんのイメージを具現化させてくれた素晴らしいバンドだ。
そのMONOLiTHメンバーが生馬さんの意思を引き継ぎ、生馬さん亡き後も活動を続けてくれる事、それが嬉しかったし、改めてMONOLiTHの演奏を堪能したいと言うのも有る。
それに今回はボーカルレスな形態と言う事で、ゲストボーカルが豪華なのでは?と言う期待も有った。

横須賀へは毎回車で行くのだが、道中、時間に余裕が有ったので、今回はちょっとルートを逸れて、生馬さんのお墓参りをしてから行く事にした。
横須賀と言うと、自分の中ではちょっとした小旅行の認識なので、なかなか横須賀へ来る事が出来ない。
こう言うタイミングでも無いとお墓参りへ行ける機会も無いと思ったので、行って良かったと思いました。

スタートはEX-NOISE。
MONOLiTHのカヴァーを歌ってくれました。
生馬さんへの愛情を感じる演奏だった。
メンバーにはJiænの初代ベーシストでTOMBIの、ヒデルさんがもう一つ所属するスカバンドの樫村さんが居る(因みに、樫村さんに、「ヒデルさんがJiænの初代ベーシストだよ」と教えて貰いました)
ドラムはモアイ&カピーのマスターRYOTAさん。

リトルキヨシさんは熱い弾き語りスタイル。生馬さんの「祭」が大好きで、熱いカバーを聴かせてくれました。

そしてみっちゃんさん率いるSUGAR&FATFREE。
ドラムは初期MONOLiTHのドラマーだったKGさん。
初めてMONOLiTHを観に行った海の家ブルームーン以来だったが、西城生馬ソロ1stアルバムであるMONOLiTHでは全編KGさんがドラムを叩いて居るのでお馴染み。
そして久し振りだけど相変わらず格好良いリズムを刻んでくれる。
そしてサウンドだが、格好良いブルースロック。
みっちゃんさんとは顔本で交流させて頂ける様に成ったが、その中でSLIDERSが凄く好きだと知りましたが、この夜の演奏でも、本当にブルースが好きなのだな~と感じる素晴らしい演奏でした。
それと、みっちゃんさんの時に印象的だったのがMCです。
みっちゃんさんはJiænを途中脱退されてたので、青春時代は、事情を知らないながらに色々有ったのかな?と思ってました。
でもこの日のMCを聞くと、生馬さんと一番仲が良いメンバーはみっちゃんさんだったのかな?と思いました。
生馬さんとは幼馴染と言う事で、生馬さんへの想いが溢れ、感情が昂ぶりそうなのを必死に押さえ込んで、生馬さんへの言葉も、凄く、一言一言を考えて喋ってる様子が、二人だけが解り合える世界と言うのも有るのだろうと感じ、凄く胸に突き刺さりました。

途中、「Jiænをやれ!」って声も凄く多くて、やろうとしたんだけど、やってみたら何かシックリ来なかったんだよね。だから今日はやりません。
と言う事で、筆者も密かにJiænの元メンバーによるJiænのカヴァーって言うのを期待はしてた所も有ったので、正直残念な気持ちも有ったのですが(笑)
追悼の場で、気持ちが乗らないって重要だと思うんですよね。これまでのMCの流れとかも聞いてたので、「今日はJiænの日じゃ無い」と感じたらそれをやらないって大切だと思いますので、しょうがないです。
そして、しんみりしたMCだけじゃ無く、親友ながらの生馬さんレアエピソード「松田優作さんの氷川丸ライブの時に、生馬さんがローディーのバイトしてた」とかも飛び出したりして、最後は「生馬、今此処に居るよ。演奏聴いて喜んでくれたかな?でもアイツ、俺には素直に成らないから誉めないんだよ(笑)」
と言ってたのが、お二人の友情の深さが凄く伝わって来て、ホッコリとしました。

そしてトリは勿論、生馬さんの残したバンドMONOLiTH。
この日はボーカルレスと言う事で、豪華ゲストボーカルや演奏のみで表現する形態。
いつものメンバーに、生馬さんの最後の一年のMONOLiTHでコーラスをされた、あいこさんの歌声を初めて聴く事が出来ました。
あいこさんの事はネットでチェックしてたので、コーラスをされてる方だと知って、その後顔本でも存在を知って、コンタクトも取らせて頂いた事が有ったのですが、その時に「近くお会い出来る日が訪れると思いますので、是非その時には御挨拶をさせて下さい」と言うメッセージを頂いて居ましたが、今回、会場に着いて直ぐに、あいこさんの方から筆者の存在に気付いて声を掛けて下さいました。
それが「メッセージが社交辞令じゃ無かった」と感じて凄い嬉しかったです。
ボーカルレスと言う事で、一曲目はMONOLiTH定番のDNAをアイコさんのボーカルで。大好きな☆もやりましたね。曲終盤のコール&レスポンス的な流れが大好きな一曲。
みっちゃんさんもMONOLiTHのボーカルをしてくれました。
圧巻だったのは新世界猿をインストで。この曲は元々幻想的な曲ですが、インストにする事でそれが凄い際立ったと思います。特に凄かったのがギターの眞木修。
ギターのソロがどんどんボルテージが上がって来て、最後の方はトランス状態じゃないか?って位の激しいギターで、以前、生馬さんから「オサム、もっと解放しろ!」と言われて居たとの事で、この日はまさに「オサム、もっとだ!もっともっと解放させるんだ!」と、まるで生馬さんとギターで会話をして居る様な鬼気迫るプレイで鳥肌が立ちました。
他にも生馬さんの後輩バンドMunchy Vibesの女性ボーカル、あいさんも参加で、ダブルあいちゃんと言うツイン女性ボーカルも!あいさんの声は凄い伸びやかで声量も抜群でした。
そしてJiæn時代の盟友、三代目ベーシストでTOMBIのボーカル&ギターのKANさんが「海に帰るぜ」を熱唱。
KANさんがボーカルをとるだけあって、途中にリズムがレゲエ調に成ってる事に気付く、そして途中そこからTOMBIの曲にスイッチして居たのが格好良かった。
いきなりの転曲だったので記憶が定かでは無いのですが、多分生馬さんがTOMBIで一番好きな曲だと言ってたオリエントだったと思う。
そして歌詞に「忘れない」と言う箇所の所で、KANさんは「西城生馬を忘れない」と唄っているのに、また二人の友情を感じてグっと来てしまった。
本編ラストは生馬さんが最晩年に生み出した最高の名曲と言って良い「Thank You」。この曲を、生馬さんの実弟、西城勝馬さんが歌う。
家族で色々な事が有ったのだと思うけど、最後は兄弟愛を確かめられたと感じるMCがグっと来ました。

そしてそして、アンコール。
生馬さんが二十年近く大切にして居た魂の曲「祭」で〆だ。
コズミックバース時代の盟友で、祭の作曲者、アントンさんがリードボーカルをとりつつ、祭が大好きなリトルキヨシさんもボーカルに乱入、最後はLIVEハウスの皆で大合唱!

最高のトリビュートライブでした。



そして、ライブは終了と成ったが、会場には映写機が備え付けられ、会場に残った人達向けに、生馬さんの専属映像担当と言っても過言では無い、篠原さん撮影の、生馬さん最後のステージの映像が、登壇から演奏終了までノーカットで上映された。

生馬さんが大切にしてる名曲、「Thank You」を熱唱する。まさに命を削って歌い上げる様は鬼気迫る物が有った。
そして、2曲目が「祭」。
筆者はずーっと生馬さんが最後に歌ったのはThank Youだとばかり思って居たのですが、最後は祭だったんですね。
筆者は、以前にも書きましたが、生馬さんが亡くなったと知らされてから四十九日まで、生馬さんのボーカル曲だけを聴いてたのですが、当然この祭も聴くわけですが、亡くなってから聴くと、歌詞が凄いんですよね。

「そんなに永くは生きられんのじゃ。好きな事した方が良い。」

まさに生馬さんそのものを歌ってる気がしました。だから亡くなる2日前にステージに立ったと知った時、そのステージが死期を早めてしまったと言うのは有るかも知れない。(みっちゃんさんのMCでも、それを悔いる想いを話されて居た)
でも、養生して何ヶ月か、何日か延命しても、歌えすに逝ってしまうならば、生馬さんは歌って逝きたいと思ってたのじゃ無いかな?と勝手に思ってしまった。
それが、最後に歌った歌が「祭」だと知って、亡くなる二日前に「そんなに永くは生きられんのじゃ。好きな事した方が良い。」と歌っている姿に、シャウトしてる姿に、改めてその時思った事を実感してしまいました。
また、この映像を見ている、当日生馬さんの傍らで演奏して居たMONOLiTHのメンバーの表情も、あの時一緒に居た者しか感じられない色々な想いを内包した表情をして映像を見つめて居たのが凄く印象的で、筆者も何度も涙を堪えました。
本当に魂を揺さ振られた思いです。

当日、筆者はこの場には居る事が出来なかったけど、このノーカット映像を観る事が出来て、少しでも生馬さんの最期を見届けられた様な気がしたので、良かったです。
有難う御座いました。


最後に、MONOLiTHのメンバーには、どうかこれからも生馬さんの意思を継いで、頻繁にでは無くても良いので、細く永く、活動は継続して欲しいです。