今日の東京新聞です。
札幌で行われた自民党応援のためのアベ首相の街頭演説があり、その演説にヤジを飛ばした聴衆が警察官に強制的に排除されたと報じていました。
記事では、「ヤジが選挙妨害なのか?」「アベ総理の街頭演説だから排除されたのでは?」「自民党以外の街頭演説でも同じ対応が取られるのか?」と疑問を呈しています。警察が時の権力に迎合して、聴衆を排除しているように思える と報じています。
記事の中で、私が気になったことです。
最初、男性ひとりがヤジを飛ばし、排除されました。その後、女性がヤジを飛ばし排除されました。その女性のことばです。
「男性が強制的に排除されているのに聴衆は誰も気に留めず、安倍首相も何食わぬ顔で演説を続けているのを見て、何か言わざるを得なかった」と言い、そして「警察の恣意的な基準で自由を奪われる人の自由も、いずれ制限されてします」と声を震わせたそうです。
もし、私がその場にいたら、この女性のように黙っていられぬ気になって、警察の暴挙に声をあげることができただろうか?ひとつひとつのことを見て見ぬふりで見逃せば、見逃したひとたちの自由もその内奪われてしまうだろう と憂いています。そんな勇気を私も持てるようにしたいと思いました。