私は麺類が好きです。うどん、そば、ラーメンなんでもありです。考えてみると、麺類が好きになった原点は戦争中の体験にあるように思えます。
太平洋戦争で日本の敗北が決定的になり、日本本土が連日のようにアメリカのB29爆撃機で空爆されるようになりました。当時、東京に住んでいましたが、空襲を避けて母親の実家の農家に縁故疎開しました。1944年から1946年までの2年程田舎暮らしを体験しました。母親の長兄のお嫁さんがひもかわうどんを打ってくれました。それが美味しくて、何杯でも食べられました。食べ物のない時代に、何も不満も言わず、私たち家族を受け入れてくれた叔父さん夫妻には今でも感謝の気持ちで一杯です。
それ以来、私の麺類好きが始まりました。
梅雨が明け、酷暑の夏を迎えました。そこで昼はソーメンは私の定番です。
そうめんのカテには、我が家の庭で採ったミツバ、ミョウガ、シソの葉を使いました。
私が茹でたソーメンですので、ワイルドです。ヤマイモもおろし、ズルズルと飲み込んでしまいます。これがとても美味しく、自己満足しています。やはり、暑い夏にはソーメンです。