西光寺城

この山城は偶然に見つけたもので、実は加茂市宮寄上の長瀬神社付近に嶽山城があります。これを目指していたのですが、上条にある長瀬神社にカーナビで誘導されまして、北東にある山に登ったところ山城がありました。山の西側には西光寺があり、この寺には加茂次郎義綱の伝説が残っています。この西光寺城（正式な名が不明のため仮に命名しました。）この加茂氏に関係した者が築城したと思われます。

長瀬神社の鳥居

由来

長瀬神社

西光寺が左手で、右の山が西光寺城

西光寺、墓地には加茂次郎義綱の五輪塔があります。山へは長瀬神社から道を渡る橋が架かっています。それを渡って林道がありますが、それに入らず山裾に進むと東側に沢を渡る橋が見えます、これを登ってゆきました。


尾根の壁すそを山道は伸びていて、ここから南を見ると

城壁が現れます。

二の曲輪から奥に本曲輪

本曲輪との間に浅い空堀

本曲輪も比較的広いものです。いろいろ調べてみましたが名が分かりません。まさか整備されていますので新しく発見した山城とは思えません。

前述しましたが、県道２４４号線を東に進むと加茂市宮寄上という地域に出て、ここにも長瀬神社があります。この集落の山に嶽山城があります。

この山城には新田義宗の足跡が遺されています。長瀬神社が両城とも側にあって、西光寺城はこの新田氏の関係したものかもしれません。