~そのまんまで いいよ & ゆっくりしいや~

だありんはNOW回復中!の若年性アルツハイマー病。失行 失認識 失語からの復活どこまで行けるかやってみなけりゃわからない

やらなきゃいけないのか、やりたいのか、やろうと思うのか、もうや~めた、なのか

2020年05月29日 | 若年性アルツハイマー病
カウントダウンあと3日
大阪までサプリメント調整のために



だありんはお留守番
マスクをすぐにずらしてしまうだありんだから
地下鉄使って大阪の街を縦断していくのはムリ

ここのところ、だありんの毎日は
不自由になって驚いて
少しわが身の使い勝手を納得しての繰り返し
一旦にぎったお箸が放せなくなる
右手にお箸をにぎったまま
左手でバナナが載ったお皿を持ち上げて
さて、どうやってバナナを食べる?
ゆっくりゆっくり考えて
右手からすごい努力をしてお箸を放して
よし、納得!
右手でバナナをつまんでお口へあ~ん

脳内ですごいシミュレーションしてるのを
MUSICAは黙ってみてる
その努力がシナプスを育ててるんだといっしょうけんめい思いながら

「今日は大阪の先生んとこ行ってくるね」

言葉で説明してわかるのだから
ちょっと聞き取り能がマシなのかもしれない

ひとりではできないっていうから
出かけるまえにオーボエのお稽古して
夕方に帰ってきたら
キリンさんのように首を長くしてまってた

「これ、これ、やろう、やってください」

う、う、う、う、実はMUSICAくたくたなのだが
お留守番は退屈だったらしい
もう一回オーボエ出して一緒にお稽古

それでもだありんがやりたいことが「音楽」だというだけで
すごく幸せな気分になって疲れも吹っ飛ぶ
生活不便でもええやん、って思っちゃうMUSICAは音楽バカ

「やるんだ、ぜったいやるんだ」って言ってただありん

「あかん、できるまでやるっ!説明しろ」って言ってただありん

「なんにもできてへんのに それでいいなんて言うな」って怒ってただありん

オーボエに見向きもしない何日間かがあって焦りまくってたMUSICA

「できひんねんで、恐怖やねんで」ってアタマかかえてただありん

「やろうよ、やろうよ」それが大切
音楽以外のこともね、本来そうあってほしいし、それ以上のプレッシャーかけるのはちょっとちがうね
1000日カウントダウンその境地へ近づけたかもしれない

MUSICAが用意をするリハビリプログラムから
だありんがやってみようと思う活動へとシフトする

そしてやっぱり
「お客さん、いつや?」
コンサート再開の日を楽しみにしてるだありん
音楽バカでよかったなって思う