HYAKUSHOU日記

毎日の作業と暮らしといろいろの出来事

夜這いづる

2009-10-05 19:17:23 | Weblog
 なんとも懐かしきお言葉!
 この言葉を知っている方は、お年を召されているか、実行された方とか、これがご趣味のお方とか、・・・でござろうか。。素適な艶っぽい女性や恋しい女性を我がものにせんと、夜寝静まった頃その女性のもとへ忍んで行き、一つ布団へ入るという事で、然るべく思いを遂げるということでござる。
 されどでござる。忍んで行ったは計画通りとしても、どの部屋か、どの布団か等下調べがないもとで事を行なおうとすると、とんでもなく大変な事になるのでござる。
 もしもその布団が父上のものであれば一体どのような結末になるのか。拙者想像などしたくないものでござる。決して!
 また、母上の布団であれば・・・。未遂に終わらなければ・・・。これとて想像をいたしたくないものと考えざるを得ないでござろう。
 それが爺上、婆上でござれば・・・。完全に思考停止でござる。

 最近の若者はそのような事をしないのか開放されているのか、トンと判らぬのでござるが、ひょっとしたら最近では死語となっているのでござろうか。

 ではなぜこれがヨバイヅルなどと称されているのかと考えるところでござる。
 この草が日に日に伸びて、気がつくと田んぼの中までしっかりとはびこるのでござる。事のついでに、葉や茎に小さな逆さ棘があって、服でも靴でもガサガサと喰らいつくのでござる。
 気がついた頃には、娘にとんでもない虫が喰らいついたように稲が食らいつかれているのでござる。従ってヨバイヅルなどと称されているのでござるが、この草がどこから来たのかは、拙者は存ぜぬところでござる。

 この草がアゼから入り込んで稲に喰らいつくと、刈り取ろうとコンバインで刈っても稲がさかさまになったりうまく上がらなかったりで散々でござるのよ。まさにヨバイヅルでござる。

 この言葉、拙者も若い頃を思い出すのー。あの頃は・・・。なんてね。かーちゃん。

 というところで、今夜は御終いでござる。お休みなして。