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久しぶりのDiary更新と思わぬ『冬ソナ』効果

2005-06-12 09:28:00 | 徒然なるままに
6月12日(日)

中学校に赴任して、2ヶ月が経った。
1年生~3年生605名の思春期、反抗期真っ最中の子ども達に、受験とは直接関係ない『美術』を教えるのは大変な反面、やりがいもある。

『ガ○ダム』の背景を描いていたころの『昔取った杵柄』や、去年の小学校の図工の授業で好評だった『デザインの技法』や失敗作をよみがえらせる『裏技』の伝授には、皆ノリノリで食らいついてくる。
マーブリングやスパッタリング、クレヨンを使ったスクラッチや轆轤を使った土器作りなどは、まるで小学生のように夢中になったり大はしゃぎしたり。あっという間の50分授業だ。
運動部の輝かしい実績の影で有名無実の活動状況だった美術部も、各種コンクール、展覧会を目指してやる気満々。

そんな中で、手ごわい生徒もいることは確か。
でも、自分の息子娘を通してバトルや修羅場を通ってきた私から見れば、まだかわいい所もあるかな・・・。
先日も、当然のように『スケッチブックを忘れた』K君が準備室に紙をもらいにきて、壁に貼ってあった高校生のユジンと最後の海でのユジンのデッサンを見るなり、
「すげえ!!これ、先生が描いたの?マジ?!この絵、俺に頂戴!俺の親、『冬ソナ』ファンなんだよ。ぺ・ヨンジュンとか、クウォン・サンウとかも描くの?」
と言ってきた。
普段「腰パン」姿でいろいろヤンチャをしている彼でも、「意外に親思いなところがあるんじゃない」と思ったら、無償に可愛くなった。(私って単純?)「社交辞令」かも知れないけれど、ちょっとうれしい。

息子は、「家の親、ファンなんです」なんて言ってBYJssiや「冬ソナ」のグッズをもらってきてくれたりしないだろうなぁ・・・。K君のお母さんが羨ましいな。

思わぬところでの『冬のソナタ効果』に心から感謝!