本当に病死? 入札直後、通報で市が調査 函館の官製談合

2010-12-03 18:35:40 | 日記
 【函館】函館市発注の市営住宅機械設備工事をめぐる官製談合防止法違反事件で、入札直後の2008年2月、同市に談合情報が寄せられ、市が調査していたことが3日分かった。ただ、談合が確認できなかったため、入札を有効としていた。
 同市財務部によると、問題の入札が行われた翌日の08年2月8日、「この入札で談合があった」との通報があり、当時、同市戸井支所建設課長だった岩船秋男容疑者(59)の関与も指摘された。このため、市は入札を棄権した1社を除く指名業者7社と岩船容疑者に事情を聴いた。
 調査に対し、1社は「談合を働きかけられたが、加担しなかった」と回答。他の6社は「談合はない」と答え、岩船容疑者も関与を否定したという。
 市財務部は「内部調査で談合を突き止めるのは限界があった」と話している。 (入札直後、通報で市が調査 函館の官製談合-北海道新聞[道内])

 【函館】函館市水道局東部営業所長が、同市戸井支所発注の市営住宅の工事で業者に予定価格を漏らしたとして、函館中央署と道警捜査2課は2日夜、官製談合防止法違反の疑いで、同所長岩船秋男2件容疑者(59)=同市浜町=を、偽計入札妨害の疑いで、同市内の管工事会社「丸谷配管」社長丸谷昭三容疑者(69)=同市川汲町=ら2人を逮捕した。逮捕から約7時間半後の3日早朝、岩船容疑者は同署の留置場で死亡しているのが見つかった。同署は病死の可能性が高いとみて調べている。
 同署は岩船容疑者について、留置場に収容する際、体調が悪い様子はなく、持病があったとも聞いていないとしており、今後、司法解剖を行って詳しい死因を調べる方針。 (函館市職員、逮捕後に死亡 病死か 入札情報漏えい容疑-北海道新聞[道内])


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