特会仕分け 利権温床を叩き潰してください！

人口減少時代にあった予算運用をしてください。

　国の特別会計（特会）を対象にした「事業仕分け第３弾」が２７日から４日間の日程で、東京・池袋のサンシャインシティ文化会館で始まる。政府の行政刷新会議は全１８特会について廃止・縮小も含めた見直しを行う。菅直人首相は仕組みが複雑で霞が関の「利権の温床」とも指摘される特会の問題点を洗い出し、手付かずだった特会の抜本改革の突破口にしたい考えだ。今回の“仕分け劇場”の焦点となる事業を探った。
　■宇宙人から防衛？
　「大変立派な堤防だが、費用対効果で国民の理解を得られるのか」。蓮舫行政刷新担当相は２２日、国土交通省が「社会資本整備事業特会」で建設した多摩川下流（東京都大田区）の「スーパー堤防」を視察し、“蓮舫節”を炸（さく）裂（れつ）させた。
　スーパー堤防は首都圏と近畿圏の６河川、計８７２キロの広範囲に盛り土をする事業。「２００年に１度の大洪水」に対応する目的とされ、民主党議員は「宇宙人の襲来から身を守るような事業だ」と揶（や）揄（ゆ）する。(切り崩せるか「利権温床」、２７日から特会仕分け (1/3ページ) - MSN産経ニュース)