喜寿をむかえた男の遊々生活!

喜寿を迎えた老人の日々を日記に・・・

西国33カ所巡りは遠い昔に!

2018-04-17 17:31:13 | 日記
 月曜日の朝、近くに住む 幼馴染のM君が 「和歌山の那智さんに行ってきた」と
土産を持ってきてくれました。
「33カ所巡りか?」と聞くと、「うん。遠いところから先に片付けようと思って」と
言います。

 私たち夫婦は 妻の実家の義父が病気であまり長くないとの事で、平成11年でした。
大日如来像を描いた軸と、地蔵菩薩を描いた軸を2本、オイヅル5着を 経本2冊を
舞鶴の松尾寺で購入。
 松尾寺の納経所で 朱印を貰ったのを皮切りに、天橋立近くにある成相寺、そして
その日は 湯村温泉の井筒屋で一泊。
あくる日は 姫路の書写山円教寺へ行き、加西市の法華寺に行きました。

 当時は商売を始めて6年目、ようやく軌道に乗り、マークⅡの新車を買い、愛犬の
シーズー犬を連れて行きました。
その後、仕事の合間を見て 普段の日に お寺参りをしました。 2回目に行くときは
犬を預かって貰っていましたが、迎えに行ったとき 余りに切ない鳴き声を出すので
可哀想になり、3回目からズッと連れて行きました。
冬の寒い日は 犬用ベッドに寝かせ、車の中、夏の日は駐車場の柱に繋いで・・・
以前にもブログで紹介したと思いますが、ワンとも吠えない この愛犬は愛おしいもの
でした。


 今日とはお寺が市内に沢山あるので、ホテルで泊まり、愛犬は車の駐車場の柱に
繋ぎ、多い日は6ケ寺回ったことも有ります。
また滋賀も岩間山、石山寺、三井寺、長命寺、そして琵琶湖に浮かぶ島にある竹生島の
寶厳時は冬は閉ざされているのですが、丁度私たちが寺参りに行ったあくる日に船が
出る事になり、参ったものです。

 妻の実家の義父が長くないと言う事で 2年で33カ所参りました。
紙醍醐寺や幾つかの寺は 山の頂上近くに有ります。
そんなところは ツーリストに心安いK氏が居たので ”どのルートを辿れば楽して
行けるか?”などと聞いて 参ったのです。
そして55歳と若い事で、妻と 「1回と言わず、今度来た時に ゆっくり廻ろう」と
言いながら、そして最後は番外ではありましたが、高野山と、長野県の善光寺でした。

 そしてお寺参りが終わった平成13年に義父は亡くなりました。
丁度、軸を表具屋に依頼し、掛け軸に仕立て終わったのを見届けたかのように
中区の日赤病院で亡くなりました。
私は私の父親も看取る事はなく、人の死に立ち会う事は これが初めてでした。

 その後、平成22年に義母が死に、同じ年に 私の母が亡くなり、オイヅルも着せられ
掛け軸も 仏壇に掲げることが出来ました。
私達夫婦のオイヅルも 既に用意しているので 子供たちに着せてもらうよう今から
頼んでおこうかなぁ〜と思っております。

 そんな事を思いながら その後 ウオーキングに出ると、スマホに電話が、元郵便
局長Y氏からで、「増田さん。昨日 日本海へ船釣りに行って、小さな鯛が釣れたのだが
食べてですか?」と 「有り難く頂戴します。」と行って電話を切り、家へ帰ると
届いていました。30㎝ほどの鯛2匹、 早速 土産を貰った 幼友達宅へ1匹持って
行きました。

 さて学校での仕事は 今日は枯れ葉を集め 生ゴミ袋大に10杯集めました。
向かい宅の 元教師だったK君が以前 「堆肥にして使うので欲しい」。と言っていた
ので 学校から帰りに軽トラに積み、持って行きました。
 「ごみ袋だけ返して」と言って、 まぁ ゴミ袋1枚いくらか知りませんが、多少の
始末になるでしょう。
それにしても 今年は樟の枯れ葉が少ない。新しい葉が出ており、もう落ちないと思う
のですが、昨年は何故あんなに多かったのか? もしかしてやっていなかった???

軽トラに積み込んだ枯れ葉。