夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

再び

2023-03-31 16:26:17 | つれづれ
火曜日仕事のご用で行ったばかりですが

先ほど悲しい知らせが。

今日は悲しい道行き

お別れです

こんな時間からですから

帰りはもう真っ暗。

もしも身体がクタクタなら

クーポンとポイントたまってるので

お泊りして朝早く帰りましょう。

無理はしないと決めました。

真っ暗闇にクタクタでドライブはいけませんから。

ゆっくり疲れを取ってドライブします。


散り始めた桜もさみしさを増やすなあと想いました



今日しか行く機会がありません。



まるで西行法師の辞世の歌のような

幕引きをなさいました。

美しい桜の中の幕引きを。

ああ願わくば

この方の設計で

小さなゆのんのおるごーる館

作りたかったと想うのです。

なんて話が大きいのだろう。

色んな設計された建物や

撮られた写真や

夜遅くまで見せてもらった。

五島列島の写真も。

いいところだからと言われてた。

行ってみよう。

限定せずに色んな可能性広げようとしたのは

そんな色んなお話聞けたこともあります。

ご夫婦の色んな話や。

この前のお正月の家族写真とか。

当たり前の景色がどれほど大切で尊いか。

ご家族の心を想えば涙が溢れます。

けれども

奥さんは私の大切な友人。

これからもちゃんと

がんばり過ぎる人だからこそ

早いお別れに倒れられないよう見守りますと言いたいです。

それを言いに行きます。

おるごーるコンサートさせてもらい

本当に本当にありがとうございました。

お宅に泊めてもらい一緒に晩ごはん。

夜中まで話して。

ご夫婦で画廊も来てもらって

設計されたホテルにも行った。

無常は足元からやってくる。

誰しも同じ。

だからこそだからこそ愛おしい。

自分も人も愛おしい。

わざわざ戦って殺さずとも失わなくとも

誰にも等しくやってくるのだ。

有為無常

だからこそ美しい。

花の姿を毎日見ながら

自然はそれを教えてくれるのだ。

どんな立場の人にも等しくそれはやってくる。

花のようにそれを静かに受け容れるからこそ

日々は尊く美しい。

そしてまた

彼女の想いの中には

いつまでも生き続けてゆかれるのでしょう。



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