６月１０日は、時の記念日。
とゆーわけで、当店では、時の記念日に合わせて、古い時計を展示しました。
ゼンマイ式の置時計や目覚まし時計。
『うちにも、こんな時計があった』 と懐かしそうに見ていたお客さまも。
中には、『これと同じようなオルゴール付きの目覚まし時計、父と母が
夫婦喧嘩をしたときに、投げて割ってしまったのを思い出した！』という
お客さまも。
割れたところにテープを貼って、その後も使っていたそうです。
こちらの写真は、当店の創業者である祖父の写真と、最初の店舗。
看板の文字が、今とは逆で、『ネガメと計時』 になってます。
当店、今年で、創業７５周年です！
ガラスが割れているのが残念ですが、こちら、かなり古い時計です。
歯車が星のような形だったり、部品一つ一つ、手作りした時計のようです。
この時計の製作者の名前なのか、アルファベットが彫ってあるのですが、
残念ながら、読めませんでした。
こういう手作りの時計は、製作者の名前が入っている事が多いそうです。
こちらも、当店所蔵の時計色々。
在庫品・・・よーするに売れ残り（苦笑）や、お客さんがいらないと言われた時計、
修理したのに取りに来てもらえず、ずーっと保管していた時計など。
ネジを巻くと、まだチクタク音を立てて動くものもありますよ。
試しにいくつか巻いたら、かなりうるさかったです(笑)。
毎日ネジを巻かないと止まってしまう目覚まし時計や、立派な大理石の置時計など。
こちらは、オリエントの腕時計。
古い時計を集めている方には、この時計が人気でした。
昔、時計に使う宝石の数を競った時期があったそうですが、これもその１つ。
６４箇の石を使っています。
当店所蔵品の他、今回は、当店の取引業者さんから、アンティークの腕時計、
懐中時計をたくさんお借りしました！
こちらです↓↓↓
ジュエリーの問屋さんなのですが、昔、時計の卸しをやっていたので、あちこちの
時計屋さんを仕事でまわりながら、こういう古い時計を集めたのだそうです。
５０点余りの時計を貸してもらいましたが、自宅には、まだこれの３倍くらいの
時計があるそうです！！
全部は無理ですが、一部ご紹介しますね。
グランドセイコー（純正） 自動巻き ハイビート
一応、値段もついてます・・・１３万円。
高いのか安いのか、適正価格なのか、さっぱり分かりませんが・・・
こちらもセイコーです。
左から順番に・・・・
キングセイコー ハイビート 手巻き ６８，０００円
１８金 グランドセイコー最終品 オートマティック ハイビート 完品
これ、８０万円っていう値段ついているんですけど・・・・
こちらは、裏ぶた。確かに１８金だ。
セイコー自動巻き インジケーター付 最初の製造品
インビクター 手巻き ２１石
これは、どこかの時計屋さんの在庫品だったので、新品。
１８金 ボーム＆メルシー
漢数字が使われている珍しい時計で、日本向けの輸出品だったらしいです。
これは、５５万円だ・・・・
タカノ精密（完品） 機械、ベルト、ビジョウ共 １０万円
問屋さんからお借りした中では、私は、この腕時計が好きですね。
シンプルで、飽きの来ないデザインです。
こちらは、裏ぶた。
『この時計は、これから価値が高まると思われるので、袋のまま展示してください』
という注意書き付。
アンティーク時計好きのお客さんが、確かに、これは、価値が上がる。
１０万だったら安い、とおっしゃってました。
左：マルコニー、右：ロレックスの懐中時計
ロンジンの懐中時計
月、日、曜日、それにムーンフェイス付なので、かなり分厚いです。
当店の新品在庫(笑)。
女性用のオメガです。
一番右は、オートマティックで、￥７２，０００という当時の値札付！
現在もオメガを取り扱っていますが、今も昔も、給料の数カ月分のお値段
だったんでしょうね。
最後にご紹介するのは、箱入り目覚まし時計。
昔は、掛時計（柱時計）も、目覚まし時計も、一家に一個ずつ。
時計は、貴重品。
この時計の持ち主は、箱をくりぬいて、箱に入れたまま、大事に使用
していたようです。
時の記念日の古い時計の展示、地元の新聞に記事を載せて頂いた
こともあり、たくさんの人に見て頂きました。
ありがとうございました。
記事にUPした値段の付いている時計、一応、お売りできるそうですが、
オーバーホールしてから、かなり年数がたっており、動かしていないので
中の油もかたくなっていると思われます。
御購入後は、一切の保証はございませんので、現状お渡しという事で
納得していただけるのであれば・・・・です。
調子良く動いてくれるかどうか、分からないので、オススメできません。
時間が全く合わない！動かない！というクレームも受け付けませんので、
ご了承くださいませ。