もうはや2ヶ月以上が経ちますが、6月1日から9日まで
かおるみなと と書く
香港へと
船旅に出ておりました。
前夜祭送迎会の船への前泊も入れると5月31日からですが
この6月でおしまれつつもラストクルーズとなる旅客船『ふじ丸』にて
有り余る時間を
エレガントな船旅をしていたわけでなく
『JC青年の船とうかい号』という研修船に運営側として乗ってまいりました。
香港の港に停泊中のふじ丸
ちっちゃくみえるでしょ。
手前のでっかいあひる(ひよこ?)が気になるところでしょうね。
なんであるのか私もよくわからなかったです。
研修船ですので非常にハードスケジュール。
9日間の船旅で
香港上陸時間がなんと
8時間でしたが現地の学生さんと国際交流。
日本のアニメなどに興味を持って日本に興味が湧いたそうです。
(ジブリは知られておらず、ジャンプ系が人気のようでした)
研修を受ける一般乗船者400名
そして我々運営側(JC)も含めて
総勢600名。
写真はふじ丸後部の一番広いスポーツデッキ
こうして見るとやっぱりおおきいですね。
でこの過酷な研修船で三日目のあたりに
長年愛用のIC!ベルリンがどっかいちゃいました。
メガネ屋ですから予備はもっていっていたのですが
とうとう発見されず、ふじ丸とともにどこかへ行っていしまいました。
軽くて楽でお気に入りのIC!ベルリンですから非常に残念でした。
で
メガネを自分用に新調しました。
マイスドロートーキョーのセルとシートメタルのハイブリッドフレームです。
BR201-56-A4
なくしたIC!ベルリン同様にシートメタル(こちらはチタン、たぶんβチタン)
つまり薄い板状の金属をレーザーで切りぬいて曲げてあったりするもので
非常に軽くて弾力性のあるフレームです。
もともと『サイオス』など独創的なセルフレームを生み出してきた
新鋭デザイナー塩路さんらによるMDトーキョー。
とても薄くて軽いセルフレームばかりでしたが
それらはどなたにも違和感なくかけて頂けるデザインのMDトーキョー。
万人受けするように作られたという意味ではないですよ。
邪魔しない存在感!
質の良さがなんとなく伝わる
つまり
品のあるメガネですね。
さらに、マツケリ社などのきれいなセル生地を使用しているので色も上品ですがきれいです。
そして他のスタッフに元IC!の方がいらっしゃるのでシートメタルに関しては精通してらっしゃいます。
シートメタルだけですとどうしても弾性があるのでフロント部分がふわふわしてしまいますが
(これに関しては好みがありますがどうしても海外製のものはかっこいいのですが包み込むようにレンズのカーブがきつかったりします。非球面レンズや遠近両用など入れる際に慎重になったりしてました。)
こちらは上部のセル部分がしっかりとサポートするため剛性感があり、
そしてこのように真っ直ぐです。
日本人の顔に非常にあいやすい仕上がりです。
ほかにはこのようなカラー。
こちらは結構面白いカラー
いわゆるコンビ枠ですがクラシカルな雰囲気もあるため
若い方にはそのまま流行のネオクラシカルに
年配の方には
サーモントぽく
すんなりとお掛け頂いてます。
こちらはもう一回り大きいです。
メガネとしてはかなりのビッグシェイプです。
これにしようかと迷ったのですが
元々なくしたIC!ベルリンは特異な構造とは裏腹にとてもおとなしく主張のないフレーム
ですから今回も超無難な黒×基本黒にしました。
毎年、17日の熊野大花火大会には飛鳥Ⅱやパシフィックビーナスとともにクルーズに来ていた『ふじ丸』
いまやすっかり愛着がわいた我らが『ふじ丸』
先にも書きましたが6月で役目を終え、中国へ売却されました。
それまで来ていてもあまりなんとも思わなかった『ふじ丸』でしたが
こなくなると非常にさびしいですね。