先日、ふとん店のいとこがブログはじめたと書きました。(アロマと市木もめんの)
その中で、ふとん店の創業者のおばあちゃんは元気ですと書きましたが
先日96歳でなくなりました。
ずっと元気で自宅でみんなにみとられて亡くなったので大往生ですがさみしいですね。
最後まで元気で明るく、冗談の好きなおばあちゃんでした。
亡くなった日の朝も、ごはんを食べている時(普通のごはんを最後まで普通に食べてした)、母が『ちゃんと噛めやぁ。』というと『はい。私は向井かめよ(おばあちゃんの名前)ですぅ。』とダジャレで返してきたそうです。
商売人として、人間として我が祖母ながらにええ人でした。
人の悪口や嫌なことを言わない人でして何度か意地悪ですが誘導尋問のように聞いたりもしましたが絶対に言わなかったです。
『働くことに関してはもう悔いはない。』と言ったと書きましたが
そんな働くことをやりきったおばあちゃんの商売哲学?をいろいろと聞けました。
おばあちゃんは店先で久しぶりに来たお客さんに『おばあちゃん、元気?わかる?』と言われて『わかるよっ。嫁入りの時、こんな柄のふとんを作ってくれておおきに。』とその時の事を事細かに覚えていてお客さんが喜んだエピソードを嬉しそうに話してました。
といったわけで元気で長生きだったおばあちゃんでした。