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東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

東海道本線全線全駅歩き旅 続編(36) 枇杷島駅 ―> 清洲駅

2022年07月18日 | 東海道本線 名古屋駅から大垣駅
東海道本線全線全駅歩き旅 続編(36)

2022年(R4)5月19日(木) 枇杷島駅 ―> 清洲駅 JR営業キロ3.8Km

枇杷島駅前にはこんなものもあった。



これは一里塚を表しているのか、それとも前方後円墳?それともお墓(笑)





歩いていくと路地の入口にこんな標識を発見。





「この先通行止め」とあっても入っていく車が後を絶たないんだろうな。
「通り抜け禁止」で通り抜けが知れるという諺があるからねぇ。
そして結局行き止まりなのでバックして出てくるとかそんなことが重なったんだろうと思う。

天候は曇り空で弱い風があるが歩き続けていて汗をかいた。
喉が渇いたので水を買う。



田んぼの中の広い道を歩いていくと正面に清州城の天守閣部分が見えてきた。



アーチには「織田信長のふるさと清須市」と書いてある。



ここでも「清州」と「清須」が混在しているなあ。
歴史の関係があって簡単に統一できないのだろうけどややこしい。
清須市のホームページを見ると表記が混在しています・・とあった。
古い記録には清須の表記が多いそうだ。

この清州城は1989年(平成元年)再建されたとのこと、真新しいお城だ。







時刻は午後4時半過ぎで閉館してしまっていたので外観だけを撮影する。





天守だけがあるのでなんだか映画のセットのように見えてしまう。





観光客のために作られた城、橋なんだな。



お城のすぐわきを新幹線が轟音を立てて通っていくので、いにしえを偲ぶことは難しい。

信長の銅像も見に行く。



公園の中に鎧姿で立つ織田信長。





そのすぐそばには濃姫の姿。



最近の流行だろうかここも恋愛のパワースポットになっているそうな。

公園からは線路沿いに狭い道を歩いていく。





清洲駅の近くには撮り鉄の人がいた。



脚立を用意しているところを見るとプロかハイアマチュアのカメラマンだろうな。





清洲駅に到着。





今日はこの駅までとして名古屋駅まで戻る。



プラットホームからキロポストが見えたので近寄って撮影。



列車を待っていた人たちが怪訝そうな目でわたしを見るのだった。

今日も同じ名古屋駅前のホテルに泊まるのだが、外出がおっくうに感じて夕食はコンビニのおにぎりとカップみそ汁だけ。



旅に出る前は名古屋では「味噌カツ」を食べようとか「天むす」もいいなとか考えていたが結局はこのようなもので済ませてしまうのであった。



東海道本線全線全駅歩き旅 続編(35) 名古屋駅 ―> 枇杷島駅

2022年07月18日 | 東海道本線 名古屋駅から大垣駅
東海道本線全線全駅歩き旅 続編(35)

2022年(R4)5月19日(木) 名古屋駅 ―> 枇杷島駅 JR営業キロ4.0Km

名古屋駅前から名駅通を歩いていく、周りは高層ビルばかりだ。



しばらく行くと右手にノリタケの森があってイオンの巨大なショッピングセンターが見える。



その隣にトヨタ産業技術記念館がある。





旅の計画を立てていた時、ここは見学したいと思っていた。
うれしいことにシニア割引があった。



シニア割引を設定している施設や交通機関は意外と少ない。
すべての美術館、博物館などは子供料金のほかにシニア割引を設定して欲しいものだ。

平日ということもあるのか見学者の数はさほど多くなかった。
トヨタの産業の基礎となった紡績機械がずらりと並んでいる。



初期の手作業で織物を作る作業からコンピューターを使って織り上げる機械までの歴史を学ぶことができる。
動かない機械を並べているだけではなくて、実際に作動させ説明までしてくれるのだ。





猛烈な速さで織りあがっていく様子を見ているとよくこんな機械を作ったものだと驚くばかり。





自動車関連では木造の工場での手作りでだった時代から順に見ていくことができる。







ここも広い、しっかり見て回ると見学だけで半日はかかりそうだ。





わたしが子供のころのトラックの展示もある。



いまならウインカーだが当時は腕木式の方向指示器だった。



この三角窓などもいまでは見ることはなくなったなあ。



当時から高級車の代名詞だったトヨタクラウンの観音開きのドア。





ドアノブが親指で押し込むタイプだった。
ドアは力を入れて勢い良く締めないとしっかりロックできなかったものだ。
老人で車のドアを思い切り強く閉める人がいるが、あの頃の癖が抜けないのだ。

そして若者の憧れだったトヨタ2000GT。



うーむ、かっこいい! これがほんとのスポーツカーだな。

スーツ姿の集団が説明を受けている。



新入社員なのかな、全員神妙な面持ちで説明を聞いている様子だった。



やや急ぎ足で館内を見て回り、歩き旅に戻る。

庄内川を渡っていくと左手に倉庫?蔵?のようのが見えたので行ってみた。





清須市有形文化財 頼朝車と大きく書いてあるが中の様子はわからない。





清須市のホームページで見ると「よりともしゃ」という山車でからくり人形が上部に乗っているようだ。



【↑の写真は愛知観光ナビのもの】

トヨタ関連でロボットをからくり人形に使ったら面白そうだと、思ってしまった。



枇杷島駅へと線路沿いの狭い道を進んでいく。



この通路も高さ幅ともに人ひとりがやっと通れる大きさだ。



そしてこのように線路に触れるほどの高さの通路もある、列車を真下から見るのは迫力満点だ。



枇杷島駅に到着。





この時間帯だと人の姿はほとんどないが朝夕のラッシュ時は大混雑だろうなあ。





駅前には地味な時計とステンレスの輪っかがあった。