ココロのかけら

心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった

透明なガラスのような
ココロのかけら

快晴時々波浪警報

2006-05-31 | 

時々
君の瞳に吸い込まれそうになる
曇りなく 澄み渡る
黒い輝き


時々
君の声に聞き惚れてしまう
深い響きが
耳から胸の奥へと
入り込んで


時々
君の手に見とれてしまう
指の先まで敏感に
染み渡る 感受性と
波動



時々
君の奥に潜むものに
揺り動かされる




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転換

2006-05-24 | 


あなたに伝えようと思っていた言葉たちは
行き場もなく
どうしようも
ないことだけど
なんだか 穴が開いたみたいに
隙間風が通って
心が震えた


見上げた空には
薄く広がる雲に染められて
かすんだ
ブルーの色


わたしは またひとり
心を青に染めながら

明日を目指すよ


未来を目指すよ



 
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欲張り

2006-05-24 | 


こんなにも
幸せにあふれているのに
どうして人は
私は
欲張ってしまうんだろう?


幸せを
等身大に
受け止められないんだろう?


どうして
もっと
欲しがってしまうんだろう?


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群集の外に

2006-05-21 | 


そこで待っていてくれたんだね
僕の幸せのかけら


数え切れないほどの
群衆の中から
僕は探そうとしていた
こんなにたくさんいれば
見つけられると


僕はたまらなく切なくなった
探しても探しても
たった一つに
出会えなくて



そこで待っていたんだね
コンクリートの片隅
小さく
でも強く
君はそこで待っていた


たった一つの君を
僕はようやく見つけた
君は小さく
笑っていた
僕は胸がいっぱいで
どうしようもなくて
涙がこぼれた



幸せのかけら
君を見つけた
小さなハートが
4つ並んでいた


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道草

2006-05-21 | ことばの風景

晴れた日の夕暮れ
少し傾いた陽の やわらかい光が
大きな木の間から
降りてきていた


しゃがみこんだら
クローバーの葉っぱに
いろんな虫が
這い出していた


向こう岸では
楽しそうに
お散歩する犬がいて

なんとも言えない
普通の日常の一コマが
広がっていた


こんな平和な日は
ここでじっとしていたい
ただひとり
自然と向き合っていたい
立ち止まっていたい

風を大きく吸い込んで



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魔法

2006-05-18 | 


優しい君の
魔法にかかる


不器用の合間にのぞく
無邪気な視線と
やわらかい言葉


濁りのない
黒い瞳が
あまりに輝いていて



僕は時々
魔法にかかる


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疼き

2006-05-17 | 片想い

あなたに毎日
会いたくて
あなたの瞳を
見つめたくて


じっとしていられない
そんな私が苦しい


あなたと毎日
話したくて
あなたと気持ちを
通わせたくて


もう押さえきれない
そんな私が苦しい


そんな私が
悲しい


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境界線

2006-05-16 | 片想い

この気持ちを
どこへぶつければ
僕は すっきり
笑えるんだろう?


この気持ちに
どう言い訳をつければ
僕は 自分を
あきらめるんだろう?


この気持ちを
どう昇華すれば
僕は 前に
進めるんだろう?


僕は ただ
君が好きなだけなのに


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満潮

2006-05-11 | 独りごと

もう 壊れそうで
僕は走っていた
気付いたら
いつかの公園に来ていた


どうにもならないから
僕は流れるままに


風が
話しかけていた


すべてが大きすぎて
僕は ただ
途方にくれて


時々
この小さな体に
満ちる想いが
入りきらなくて


時々
抱えきれなくて


苦しくなる


だから
この手を握って
あなたのその温かい手で
僕のこの手を
握っていて



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循環

2006-05-08 | 想い

涙が出るのは
悲しい訳じゃなくて
深い想いに
心が動揺するだけ


あなたへの想いは
決して風化することなく
ここにあって
私を揺さぶっている


だから ただ私は
強く泣きながら
あなたの姿を
あなたの魂を
心に循環させる


私の持ち得る
全ての力に
あなたの魂を
循環させる


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想い

2006-05-05 | ことばの風景

白い蔓薔薇のアーチを通って
向こう側へ

揺れ動いた 私が見たのは
青い空と
月と
飛行機雲


そして
水色の花



遠い
あなたへの想い



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揺られて

2006-05-04 | 片想い

僕はまた
目の前の炎に揺られて
僕はまた
波動を感じて


夕焼けと
か弱い月を見ながら
涙した


君への想いと
目の前の現実
遠い面影は
褪せやすく
君とのセンサーを
切ってしまいそうで


僕は泣いていた


何だか分からなくて
僕は揺られていた



でも君を呼んでいた
君を想いながら


僕は泣いていた


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射光

2006-05-03 | ヒカリ

朝の風が
少し冷たくて
空は明るく
はじまりの色


アスファルトの隙間から
ひとつ伸びた紫の花が
小さく揺れて
笑ってた


こんな朝の日は
まぶしいくらいの出来事が
生まれてくるに違いない


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三日月と夜の道

2006-05-03 | 独りごと

僕は一人で歩く


空では
三日月が電線に引っかかって
窮屈そうに見えた


僕は一歩下がって
三日月は電線をよけた
近くで星が光ってた


雑踏の中を 一人で歩く僕は
少し冷たい夜の中に
心地よく
溶け込んでいた


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高波

2006-05-03 | 片想い

波が来た
また揺られて
僕は切なくなった


日々の小さな出来事の合間に
君を想う

どこにいても
何をしても
思い出すのは
君のことばと
君の色


いつにも増して今日は
波が高いのだ


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