ココロのかけら

心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった
透明なガラスのような
ココロのかけら

道  ~Special Tribute to Yuka~

2005-12-30 | identity

長い間 ぎゅうぎゅう詰めの列車の中で
揺られていたような気がする
身動きもとれない
抜け出す隙間もない
そんな列車の中で
揺られながら 立っていた

流れにのるのは 楽かも知れない
列車の中は 楽かも知れない
だけどこのままで いいのだろうか

-----次の駅で 列車を降りよう
レールの上から脱出しよう
どこまでも果てしなく続く
夢を目指して歩いてゆこう
自由な翼を持つ鳥のように
夢に向かって歩いてゆこう
自分だけの道を 
歩いてゆこう
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ひとり

2005-12-29 | 独りごと

私はひとりじゃない
だから生きていける
さびしさも すべて
誰かとつながっている


いろんなものに
見守られてる
お月さんも
青すぎる空も
スカートの後ろを
揺らす風も

私を包む

私はひとりじゃない


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手の中の雪だるま

2005-12-27 | 


しめつけられる想いに
どうしようもなく青く染まる
ひとり 冷たい雪だるまを
抱えているみたいで


手の体温を奪って
できた透明のしずくが
音もなく
落ちてゆく


吹きつける風の中
持ち続ける雪は
冷たくて
透明で
あまりに壊れやすく
手放せない
空色の塊


こぼれ落ちるしずく
ひとり たたずむ
雪だるまは いっそう白く
この心を映す


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HUG

2005-12-27 | 


差し出した手
ふたりの気持ち
あふれ出た波動が
重なった


包み込んだ腕の
大きさと温かさ
ふんわりと
やわらかく


背中に触れた手
言葉にできない
その体温の
ぬくもり



あなたのその手を
あなたのその背中を
そっと包む
わたしのこの手

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凛と

2005-12-26 | 独りごと

冷たい空気に
背筋がピンと伸びて
空を仰いだら
心に青が
反射した


手をつないだり
寄り添ったりして
2人で歩く
クリスマスの人たち


ひとりで
外を歩く私は
なぜか
すがすがしくて
背中から
白い羽根が
伸びていくようで


心いっぱいに
笑っていた



私はひとり
凛と立つ

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石鎚山

2005-12-25 | 


いつにも増して
青く晴れた空
ふと見渡せば
白くそびえる
石鎚山


きりりとした
白い凹凸
ひときわ高く


まっ白く深い
雪をのせた
石鎚山は

ひとり鋭く

そこに

立っているのだった

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有頂天

2005-12-24 | 


あなたに会える
それだけで
私の心は 有頂天

フリフリの パラソルで
ふわふわ宙を 飛んで歩く


あなたに会える
それだけで
私の明日は 超快晴

澄みわたる青い空の中
ゆったり白い雲が走る


あなたに会える
それだけで
私の心は 満たされる

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只今沸騰中

2005-12-24 | 


ハッピーが一気にやってきた
大吉のおみくじに うちでの小づち
この上なく幸せで
顔がにんまり
ゆるみっぱなし


心がウキウキして
ふわふわ 
空を飛んでるみたい
うれしい気持ちが爆発して
もう破裂しそうだよ


あぁもう考えただけで
ハートが沸点に達する

あまりにうれしすぎて
只今沸騰中


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太陽

2005-12-22 | ヒカリ

太陽が
顔を出す
その瞬間
心に光が
差し込んで
明るくなる
あったかくなる


指先を刺激する
冷たい風の中
ちぢこまった体が
一瞬 ほっとする


そんな冬の北風の中
そんな太陽のような君を
僕はずっと待っている
ずっと
待っているよ

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迷子

2005-12-21 | 独りごと

孤独は好きなはずなのに
時々 迷子になる
その静けさに
その冷たさに

急にぱっと明かりが消えて
視界が遮断されたように
何も見えなくなる


どこへ向かうのか
どこから来たのか
何を
求めているのか


孤独は慣れているはずなのに
時々 迷子になる

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ビー玉

2005-12-20 | 


冬の夜は早い
さっきまで ビルの西側を
黄金色に染めていた夕日が
雲の帯に
隠れてしまった


空は群青
濃く深い透明
信号や 通りの明かりが
丸くぼやけて 光ってた


ビー玉をばらまいたみたいだと
君が言っていたのを
僕はふと 
思い出した

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銀世界

2005-12-19 | 詩集

青い空を
雲が全速力で走ってる
こっちにくる
朝の光に向かってる


辺り一面 まっ白で
空気は透明感を増す
サクサクの雪の上を
テケテケと歩く


どの季節も
好きだと言った君と
銀世界で
しっぽを振る私

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雪のよう

2005-12-19 | 


雪の結晶は
ひとつひとつ形が異なると言う

雪の結晶は
よい言葉をかけると
きれいな形をつくると言う


人間だって おんなじ

私たちは
そんな雪の結晶
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信友

2005-12-17 | 


伝わらない
気持ちが足りない
分かち合えない
届かない


僕はただ進む
前を信じて進む
足りないものは
未来の糧に
今日の涙は
明日のキラメキに


僕は信じる
信じて進む

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カタワレ

2005-12-16 | 独りごと

かたわれを探している
2ピースのジグソーパズル
横に並べば ぴったり合って
模様を描きだす


とんがった角も
やわらかなカーブも
きちんと沿って
ズレない


かたわれを探している

たったひとつの
かたわれを
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