
言い知れぬ不安に駆られるとき
視界はどんどん狭まって
何も選べなくなる
どこへ行くべきなのか
何をするべきなのか
そもそも
べきという言葉に
あまりに捕らわれすぎて
僕の手足は
あまりに不自由で
もう
上手く動かせないんだ
どんなにポジティブな言葉を頭に詰め込んでも
あっという間に靄の中に拐われて
消えてしまう
そんな日々が繰り返されて
僕の脳みそは
もうずっとバグってる
不安の正体は
実態のないオバケ
暗がりで増長していく
ただのフィクション
その筋書きを
もう一度 書き換えよう
脳みそのおかしな癖を変換して
ちゃんと前に進めるように
自分を誇れるように
その脳みそのバグを
解消して