アラウンド 2025-02-13 | ヒカリ 次の角を曲がったらきっと見えてくる待ちに待った景色心のふるさともうすぐそこまで来ているその影も匂いもまだわからないけれど次の角を曲がったらほっと息をついてその景色を楽しもう思いっきり羽を伸ばしてそれはもうすぐ目の前にやって来る春の訪れと共にあなたの傍に
回復 2025-02-02 | ヒカリ 過去の出来事もあのときの自分も凹んで動けないときの焦る気持ちもすべて回復すると君が教えてくれるから僕は前に進めるんだ無理に笑わなくていい学校だって会社だって休んでいいがんばらなくていいあなたの前に道はないあなたの後ろに道がある歩いた場所を振り返ればそこに あなたがいてそこに あなたと歩いた人がいてあなたが歩いた道があるいつかそれはじんわりと彩りと温かさを持ってあなたの心をあるべき場所へと導いてくれるすべてはいつか回復してあなたを守る オーラになる
The One I Meant 2025-01-23 | ヒカリ 日々の いろんなことに浸食されて僕はすぐに忘れてしまう目指していたこと本当に行きたい場所心から望むもの何度も書き留めて 思い出させるのに目の前の些細ないざこざにすぐに足を取られて躓いてしまう何度も同じ道をぐるぐると歩いているようで先に進めない 迷路から抜け出せないで息が苦しくなる僕は君を想ういつかこの迷路を抜け出したら逢えると僅かな期待を残して僕は未来を描くその先にはきっと想像した世界が広がっていると信じて僕はまだ諦めない叶えていないものリストをクリアして次のステージに行くまで輝く自分を取り戻してその場所に立つまで
我が道を再確認する 2024-07-09 | ヒカリ 自分は間違っているんだろうかそう思うときがある直感に従って流れに乗ってきたつもりでも思うように結果が出なくてふと不安になる誰かの言葉が答え合わせになってこの道でよかったんだと再確認する出会う人がいて出会う場所があるわたしの選んだ道は冒険を含みながら果てしなく広がっていく
西へ向かうあずさに乗って 2023-11-19 | ヒカリ ここではないどこかに連れていってくれるそんなワクワク感を乗せて列車は今日も走る窓から見える景色が特別な空気感に包まれているのは朝の澄んだ光と胸にある期待のせいだちょっぴり緊張を抱えて景色を眺めるわたしを次なる目的地へと今日も列車は 運んでいく
だからわたしは諦めない 2022-03-31 | ヒカリ 突然咲いた と思うでも 花にしてみたら別に突然ではないんだろうゆっくりと見えないところで咲く準備をしていたそれを知らないから当事者以外は「突然」だと思うんだろうやってきたことの成果も同じで積み上げてきたことが実を結んだときみんなは急に成功したと思うんだろうだけど花は急に咲かないし成果は急に出ないそこに至るにはそれなりの道のりがあるだからわたしは諦めない静かにかつ期待を膨らませて春を待つ あの花のように
反動力 2015-05-04 | ヒカリ 2の力で 後ろに引っ張られるから わたしは プラス4の力で 前に行こうとする それは 反動力 引っ張られる力が強いからこそ 前に行こうとする力が 強いのだ マイナスの力が かかればかかるほど わたしはプラスに 行こうとする
中央線の窓から 2015-01-25 | ヒカリ 彼女と笑い合った帰り道 中央線から 赤く光ったタワーが見えた 高くそびえた 新宿のビルたちに 夕焼けのグラデーションが 映って見える頃 わたしは中央線の窓際に立って 暮れゆく景色を眺めていた 中央線は 東京の街を横切って 全てを乗せて 今日も走る
日々是最善 2015-01-25 | ヒカリ 無造作に伸びたワイヤープランツに 白い花を 二つ見つけた 誰にも知られずに ひっそりと 小さな花を 咲かせていた そうやって 開いては 散っていく 花は日々の 善行のように 誰の目にも 留まらなくても 繰り返し くりかえし 日々の小さな 喜びのように 心の片隅を ほのかに照らす そんな小さな花を そんな小さな 花たちを
白い世界へ 2014-04-11 | ヒカリ 中央線から 白く光る桜 霞みの向こうには 孤高の山 青い空には 短く しぶきを上げる 白いジェット 春風と共に 世界は開いていく 新しい世界へと 心は開いていく
青い炎 2013-09-29 | ヒカリ 青い炎は熱い 冷静そうに見えても 冷たい訳じゃない わかりやすい赤い炎より 温度は高いのだ 冷たいと思って近付いて その熱さに驚く 知らなかったのかい? 青い炎は 赤い炎より 熱いんだよ 私は青い星 高く燃える まっすぐな星
魂の距離感 2013-01-20 | ヒカリ ここ数日で なんだか 長い距離を 移動したように思う 無理やり飛ぼうとしたんじゃなくて がむしゃらに動いていたら いつの間にか 遠くまで来ていた という感じ ずいぶんと 遠くまで 移動したように思う ここ数日で
Go Ahead 2013-01-02 | ヒカリ 真冬の午後4時 暖かな日差しが 木々を照らす 黄色く輝く葉っぱの中に 赤い新芽が 混じっている 真冬だというのに 彼らは 伸びゆく赤い新芽たちは 澄みわたる空に向かって ピンと 立ち上がっていた