ココロのかけら

心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった

透明なガラスのような
ココロのかけら

ある秋の晴れた日に

2008-10-18 | 詩集

笹の葉の間を通る
光がチラチラ 畳を踊る
こんな陽気の秋の日には
君と言葉を交わしながら
この風を彷徨っていたいんだ


心地よい感覚の中に
いつも君が居るよ


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everyday is a new life

2007-07-06 | 詩集

毎日 何億という数の細胞が生まれ変わって
目が覚めれば
新しい自分がいるのかもしれない
細胞は生まれ変わりを繰り返し
昨日の自分なんて
ひとかけらも残っていないのかもしれない
変わらないのは
この 喉の奥のほうにある
ヒリヒリとした感覚だけで
細胞たちは生まれ変わって
あんなことも こんなことも
もう記憶していないのかもしれない


everyday is a new life


毎日同じように見える木も
1ミリずつ伸びて
やがて大きな大木となる
ただ今日のこの瞬間を
ただ上に向かって伸びていき
立派な木になる

太陽を浴び
雨を受けて
静かに息をして
1ミリずつ
1ミリずつ
今を生きる


everyday is a new life


目が覚めた時から
新しい自分が始まる



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能動態

2006-09-16 | 詩集


待っているのは
もう 飽きたから
僕は行くよ
君のところへ

止まっているのは
もう しびれたから
僕は動くよ
行きたいほうへ


受動態から
能動態へ


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着地点

2006-02-09 | 詩集

着地点を
探すの

きれいな模様の
真ん中に


でこぼこ道や
水たまり

果てしない海や
木の木陰

ふわふわ舞って
ぐるぐる周って


着地点を探すの

行きたい場所の
真ん中に

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人生は賭けだ

2006-02-03 | 詩集

「これだ」っていう時に
大きな賭けにでる

大胆にならなきゃ


人生は贈りもの
神様からもらったもの

だから生かさなきゃ


慎重すぎて何もできないなんて
もったいない


人生は賭けだ
やってみなきゃ
分からない


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Can

2006-01-13 | 詩集

どこにも行けないなんて思うと
どこにも行けなくなる
だけど本当は
どこにだって行ける

なんにもできないなんて思うと
なんにもできなくなる
だけど本当は
なんだってできる

毎日が発見で
毎日が感動

ほんの小さなことも
道端の犬も
微笑をくれる


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銀世界

2005-12-19 | 詩集

青い空を
雲が全速力で走ってる
こっちにくる
朝の光に向かってる


辺り一面 まっ白で
空気は透明感を増す
サクサクの雪の上を
テケテケと歩く


どの季節も
好きだと言った君と
銀世界で
しっぽを振る私

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冬空

2005-12-12 | 詩集

大きく膨らんだり
縮んだりしながら
ゆっくり流れていく
窓に切り取られた空には
青と白と灰色

羽ばたいてった
名も分からぬ鳥は
どこへ目指して
あの広い空へ


形を変えながら
ふわふわの雲は進む

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モンスターと夜の道

2005-12-12 | 詩集

旅立ってしまった
はるか遠くへ

モンスターは
とり残されて
道の途中で
泣いている

もう辺りは真っ暗で
前も後ろも
分からなくなった
闇の中 耳をすましても
戻ってはこない

モンスターは
空を見た
そこには月があって
瞳から
こぼれた涙が
キラリと光って
落ちてった

モンスターは
思い出していた
温かかった
手の感触を
刺さったままの
心のトゲを
後ろ姿を


顔を上げて
一緒に歩こう
モンスターは
手を握った
月は
どこまでも続く道を
じっと
照らしていた



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モンスター

2005-12-12 | 詩集

想像の中に生きる
わたしはモンスター
夢を食べて膨らむ
わたしはモンスター

掻き立てられて
出来あがったストーリーは
ぷよぷよで
ふわふわ

築きあげたファンタジーの世界
どこへだって行ける
空だって飛べる
わたしはモンスター

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ココロのかけら

2005-12-07 | 詩集

心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった

私が私であること

君が君であること

小さなかけらが
形を作って
小さなかけらが
光を反射する

透明なガラスのような
ココロのかけら
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