By My Side

アナタが存在するというだけで
心が安らいで

アナタと共有する時間があれば
それだけで
温かな感情が
全身を駆け巡る


何も望まない
ただ
そこにいて


アナタから発せられた声は
空気をほのかに揺らしながら
ワタシの肌まで伝わって
ワタシの心に浸透する


その体温が
ただ
心地よくて


アナタの身体が
ここになくても
ワタシの心は
傍にいるから


どうかずっと
このままで

ハイライト

ただ あなたに 会えることが
楽しみで
その時間は
その１日の
ハイライトになる


そこにあるのは
２人が共有する
空気と
時間と
学ぶこと


なぜ 特別なのか
未だにわからない
こんなにも 明らかに
歳が離れているのに


なぜ わたしの波動が
こんなにも
あなたの波動に近づくのか
わたしは未だに
わからない

両膝のコンタクト

膝がこちらを向いていたら
心を開いている証拠だと
何かに書いてあった


いや
こちらを向くどころじゃなくて


2人の膝は
テーブルの下で
何度も接触する
片膝だけじゃなく
両膝がぴたりと
合ってしまう


そして一度 離れてから
その膝は よく
戻ってくる

陽だまりのように

涙が溢れそうな日も
キミが電話口に出るだけで
心がふっと 浮上する
その声を聞くだけで
心が安らいでいく


キミに会えば
どこか心が満たされて
心地よい波動が
わたしを包む


何気ない会話
日常の中の１コマ
特別な演出も
ドラマティックな展開もない


そんなキミとの時間が
やわらかな陽だまりのように
ふんわり漂って


わたしは幸せに包まれる