ココロのかけら

心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった
透明なガラスのような
ココロのかけら

遠くまで

2008-12-20 | ヒカリ

晴れた日は 風に乗って
遠くへ 遠くへ
電車に揺られ どこまでも
流れる景色を眺めながら
遠くへ 遠くへ
過ぎゆく季節を連れて


坂道を上がると
白く光る君が見えた


僕を乗せて走る
この道は果てなく続く
いつも君が傍にいる
ただ僕は笑っていられる


空へと伸びた両手は
世界としっかり繋がって
背中に受けた光は
僕をめぐる体温になる


透き通る日には
電車と風に乗って
遠くへ 遠くへ
光る君を追いかけて
この小さな足で走る





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君は

2008-12-20 | 


もう君は
土に還りたいとか
人間じゃないものになりたいとか
思わないの?


楽しそうに笑う君や
前を向いて進む君を見て
うれしくて
あふれるような気持ちになるけど


ふと
自然の静寂の中で
その鎮まった姿に
憧れたりするから


僕は
電車の中
窓の外を眺めて
涙をこらえきれずに
踏ん張って
立っているんだ


ねえ君は
もう思わないのかい?
なぜ自分が
自分なのかとか
どこへ向かって
どこへたどり着くのかとか


誰かとこの手を
つなげるのだろうかとか


もう君は

今の君は




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never fed up with you

2008-12-15 | 


軽い音の羅列
流行の音楽
それらしい言葉と
もっともらしいフレーズで
最先端を気取って
時代を乗っ取るつもりで


もう僕はウンザリだ


売れるとか売れないとか
本当はどうでもいい
一人の心に響いて
一生離れないくらいの
光を放つのなら


あなたの声と共に生きる
あなたをここで見ている
満ちる時も欠ける時も
尖った時も笑った時も


本当の声がいつか
真っすぐ空に刺さる時
一人の心に響いた
その声が夜空に広がって
光を届けるのなら


あなたの声と共に生きる
あなたをずっと見ている
満ちる時も欠ける時も
尖った時も笑った時も

コメント (4)
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