ココロのかけら

心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった
透明なガラスのような
ココロのかけら

射光

2006-05-03 | ヒカリ

朝の風が
少し冷たくて
空は明るく
はじまりの色


アスファルトの隙間から
ひとつ伸びた紫の花が
小さく揺れて
笑ってた


こんな朝の日は
まぶしいくらいの出来事が
生まれてくるに違いない


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三日月と夜の道

2006-05-03 | 独りごと

僕は一人で歩く


空では
三日月が電線に引っかかって
窮屈そうに見えた


僕は一歩下がって
三日月は電線をよけた
近くで星が光ってた


雑踏の中を 一人で歩く僕は
少し冷たい夜の中に
心地よく
溶け込んでいた


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高波

2006-05-03 | 片想い

波が来た
また揺られて
僕は切なくなった


日々の小さな出来事の合間に
君を想う

どこにいても
何をしても
思い出すのは
君のことばと
君の色


いつにも増して今日は
波が高いのだ


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暮れゆく空に

2006-05-03 | ことばの風景

夕方の僕は
傾いた太陽に向かって
バイクを走らせる

雲一つない空のすみっこが
赤くにじんでいた


夕焼け空が見れること
夕日に会えること
この上なく
うれしくて


僕は最高にしあわせだった
その一瞬を 心に焼きつけて
一生しあわせでいられると思った


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