ココロのかけら

心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった
透明なガラスのような
ココロのかけら

早朝の旅立ち

2023-05-02 | 

早朝の首都高
mellowな音楽を聴きながら
オレンジの朝日に照らされて
目指すは翼の王国

寝ぼけた身体と
重たい頭に
ピリピリする感覚を乗せて

いざ旅立とう
いざ舞い上がろう


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郊外電車

2012-03-08 | 


土曜日の朝
OFFモードの人たち
日向ぼっこの電車の中
ガヤガヤしている

平和そうな1日


春が近付いてくる
世界は開こうとしている
モゾモゾと
土を背中で押し上げて


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白い鳥

2012-02-01 | 


従順な鳥
重力に逆らって
平衡を保ち
目的地を目指す

人工の白い鳥
人間が得た
鋼鉄の翼
わたしの夢と
高揚を乗せて

この空を翔る


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自由意志

2012-02-01 | 


自由意志はある
神様に与えられた
この広い宇宙の 世界の中で
自由に
動き回っていいんだよと
伝えられている

DNAの中に
細胞の
ひとつひとつの中に
インプットされたmodelの中で
動くようにと

その人生の中で
自由に

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Seven Colors

2012-01-18 | 


偶然を重ねて 
人生を生きる
一瞬の空に
虹を見つけるように

その七色の輝きを
心に響かせて


偶然を重ねて
人生は続く
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虹色の手のひら

2012-01-16 | 


手のひらの水分が
太陽を受けて
虹色に光ってた

それを見ながら
あぁ わたしも一緒だったと
そう思った


夕陽に染まる風景を
羨ましいと思ってた
わたしは人間だから
あんな風には染まらない
あんなに 赤くなってはいない


だけどそのとき 手のひらは
「一緒だよ」と 言っていた
異物ではなく
自然の一部だと


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CALLING

2009-07-11 | 


ラジオから流れてくる君の声が
あまりに魅力的で
僕は一瞬にして その世界に
引き込まれていたんだ
一目惚れという言葉があるなら
それは 一耳惚れだった

そのやわらかな声が
心の奥まで しみ込んで


ただ逢いたくて
逢いたくて
月明かりの中
くり返し歩いた


どこへ行けばいいの?
この道の果てに
その答えはあるの?


その愛しい声を探して僕は
あてのない散歩を続ける

焦がれる胸を抱えて







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君は

2008-12-20 | 


もう君は
土に還りたいとか
人間じゃないものになりたいとか
思わないの?


楽しそうに笑う君や
前を向いて進む君を見て
うれしくて
あふれるような気持ちになるけど


ふと
自然の静寂の中で
その鎮まった姿に
憧れたりするから


僕は
電車の中
窓の外を眺めて
涙をこらえきれずに
踏ん張って
立っているんだ


ねえ君は
もう思わないのかい?
なぜ自分が
自分なのかとか
どこへ向かって
どこへたどり着くのかとか


誰かとこの手を
つなげるのだろうかとか


もう君は

今の君は




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never fed up with you

2008-12-15 | 


軽い音の羅列
流行の音楽
それらしい言葉と
もっともらしいフレーズで
最先端を気取って
時代を乗っ取るつもりで


もう僕はウンザリだ


売れるとか売れないとか
本当はどうでもいい
一人の心に響いて
一生離れないくらいの
光を放つのなら


あなたの声と共に生きる
あなたをここで見ている
満ちる時も欠ける時も
尖った時も笑った時も


本当の声がいつか
真っすぐ空に刺さる時
一人の心に響いた
その声が夜空に広がって
光を届けるのなら


あなたの声と共に生きる
あなたをずっと見ている
満ちる時も欠ける時も
尖った時も笑った時も

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ありがとう さようなら

2008-11-09 | 


この日が来ることを
どこかで知ってたから
ずっと
聞こえないフリをしていた
ずっと
君が言う サヨナラの挨拶に
向き合えなかった


終わりを告げる言葉
君には 怖くて言えなかった
声にしてしまうと
本当に
すべてが消えてしまいそうで


ありがとう
そして さようなら


その時が 来たよ


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やさしい君の 色と音と体温

2008-07-24 | 


やわらかな瞳で
君が言った言葉に
僕はただ
あふれそうで
回した腕が
君を包み込んでも
足りないくらいの
やさしい光


一生 忘れないと思った


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反比例

2008-04-02 | 



眠れない夜の
読書灯

揺られるバスに
文字はゆがんで

白い紙に書かれる言葉は

膨張した
君への想い

頭のてっぺんから つま先まで


君の街から 遠のくバスと
君で埋め尽くされる
細胞の記憶


夜が明けるまで バスに揺られて
静かに強く 君への思想に浸る


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忘却

2008-04-01 | 



あの時 見つめた瞳も
いつか記憶は薄れて
あなたを忘れるのだとしたら
あなたを失うくらいなら
いっそ あの日のぬくもりも
この手に触れた 体温も
はじめから
なかったことにして


君の後ろ姿が
闇の中に消えてゆく
夢ならもう一度
巻き戻して 戻ってよ


僕の心の君の部分が
いつか色あせるのなら
もう君を忘れようと
もう君を
追い出してしまおうと


追いかけたガラス玉
目の前でこわれた
僕は泣きながら立っていた
こんな夢はもう
見たくない



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遠い星のかけら

2008-04-01 | 



あの時 わたしを見つめた
あなたの瞳は
宇宙に浮かぶ
星のようだった


あなたは何も言わずに
ただじっと


わたしは言葉を選べずに
胸いっぱいに立っていた
遠い記憶の裏側の
もやもや白い幻想の中で


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化学反応

2008-01-29 | 



体内の化学反応 微動しながら広がる
いつか体中を巡って 手先は痺れてくる

この手を握ってくれないか
震えている この手を
つかまえていてくれないか
ほんの少しでいいから


鼓動は速まったり 止まりそうになったり
大忙しでついていけない
誰か押さえていてくれないか
本来の姿を 取り戻すまで


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