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ココロのかけら

心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった
透明なガラスのような
ココロのかけら

2005-12-15 | あなたとわたし

あなたと手をつなぐ
ぬくもりが交差する

触れ合った
手のひら
あなたの心臓と
わたしの心臓が
つながる道

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自決

2005-12-14 | identity

人にどう思われるかで
自分を決めちゃ いけないよ
そうやって みんなに合わしたって
誰も君の責任なんてとれない

正しいことを続けていれば
人はいずれ分かってくれる
だから自分を偽らず
曲げずにまっすぐ進むんだ

そうやって 強くなるんだよ
そうやって やさしくなるんだよ


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みつをさん

2005-12-12 | 


みつをさんの
座る姿に
まっすぐ見つめる瞳に
みつをさんのスジを見ました

みつをさんの
言葉のひとつひとつと
向き合った
たくさんの文字に
みつをさんの強さを見ました

みつをさん
あなたは美しい
その生き様が
その濁りのない目が
黒くて厚い字が
この上なく
美しい


みつをさん
あなたのような
美しい人になりたい


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この道を

2005-12-12 | 独りごと

道はつながる
気持ちもつながる
あなたの想いが強ければ
強いほど

心は動くんです
揺られるんです
小さなうねりでも
激しく打ち上げるんです
水しぶきをあげて


道はつながる
かき分けて通った道



まっすぐ前を見据え
この道を歩く


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冬空

2005-12-12 | 詩集

大きく膨らんだり
縮んだりしながら
ゆっくり流れていく
窓に切り取られた空には
青と白と灰色

羽ばたいてった
名も分からぬ鳥は
どこへ目指して
あの広い空へ


形を変えながら
ふわふわの雲は進む

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モンスターと夜の道

2005-12-12 | 詩集

旅立ってしまった
はるか遠くへ

モンスターは
とり残されて
道の途中で
泣いている

もう辺りは真っ暗で
前も後ろも
分からなくなった
闇の中 耳をすましても
戻ってはこない

モンスターは
空を見た
そこには月があって
瞳から
こぼれた涙が
キラリと光って
落ちてった

モンスターは
思い出していた
温かかった
手の感触を
刺さったままの
心のトゲを
後ろ姿を


顔を上げて
一緒に歩こう
モンスターは
手を握った
月は
どこまでも続く道を
じっと
照らしていた



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マシュマロマン

2005-12-12 | 

やわらかな人
マシュマロのように
ふわふわ甘い
真っ白な人

心のトゲを
包み込んで
溶かしてしまう
魔法の光
辺りに漂って
僕をいざなう

小さな目に
透明な泉
湧き出る水に
反射する

僕の姿は
写っただろうか
君のその瞳に
捉えただろうか

あの日の君の
広い背中に
僕はいつか
追いつけるだろうか

そのふわふわの
真っ白い影が
僕の心で
巨大化する


やわらかな
マシュマロのように
ふわふわ甘い
真っ白な人
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満福 ~まんぷく~

2005-12-12 | 

そこにあるのは
あり余るほどの気持ち
ただ ただ
大事におもう

喜ぶ顔が見たくて
ごはんをつくる
あなたの姿が
目に浮かぶ

黙って待っている
鍋いっぱいのごはん
見ているだけで
おなかいっぱい


ああ
私は満福
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モンスター

2005-12-12 | 詩集

想像の中に生きる
わたしはモンスター
夢を食べて膨らむ
わたしはモンスター

掻き立てられて
出来あがったストーリーは
ぷよぷよで
ふわふわ

築きあげたファンタジーの世界
どこへだって行ける
空だって飛べる
わたしはモンスター

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横顔

2005-12-11 | うつくしきもの

かき分けた前髪の隙間から見えた瞳が
光をまっすぐ吸い込んで
透き通っていた


そんな君の横顔を
ただじっと見つめていた


あごから生えた短い髭をなでながら
どこか遠くを見るような目で
まっすぐ 何かを見ていた

心の中にある大切なものを
思い出すような
遠い目で


そんな君の横顔は
この世で最高に美しい
そんな心の持ち主を表す
眩しいものだった


君から発せられる言葉は
あまりにもまっすぐで
透明で
知らぬ間に心に突き刺さるけど
それは
また透明な涙となって
浄化してくれるから



ただ君の横顔を見ながら
音に身を任せていたら
今まで抱えていた全ての哀しみが
羽を持って飛んでいったみたいに
軽くなっていた

それはきっと星になって
夜空で瞬いているはず
だからもう
泣かなくてもいい


君の横顔を見ながら
この想いと共に生きてゆこうと
生きてゆけると思った

もうひとりぼっちじゃないと
もう大丈夫だと

そう思った

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帰郷

2005-12-11 | 想い

家を出る決心をした僕は
心の中に 帰る家など
もうなかった


思い出すのは
ベランダから見た夜空
満天の星を見上げて
流れるものを待った

吐く息が白くなるほど
寒さが染みる夜でも
星を見ているとどこか
希望が持てる気がした


思い出すのは
窓から仰いだ空
きゅうきゅう鳴る胸を
抱えながら見た青

締めつけられるような
切なさに囚われながら
青に染まる感覚が
たまらなく心地よく


ひとりぼっちで生きて
誰も見つからなくても
この空さえあれば
大丈夫だと


思い出すのは
壊れそうな孤独感
もう終りにしようと
何度も繰り返したこと


あの家を出ようと思った時
もともと帰るべき家なんて
随分前からなかったんだと
そう思っていた


僕が帰りたかったのは
家じゃなかった
僕が欲しかったのは
居る場所じゃなかった
温かい
ぬくもりだった


思い出すのは
彼女の体温
同じようにぬくもりを求めていた
分厚くて弱い人


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小春日和

2005-12-10 | 


両手を挙げて
駆け出した心が
太陽の光をあびて
笑うんです


あのテーブルで
ほおづえついて
あなたを見つめて
ニコニコするの


陽だまりの中
やわらかい時間
木々の間を
通り抜ける風


あなたが笑うから
私も笑うんです

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浮漂

2005-12-09 | 
冬の冷たい空気のようなあの人は
澄みきって よく届く
混じり気のない まっすぐな心で
シャキッと心地よい

秋のさわやかな風のようなあの人は
ふんわりと 漂って
やわらかな陽だまりが
優しく
まっすぐに包み込む

そんなあの人たちに
抱えられて
そんなあの人たちに
浮かんでる

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まっすぐ

2005-12-08 | 独りごと


まっすぐは 届く
まっすぐは つらぬく

まっすぐを生みだす力は
まっすぐではない

曲がりくねり
ひしめき合ってる

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12月

2005-12-07 | ことばの風景

冷たい雨雲の切れ間から
空の青が光っていた
にごりない
曇りない空

立ち昇った灰色の雲は
地上の空気を巻き込んで
刺さるほどの冷気に
白い息

冬が好き

厳しさの果てには
澄みわたる光たち
こんな嵐の中でも
美しさを失わない

この青い
地球が好き
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