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日本初のプロバスケリーグ
「bjリーグ」と日本のバスケを
それとなく応援するブログ。

日本のバスケが上を目指す為に3

2006-07-13 13:26:17 | Weblog
若干言葉足らずでした。
私が嫌いなのは、「過度の」勝利至上主義です。
ミスした選手を、試合中にもかかわらず、
外から見えないように他の選手で囲んだ上で体罰を加えたり、
ただ単に自分の実績欲しさに過酷過ぎる(マイナスにしかならないような)練習を
課したりすることです。

(同じように、みんなで手を繋いで同時にゴールする徒競走とかは
大嫌いです。)

力がつけば試したくなる。
通用しなければまた鍛えればいい。
勝敗というのは結果。
勝利も敗北も確実に人生の糧になる。
大会はなくす必要ないと確信します。

自らのチームの勝敗だけじゃなく、
チーム内での切磋琢磨。
それこそがチームを強くする。
選手を強くする。
選手の心を強くする。

人間関係構築の基礎を学べる。
競い合う機会すら奪いつつある今の学校には、
期待できない「勉強」のはずです。

スポーツをやる。やるからには勝ちたい。
勝つためには努力する。努力するから勝てる。
勝てなければまた努力する。
そこから得られる、教科書には書いてない宝物。
そこに楽しさ(単純な快楽ではない)もある。


スポーツ医学の話ですが・・・
プロフェッショナルが各チームに一人いるなら
それに越したことはないでしょうが・・・
絶対無理ですね。

生兵法はケガのもと、という懸念はもちろんです。
成長期の肉体に対するケアですからね・・・

ただ「2」で私が言いたかったのは、最低限中の最低限の知識だけは
身に付けてほしい!ということです。
未来ある選手たちの為にも、行き過ぎたオーバーワークなんかは
撲滅したいところです。
(「キツい練習」と「オーバーワーク」はイコールではありません)

そして楽しい練習の件ですが、
何かを成し遂げるためには、代償が必要なものです。
勝つためには、練習しなければなりません。
ただ、今の学校教育では、キツいことは子供たちにやらせてはいけないかのような
風潮がありますよね。
なので、少なくとも放課後以降は少し苦労してもいいんじゃないかなと思います。
なんの苦労もなしに得た勝利の味は、薄っぺらいでしょうから。
ここは、サジ加減でしょうね・・・

このブログを読んでいる方やmixiで知り合った方たちは、
上記のことを良く分かってらっしゃる方ばかりなので、読み飛ばしちゃってください。
正直、釈迦に説法になってしまうと思いますので・・・

さてさて、続きです。

自分的には、中学・高校の現状は、これでいいんじゃないかなと思います。
何かを変えるとしたらクラブチーム制を普及させるくらいでしょうか?
トップクラスのプレイヤーに、地域の枠を越えて、
質の高い指導を早い時期から与えるという形で
クラブチームはありだと思います。
・・・ただ、これと同じことを一部の強豪校、特に私立なんかが
すでにやっている気がします。

問題は高校卒業後だと思います。
続きは次回に。

途中で何を書いているのか分からなくなってきた・・・

8 コメント

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スポーツの楽しみ方 (kawashiman)
2006-07-13 14:51:08
高校卒業後は、仮に大学としたならば

部活(クラブ・体育会)またはサークルを選べますが

小・中では競技や会(部活・校外のクラブ)を選べず

部活に入るしかないという状況の中、

指導者の方針についていくことだけが求められ、

さらに悪い意味では駒として使われるだけのケースが

あるという点が、実際に指導した経験を通してみて

「振り回される子供達は可愛そうだな」と実感しました。



ヨーロッパのクラブチームは、大会や試合にいろんな

ランクがあって、自分のレベルにあったランクに

所属して、試合では必ずプレーすることができる

という環境だそうです。

日本におけるベンチウォーマー的な環境は稀らしい…。



わたしの言う「楽しさ」はここです。



試合に出れる・ベンチに入れる人はまだいいです。

たしかに【勝ち】を目標に出来ます。

でも、ベンチに入れない人は、何を目標に

何を楽しく感じることが出来るのでしょう?



ベンチに入ることを目標にする人にとって

勝ちの追求とは、ライバルを蹴落とすことでの

勝ちであり、本来身につけるべきである

チームがゲームで勝つことへの貢献の仕方を

学び切れないで終わりはしないだろうか・・・

と心配する訳です。
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Unknown (総裁)
2006-07-13 17:24:52
私はいわゆるベンチウォーマーで、

高校2年生からは後輩にユニフォームを奪われ、

ベンチにも入れませんでした。

もちろん練習はいっしょにやっていましたが。



目標とか考えてなかったかもしれません。

ただ5VS5の練習なんて時には、

どうやってスタメンチームに一泡ふかせてやろうか?

とか考えていました。

誰よりもスタメンの癖を分かっているので、

新しいフォーメーションを導入したら、

その穴を突くことを念頭においていました。

アグレッサー、というやつでしょうか?



確かに試合には出たかった。

でも、楽しかったと思います。

クサって辞める奴もたくさんいましたけど。

途中から接骨院に弟子入りし、トレーナー的なことも

こなすようになりました。

応援だって真剣でした。

一から考え、気が付けば県大会でひそひそ噂話されたり、

よその学校から「応援を考えてください」と依頼されたり

しました。

自分は、自分の応援や治療が、チームに貢献したと

自負しています。

誇りを持って卒業できました。



自分の場合、身の程を知っていましたから

スタメン蹴落として・・・とかは

あまり考えてませんでした。

でもこれだけ楽しめました。



スタメンを蹴落とす方法にもよるのではないでしょうか?

スタメンの同ポジションがディフェンスに難があるなら、

自分はディフェンスを磨く、とか考えればいい。



これも結局考え方次第だと思います。

(ただ、日本ではスタメン+2人くらいで試合しているケースが多い気がします。ロールプレイヤー的な控えの使い方がうまくないような・・・)



ただカワシマンさんの言うヨーロッパ的な構想も魅力的ですね。

そのためにはもっとバスケを日本に

根付かせなければならないでしょうが・・・



あ、なんか何を言いたいのかわからなくなりました。

すいません。

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貴重な経験談ありがとうございます (kawashiman)
2006-07-13 19:40:22
総裁さん、おっしゃる意図は、伝わりましたよ。

いい経験をされてると思いました。



総裁さんのように楽しめるポイントを掴めば、楽しめるんですが、日本では部活を辞めるってことは単純にその競技から離れることじゃないですか?そこがダメだと思うんです。



部活の先生とは合わないけど、クラブチームの

コーチに師事したら、うまくなった!という

道もあり得るじゃないですか。



中には、草バスケならやる、って人もいるでしょうけど、稀ですからね・・・



その辺が庭にゴールがあるアメリカと違うバスケ事情だと思います。根付かない、訳です・・・

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Unknown (総裁)
2006-07-14 22:24:09
>>kawashimanさん

よく読んだらおれって相当特殊な例ですね・・・

学校以外でもできるのはいいことだと思います。



クラブチームのお話、楽しみにしています!
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まだズバリとはいきませんが (kawashiman)
2006-07-15 18:30:56
書き始めました。



ここで情報交換できたことも参考にしました。



段階を追っていきますので、しばらくお付き合いください。
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Unknown (総裁)
2006-07-16 11:22:14
>>kawashimannさん

いやはや・・・

もしかして日本で最も論理的にバスケを解析してるのは

カワシマンさんなのでは?

逆立ちしても真似できません・・・
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そのうちbjのチームでも持たせてください f^^) (kawashiman)
2006-07-16 12:01:28
組織が存在するには、そこに理由(目的・目標)があると思うんですよ。

単に○○したいから、じゃぁ自己満足。

お客を呼ぶことは出来ない。

お客がいないと国民が応援する対象競技にならない訳で・・・これって寂しいじゃないですか。「みる」を演出する必要があるんですよね。





ちゃんと、こっちを向かせるために何が必要なのか?を考えないと、誰もバスケの方を見てくれない。そこをキチンと分析したい。



今回、経験を聞かせて頂き「やる」意味の広がりも考えさせられました。



今後とも、よろしくお願いします。
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Unknown (総裁)
2006-07-16 12:58:50
>>kawashimannさん

福島(特に浜通り)にチームができたらぜひ!

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