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とんでもないハイブリットなガンの問題

2008-01-13 16:02:04 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成
2008-1-13
 2003年春に、茨城県牛久市牛久沼で、外来種とされるカナダガン(雄)とヨーロッパ産でハイイロガン系の放鳥されたガチョウが交雑して3羽の異様な雑種F1が3羽誕生。中山さんの報告で現地に伺い、茨城県の鳥獣保護課の担当官との一緒に観察しました。3羽のうち1羽は行方不明。ところがガチョウが死亡し2003年にはカナダガン(雄)とF1のうちの1羽が、さらに交雑してF2が誕生してしまった状況でした。県側はくにの環境省野生生物課と検討されたとはききましたが、結果は法令がないということで先送り。
 結果として2003年夏に成長した幼鳥が田んぼに入り込んで稲を食害。撲殺されました。
以後も同じことを繰り返しで、食害された農家の方に撲殺されてしまう結果を繰り返して現在も定着しています。
 2004年春にも現地を調査しましたが、状況は変わりません
 F2が放置されるということはとんでもないと考えます。


とんでもないハイブリットなガンの問題を提起せざる得ません

2006年5月、牛久沼にて写真は中山正夫さん撮影。
2007年度は繁殖に失敗したとのことで幼鳥は観察できなかったとのことです。