goo blog サービス終了のお知らせ 

文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

盛岡に行きました。「こどものもり」へ遊びにいきました

2009-07-06 19:50:22 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2009-7-6
 昨日、岩手県盛岡市の郊外にある「県民 こどもの森」に行ってきました。入場無料でした。駐車場には10台を超す県内の保育園のチャーターバスが並び、目立ちました。

1 盛岡は妻と1年ぶりの訪問となりました。
 嫁さんが3人目を秋に出産の予定です。その準備もあっての盛岡訪問でした。
 同時にJRで2人とも3日間12,000円という超安価な切符にも目が行ってしまいました。
 次男の孫(小1と保育園児の女の子)と、5人で盛岡駅前からちょうど1時間をかけて到着、山の上であり、隣にはスキー場が存在するような箇所。かなりといっていいくらい遠く、簡単には行けない。
 工事は山と谷をすべて掘り起こして組み立てなおした、まさに土建工事の独壇場。
土地代に回る部分を、すべて県内業者に工事を配分したという構図に見えます。 
 
2 最寄には盛岡から、「銀河鉄道とのセットクーポン」があって、便利だとのことです が、車でのフル山道の1時間はすごい。

3 「子供のもり」の設備ははいったいこれにどのくらい資金を投入したかがわからないほどすごい。 2人の孫も、一緒となった親子たちも夢中になって遊んでいて、
 盛岡郊外であれば、何度でも何度でもリピータとして参加してくるような、素晴らしいイベントも。東京や仙台市からも出かける人がいてもおかしくないねというところ。
 二男夫婦はここを過去5~6回使ったとのことで馴染みの場所。
 
4 なんで、このような僻地にこれだけ無尽蔵に金をかけた施設ができてしまったのか、 それがもったいないし、悲しい。
  確かに広大な土地がただ見たいに手に張ったからなおのでしょうが、土地が高いとい うことは価値があるということであり、盛岡みたいな環境産業がメインのような場所で
 ここの価値は計り知れないと思います。
 



2009年の初頭にあたって思い悩むこと。昭和12年頃の世相?

2009-01-17 21:59:35 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2009-1-17
 世の中の流れが、だんだんきな臭くなってきていることを肌に感じるこの頃です。
何かというと短絡的な発想でぺらぺらと動いてしまう人間が増えてきたということかもしれません。中小企業の経営者の感覚をつかんでみると

 経営等での事態の悪化には外的な原因があり、その為には、特定のグループ全体を悪魔的として決めつけ、その排除のためには暴力行為までをも是認する流れが生み出されてきている、世相だととらえているようです。

 最近面談する中小企業の経営者の、話を総括すると以下となります。ほぼ70%に近く

1 国内政治への不満、不審、そして嫌悪感
 自民党への、そして官庁という、行政組織のスタッフへのあからさまな意見表明。今回の官僚等の「渡り行為」に関しての反感は異常に強く、発言内容がだんだん「ばりざんぼう」に近い感覚になって、歯止めが効かなくなってきたことを肌で感じています。
 総理大臣の人格をも笑いものにする感覚。尊敬心が、ひとかけらもない世相への悩み。
 坊さんまでがしゃしゃりでてきて、勝手なことを言い出しているとみなす世間を是認。

2 中小企業の経営改善への悩み 首切りができにくい
 原価低減のために人を首にすることが、大手企業が季節工を切り捨てるようには、中小企業では法律的にも倫理的にもとても難しい。それ故に会社を再構築や整理することができない、退職金の準備を含めて、自分が思うように管理できないもどかしさ。など理由はさまざま。 

3 挙句に果に、夢の対象であった米国への深い失望感の発露
 日本の米国に対してのあこがれが、特に私どもの如く「前期高齢者」とされる世代。一言でいえば、米国の生きざまを、圧縮して読ませてくれた「リーダースダイジエスト」をむさぼるように読んだ、また何度も何度も繰り返し読み替えした世代。
 あれあれ、かっての、遠望の的であった米国のイメージはどこにいってしまったのかと戸惑う最近ですが、最後の米国までもが、苦い笑いの対象になってしまった。
 サブプライムの仕組みを聞けば聞くほど、これほどひどい国際的な犯罪的な行為はないなと感じ、このあと始末が果たしてできるのかとの不安と、さらなる全般的な景気の下落を予感しています。
 それへ対応する策が考えつけないレベルにあって、どうした良いか判断できないという感覚に落ち込んでいる


台東区谷中「魚善」コンパクトな、おもてなしの心ある会席料理店

2009-01-17 18:14:37 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2009/1/17
本日、兄の49日法要が浅草の菩提寺であり、その後台東区と文京区の境目にある
「谷中魚善」にて、会食を行いました。喪主の家族が決めてくれた、谷中の料亭とまでは言えない、2階建ての地味なお店で、えー何で、というところもありました。
 全部で26名ほどでしたが、中身は、昔ながらの日本間を改装して、フランス料理店の如く超モダンな作りで、そのミスマッチに新鮮な驚きを感じました。全部で5室の内の2室をぶち抜いて、畳の上にいすとテーブルを置いた仕様。
 しかしとても落ち着けて、雰囲気は最高。料理は会席料理で、老齢な経営者のご夫人と、華やかな若手のマッチングもよく、次から次と出てくる料理のタイミングも良くとても贅沢な「本膳料理」を全員でおいしく頂きました。
 薄味で、素材のうまみがそのまま口の中に届いて、すべての素材が最高のものと感じました。お陰さまで、誰もが話もはずみ、会席料理の醍醐味を味わえ、全員が何もかも食べつくして、何も残さないまま、亡き兄の回向が終わらせることができました。
 感謝。 元々魚屋さんだったとのこと。 魚善 台東区谷中1-2-10 03-3821-4351 

神田明神に初詣に行きました 

2009-01-06 22:22:57 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2009-1-2
 大変な参詣者の数であるが、合理的な配分によって、とても短い時間で参拝(それでも並んで30分を要した)
 次男が、ここで結婚式を挙げた時のことを思い出した。
そのころは、今みたいにスマートではなく何かと泥くさいところがあったが、きれいにその部分は消えてしまった。と言っても過言ではない。
 全体に建物等に回収が加えられ、だからこそぴかぴかの一年生、あるいは秋葉原的な派手な飾りつけになってと揶揄されるのかもしれません。

 その後、いつものパターンで秋葉原の万世橋際にある「肉の万世」で、3人で食事を済ませた。今回はランチの焼き肉。
 とてもおいしかった。いつも平均テイ以上の食事ができるのでありがたい存在であります。

文京区六義園を散策して

2008-10-07 20:15:53 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2008-10-4
 近くの六義園に、妻と2人で、自宅から歩いていってきました。
2人とも、前期高齢者として65歳を越していますので、入場料も1/2で済みます。
まだまだ、秋の気配はあまり感じ取れませんが、庭園の中も池の中島等に植えられた彼岸花は、すでに終わりでした。妻は黄色い彼岸花があると言って、探しましたが不明。
 誰も取らないまま、銀杏の銀杏の実が、たくさん落ちていました。
 手入れは最高にきちんとされています。
 いつもキンクロハジロなどが群れて、客からの餌をもらっている場所には、まだ渡ってきていません。でも「あちこち」に、救難用の浮きぶくろが設置されているのに気がつきました。なにか、池にころがり落ちてしまう方々もいるらしく。
 観察された蝶は少なく、
 モンシロチョウ、ツマグロヒョウモン、ウラギンシジミ(近年よく見るようになった)、アゲハチョウなど
 例年よく見る、赤とんぼを全く見ないことにkがつきました。心配です
 カモの渡来まだなし

自宅より六義園に向かう途中で、弱弱しく飛ぶモンシロチョウを発見。手でくるんで
六義園内で放つ。栄養失調のままかろうじて成蝶になれた個体と認識。餌があまりに乏しい現実。文京区本駒込内では、すでに絶滅寸前ですから、大事にします。


舎人モノレールに乗って(2) 終点の見沼台で「手長川」を見る

2008-08-12 10:08:43 | 東京の街角からモニタリングでわかること
 舎人モノレール終点の「見沼台」を下車したところで、「手長緑道」の看板がありました。それに沿って緑道wに入ると、突然周辺の喧騒に混じって、複数のセミの鳴き声。
うるさいぐらい。その道はたった100mで、「手長川」にぶつかり、猪突に終わりました
 この川は、かっては利根川につながった生活用水として大いに活用されたとのことです
 橋の上から見ると、下流域にあって、河川両側は鋼版を川に打ち込んだまま、未整備のまま放置されています。
 でも底生の各種の藻が、ゆらゆらとたなびき、よく見るとヒゴイやマゴイが見られ、トンボも何種類か観察されました。200mくらいの距離を保ってカルガモがペアで生息しています。中には大きくなった雛を連れやカルガモも。
 横の道には、周辺の住宅地とはかけ離れて、たくさんのアブラゼミやミンミンが鳴き、結果としてこの緑地ベルトに集まってしまっていることを明らかに
 新築住宅と公団住宅、そして縦横が平板でびっしりと家の並んだ住宅の群れ。典型的な郊外住宅(ただし公園も緑も見当あたりません。
 とても無機質な、ひいて言えば、連なった炭鉱住宅を連想するような住宅街が続きます。迷いこんだらどこまでも四角四面な道路に迷い込んで出られなくなるような恐れさえ感じました。
 対岸の10軒ほどの新しい家のガレージには、すべてワンボックスの同じレベルの車がズラーっと並んで。これも驚きでした。たしかにセダンではなくワンボックスがよく売れる理由がわかったような気がしました。なるほどです。
 すべて横並びで、軒先並びというか

 

舎人公園までの道 日暮里からのモノレールに乗って

2008-08-12 07:16:03 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2008-8-12
舎人公園までの道

 日暮里からのモノレールで、終点まで妻と出掛けた。
 予備知識なしでの乗車でした。
 結果として終点の見沼台駅は、幹線道路のどまんなかにある何の変哲もない場所でした、周辺には期待した農地や畑、ひろい空間など何もない場所、正直期待外れでした。

 帰りに気がついたのですが、何もPRされていないこともあって知らなかっただけで、終点の手前の舎人公園が行くべき場所であったとわかりました。
 
 緑地等がないわけではなく、かっての用水路に沿って、幅10M程度の緑地が延々と住宅地を貫いていることがわかりました。
 都下の玉川上水を連想できますが、最低でも100mの幅と、しっかりとした用水がふたをされずに流れている箇所とは、幅も奥行きも違います。
 ある面で、都会地の文京区のほうがよっぽど緑が大切にされて、整備されている感じ。

 でも、モノレールの中からよく見ると、舎人公園も、まだ整備中でごちゃごちゃ乱雑なイメージの部分と、造成をし、植えたばかりのまばらな幼木群を見ていると、それ全体がまだ公園として整備中で、落ち着くには最低10年ほどはかかるだろうと感じました
 
 モノレールは結構なこみ具合でした。
荒川をまたぐ箇所では、昔通りのゴルフの練習所があって、盛況のようでした。
朝晩の通勤時間の込み具合と対比して昼ははガラガラとのことでしたが、結構乗降客は多く、万遍無く各駅で乗り降りが多く、また乳母車での乗車が多いのには驚きでした。
 今までになく家族単位での利用が増えてきている感じで、ちょうど車離れのタイミングで、この舎人線が立ち上がったことはとてもよかったことなのだと考えました。
 今後沿線での利用が進み、特に舎人公園の整備がすすめば、昼間のお客が増えて、適正な運用になるかと思います
 通勤時間帯は5分ごと、昼間は10分ごとということですが、すでに通勤時間はかなり混むとのことです。
 まずは舎人線は、モノレールとして成功と言えると思います

タクシー会社 燕の集団繁殖17番確認。しかし今季で取壊し

2008-06-30 12:26:47 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2008-6-20
 一度報告した文京区本駒込5丁目の燕の巣。何と17個も繁殖中。訪問時にもタクシー会社の目の電線には5羽の巣立ち直後の燕の雛がずらりと並んで、親からの餌を待っていました。ひっきりなしに室内に飛び込んでくるのを、非番の運転手の皆様が温かく観察。
 巣の下にはフン除けのための板が取り付けてあって。
すばらしい

 しかし、この風景も今年限りとなりそうです。
マンション建設の計画があって、この冬には取り壊されるとのことです。
やっぱりなという感じです。周辺を見回しても、今期はともかく来季からの繁殖は
おぼつか無いことになってます




六義園を散策してきました

2008-04-25 21:11:03 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2008-4-12
 本日妻と、痛い足をごまかしながら「六義園」を中心にして散策しました。

 あちこちで白い小型の蝶。なかなか止まらず、観察個体全部が「ツマキチョウ」。あとはアゲハを1羽。今年初めて見る。

 六義園では、この時期にキンクロハジロが22羽、カルガモが4羽を観察。
美しい声でウグイスが。
 とても全域が明るくなって。でもカラスは結構多い感じでした。

千代田区倫理法人会の朝の会議に参加してみて

2008-04-25 20:57:42 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2008-4-24
 千代田区神田錦町にある「学士会館」を会場にして、毎週木曜日の朝6時30分から朝食会が開催されています。
 紹介されて、息子と2人で参加しました。4名を超す参加者。きびきびとした応対の中で
「第15代将軍徳川慶喜」の後継者である方の話を40分。食事をしながら座談で40分。
 15代将軍の個人的なプロフールや篤姫の話など、それを含めて、とても興味の尽きない会合であると認識しました。

 話が終って、解散して、それから会社に出社してちょうど9時。
千代田区だけでなく、都内の各区にあって、どの句の話でも参加できるという仕組みと聞きました。
 

本駒込5町目に、ツバメの集団営巣地を発見 今年は7巣が

2008-04-25 20:20:33 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2008-4-25
 東京都文京区本駒込5丁目にある、忍ばず通りに面したタクシー会社の車庫で、何と
ツバメの集団繁殖地を発見しました。例年同じ個所に並んで10巣以上。今回カウントして7巣で卵を抱いているのを見出しました。
 この忍ばず通り周辺では、今年は特にツバメは、ほとんど見ることができず、自分で見出せたのはJR田端駅の手前で1巣だけです。
 それだけに驚きです。
 ここの集団繁殖地の発見は
1 24時間平っきぱなしの場所
2 タクシー会社と運転手の方々の温かい支援。すでに20年以上の継続だそうでした
 中にはお椀形の人口巣もありました
3 どうしてここにツバメの集団繁殖地が成立しているのかは、200m先に「六義園」があることで理解できます。

 今後ともこの個所を定点として報告していきたいと考えています。

 3 

生活実感がどんどん薄くなってきています。子供がとても少ない(4)

2008-03-31 22:28:55 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2008-3-31
 いま、本駒込の動坂下交差点から見ると、忍ばず通りの両側や田端方面は、まるで防火壁のごとく、中小型マンションが立ち並んでいます。しかし、これだけマンションができても、夜間に明かりのついている個所は3割以下の感覚です。
 しかも最近はワンルームマンションばかりで、しかも賃貸がとても多い感じです。
 身近の、自分の長男や次男が通った小学校は、これだけマンションがありながら、生徒不足で統廃合されることが決まっています。
 中学校も、危ないという噂になっています。

 実際、5,6年前までは毎朝、自宅のマンションの前には子供たちの甲高い叫び声でにぎやかだった記憶があります。が、いまはまったく静かです。
 少子化という現実に直面して、子供もほとんど姿を消してしまった現実。
なんという世の中になってしまったのでしょうか。
 
 

動坂公園での桜の満開(4)

2008-03-30 21:29:19 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2008-3-30
 本日は、自宅のマンションから見る動垢公園の桜が見事な満開。妻も長男も出かけたので一人で散歩に行った。桜は早くも散り始めていたが、まさに花盛り。今日が最後かなと思いながら。
 ござを引いて、中年夫婦が2組。そして幼稚園児などの子ども連れが3組。ゲージの中では近所の少年野球チームが練習中。とても平穏で、おだやかな日であった。
 ここへ引っ越してきて、はや40年。当初へなへなであったソメイヨシノもそろそろ老年になってきています。
 そのころは、野生にキジ科の「コジュウケイ」がたくさん生息していて、早朝にはあまりにうるさく”チョットコイ、チョットコイ”と鳴くので閉口したものです。それだけ緑が濃い、屋敷町であった証拠です。
 そらには。皇居にねぐらを持つ各種のサギ類が、大変な数で上空を飛んでいましたし、夜間にはゴイサギが、鳴きながら群れをなしていました。今は全く見ることができません
 同時にまだ都電が走っていて、これもカーブの部分できーきーと金属音を出すので目が覚めた記憶があります。

 景観は全く異なります。ここ毎年観察できるツマキチョウという蝶も、あまりに早い開花で、まだ出現していない様です。
 

スーパーや、生協や、コンビニや床屋のチエーン店まで(3)

2008-03-30 16:51:06 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2008-3-30
 定点観察で感じることは、すべてなんとか経営を続けられている店舗をみると、ほとんど外部資本による経営です。
 文京区内の動坂下のお店で「商品」屋サービスを購入しても、すべて大手企業の懐に直結してしまいます。地域での、お金の回転に結びついていないことが明白です。
 ですからどんどん経営状況が悪化してしまう。

 今までは店を閉鎖したり倒産しても、ゆるやかに地域で受け入れられ、早い時期に別のお店に切り替わってきましたが、昨年秋からは、とても悲惨な話になってきたように感じます。
 文京区小石川の製本屋の一家無理心中もその流れの中にあります。
昨日の新聞には大きく報道されましたが、本日はどこにも載っていません。

 現在、あちこちにシャッターが下りたままの店舗が並んでいます。しかも1年以上ふさがらない状態です。
 もともと、動坂下から坂の上側は神社仏閣がとても多く、また高級住宅地でもありました。逆に動坂下から田端にかけて、また忍ばず通りにそっては、典型的な下町でありました。現在は、なんというか住宅地と言っていいのか、良くわからなくなってきました。

 とても曖昧な、性格不明な箇所となっています。 


都心部での過疎化現象が止まりません。(2)

2008-03-30 16:25:04 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2008-3-30
 東京都文京区本駒込4丁目。忍ばず通りに面し、動坂下交差点周辺での定点観測です。
地方の中小都市のJRなどの駅前や中心街が、さびれてシャッター街となっている話はよく聞きます。
 都心部でもあり、文京区の一角でもあり、よもやと思われるかもしれませんが、ここ動坂下も、ここ1年前ごろから急速に変化がおこり、一種の過疎化が加速化しているように感じられてなりません。
 まず、書店が一気に2店舗、酒屋が数店舗、豆腐屋、八百屋、ケーキ屋さんなど、馴染みの個人店舗(なりわい(生業)店舗)が閉じられてしまいました。まず、マンションに変わって、その1階での商売を始めた箇所がまずダメになりました。
 なにより、個人的には書店の閉鎖は痛手です。特にJRの田端駅前と日暮里駅前の中型書店が同時に消えたことも痛手です。さらにキオスクの無人化で雑誌も含めて、手に触れて
触って購入してきた月刊誌類(毎月5~7冊)から切り離され、見ることもできなくなりました。 これは個人的にとても痛手です。
 さらに、区立の図書館でも、今まで読めた「鉄道フアン」「ニュートン」等の月刊誌を
どのよりな理由か、一切置いてくれなくなっています。NEWS枯渇症状です。
 これでは、やや時間差をおいて、出版社にとって、とても有力な顧客を一気に失う結果を引き起こしてしまっているのではと心配しています。文京区は「出版と印刷産業」が主な地域です。間違いなく、大きな影響を、特に中小の出版社を直撃してしまうことでしょう。
 いま、なりわい(生業)の社長のほとんどが、現在の政府と行政のありかたに、言うに言われぬ厳しい視線を向けています。これは要注意です。