勇者の剣

昨日に引き続き、クラブから契約関係の報告がありました。

徳重隆明選手が今季限りで契約満了との事。非常にショックです。

2009年からの4年間の在籍中は最下位からの再出発となったチームに、プロの在り方を正に背中で教えてくれた、とても大きな存在でした。

何と言っても、去年の試合に出た時の勝負強さが鮮烈に印象に残っています。

途中出場からでも短い時間の中で必ず結果を出してくれる姿には『オイシイ所持ってくなぁ～』と皆が感嘆していました。

特に思い出に残るのが昨年終盤の雨の湘南アウェー戦。

横殴りの風雨に負けず、決勝ゴールを決めてくれた時には歓喜の涙でした。

徳さんといえば、PKの思い出も。あれだけ多くの修羅場をくぐり抜けて来たベテランでも、まさかあの様な事があるのだと。大きな驚きでした。

見かけによらず、結構茶目っ気のある発言でファンを喜ばせてくれる事も多々あり…と語り尽くせない程に多くの、大事な思い出があります。

これでひとつの時代が終わったという気がします。

それはスタッフの移動についても言える事ですが。前監督の下で整えたスタッフ陣が契約満了という事になりました。

彼等についてはまた別の機会に。

徳重選手には本当に沢山の宝物を貰ったという感じです。

今はただ感謝の一言です。

これから、どういった選択をされるのかは分かりませんが、本人にとって最良のものとなります様に祈っています。

有り難う。寂しくなります…。