渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

鮮やかさ

2006-11-27 22:08:52 | Weblog
新聞もネットも《横浜昇格決定》の文字溢れる。正直羨ましい。しかし、8年目にしてようやく辿り着いたというのをみるにつけ、やはり簡単ではないなと思う。だからこそ、目指す価値があるのだとも。

さて。朝刊の見出しは《最終戦飾れず》でしたね。最悪のパターンを全て露呈と論調も厳しく。ま、試合の総評は誰しもが思っただろう感じの部分、問題点等が書かれていました。

それよりも。選手達のコメントに色々と考えさせられてしまいました。片岡の「怪我でなかなか試合に出られず、出場しだしてからも調子が戻らず…」というのは傍から見ていても分かったし。本来ならもっと活躍出来たであろう2年目、終盤の試合でのFKやCKも本来であればもっと精度が高いしドリブルのキレも本調子とは言い難い。もどかしさが募ったシーズンでした。

もどかしさはオーシもそうだった。本人も本来の調子が戻らずに精神的に崩れてしまった時もあったと苦しかったリハビリ期の日々を振り返っていましたし、湘南戦こそ、彼らしい貪欲さがピタッとハマり2得点したものの、まだ安定した力を出せるレベルにまで復調はしていなくて。勿論、守備的要因から彼がフィニッシュに至る機会が少なかったというチーム状況もあったのですが。彼の復活なくしてヴォルティスの復活はない、そんな存在だけに来季に向けての取り組みを非常に期待しています。

そして、谷池の「ピッチに立ってプレーする事すら想像出来なかった」という言葉に胸が詰まります。今年はベテラン陣の故障という大きな問題もあったのですが、試合に出場するレベルにまで体調を整える事の難しさをまざまざと。

本当に今年は調子が落とした(というか戻り切らなかった)選手が多かったし、そういう部分がダイレクトに戦績に反映してしまったんだろうなと思う。今年のプレーのキーワードとしてはやはり『歯痒い』です。これ迄主力として戦って来た選手達には本来の姿からは大きくかけ離れたイメージのギャップに戸惑い。だからこそ、来季は『本調子』の実力を発揮して貰いたい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 渦愛 | トップ | 新しい芽 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事