渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

脱落、脱力

2007-11-25 23:09:26 | Weblog
第51節VS草津戦終了しました。今日は前節とうってかわってポカポカ陽気。連休最終日ともあり5000人を超える人々が観戦に訪れました。久々にメインスタンドぎっしりのお客さんを目にすると壮観というか、素直に嬉しい感じでした。

選手サイン会も試合に出られない選手総動員みたいな顔触れで。ブラジルトリオや淳吾や…ズラリと並んでファンサ。子供達が記念撮影して貰って喜んでましたね。小学生のバンド演奏等イベントもあり、スタジアム全体が活気に満ちた感じがありました。

で、これで勝ってれば言う事無かったんですがねぇ…。

のっけからこんな放言で申し訳ありませんが、実は試合は立ち上がりからバタバタしていまして。スタメン4人が出場停止という事態を受け、ある程度質というものに関しては変化せざるを得ないとは思っていたのですが、左サイドバックにサンウがスタメンとして入り、西河はベンチスタートというのにはやや驚きました。

筒井のワンボランチで左サイドハーフの熊林がやや下がり目に位置するいつものポジショニングでシステムは4-3-3。ノリがどれだけ球を捌き切れるかが試合展開の要だっただけにかなり注目してして入りから見ていましたが。

守備ラインの連携にやや乱れがみえ、ボールが落ち着かない。熊林は序盤から相手に執拗にマーキングを受け思う様に動けない。とにかく前にパスが出せない。で、後ろに向けてパスを出すと対応しきれないバックスがバタバタとなり…。草津のペースで試合が進む。

20分を過ぎた辺りから若干落ち着きを取り戻したかなと思うも、草津のプレスがかなり高い位置から2人、3人で囲みに来て有効な攻撃の組み立てが出来ない。

細かいミスがお互いに多くどうもピリッとしない。CKのチャンスも一度ならずありましたが、ボールが誰にも合わない。

トップに入った阿部迄ボールがなかなか回らず、長谷川、石田は低い位置迄下がらざるを得ず、時間をロスする。とにかくボールが収まれ、収まれ、とハラハラしながら観ていた前半40分頃に中盤でやっとボールキーブ出来た!と思った次の瞬間、ワンチャンスを活かしてのシュートを中央やや右サイド寄りの位置から石田が放つ。これが決まって1-0とリード。8試合ぶりのゴールにスタジアム沸く。

この勢いでいけるか、立て直せるかと思った後半は立ち上がりから攻めていこうという姿勢を見せるが、全体が前目になっていた所で中盤の位置で相手にボールを奪われるとそのまま緩いパスの様なキックを打たれ、これがロングシュートという形で前方へ出ていた鈴木の頭上を越えストンとゴールへ。

このまずいシュートで同点とされると間を置かず、似た様な中盤での零れ球を掬われ、ディフェンスのミスもあり対応が後手に。スルッと抜け出され追加点を許す。

逆転され一転苦しいムードに。早めの選手交代で流れを変えようと試みるがなかなか流れを引き寄せられず。逆に相手にファウルを与え、あわや3点目かというピンチを招く。

そんな中、虎視眈々とサイドから流れを掴むきっかけを作ろうと再三上がっていた西河が終了間際、遂にシュートの零れ球に詰め切り、左サイドからボールをねじ込む。初ゴールだっけなぁ…おめでとう。

しかし粘ったのもここ迄。引き分けのまま試合終了…この瞬間、恐れていた今シーズン最下位への転落が…トホホ。こんなに情けない事はないと去年も申しましたが、とうとう、ここへきてドンジリへ。暫く放心しました。

その後、サンクスウォーキングとかやっていましたが…正直もうどうでも良い感じになってしまい。一応、今年のMIPが石田だった事は報告しておきます。しかし、本人も申し訳なさそうなコメントに終始。社長の挨拶ではコアサポからブーイングと、今ひとつもふたつもスッキリしないホーム最終戦となりました。

残り1試合。

余談ですがアキさん元気そうでした。やりたい様にやってたなぁ…。
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