とうとのひとり言:TKN心理サロンブログ

カウンセラーを目指す方々や
悩みを抱えた方々に「悩みのカラクリの謎解き」です。

【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:教えられること】

2024-07-16 12:00:00 | 日記
カウンセリングは鏡

カウンセリングは鏡です。私達は自分の事が一番分かっていません。今何が起きているのか?何が原因なのか?その問題は何処から来ているのか?それは全て、自分の中から生まれたものです。自分の生育歴から創り出されてきたものです。
処が、そのことに私達は気付けません。カウンセリングを行なう事により、カウンセラーが鏡になりクライエントに気付きを促します。
自分自身の姿は、鏡に映し出して始めて分かるのと同じです。そして、同時にカウンセラーもカウンセリングを通して、自分自身の問題点に気付く事が出来るのです。カウンセラーにとってはカウンセリングは諸刃の剣でもあります。



気付き

カウンセラー養成講座を行っている関係上、常に、アンテナを張り色々な情報を仕入れ、どうしても「教える」立場になります。それをカウンセリングの立場に置き換えて、生徒さん達に伝えています。でも時々、逆の関係になる事もあります。
生徒さん達には、色々な職業、人生経験をされています。単なる知識による言葉ではなく、そこにはナマの声、実際の経験があります。実際に体験されて実感された言葉だけに、重みがあります。説得力があります。生徒さんはカウンセラーを目指す中で講座により、「自分を振り返る」作業をします。そこに出てくる言葉には、嘘偽りはありません。生徒さんが実際に体験してきた事を、伝えてくれます。
この前も、「過去はその時々の今の積み重ね。未来は、今の積み重ね。」と言われた生徒さんがいました。基礎講座の中の「森田療法とゲシュタルト療法」の中で伝える「今、ここに生きる」を実際に捉えた言葉です。

言霊


自分が、実感して言葉にした時に、その言葉は「命」を持ちます。知識だけで伝えた言葉は「淡雪」の如く消えゆきます。私たちは、「言葉」の重みをしっかり捉えて、その中に含まれている「キーワード」の謎解きに、心を砕きます。
クライアントが必死になって伝えてくれている「言葉」を大切にしなければなりません。カウンセリングは幾ら理論を学んでも実践には役立ちません。理論を実際に使ってカウンセリングを行い、そこで気付いたことを応用して、次のカウンセリングに活かしていきます。
理論に命を吹き込むのです。「言霊」まさしくその通りです。生徒さんの何気ない一言に「ハッと!」気づかされる事があります。その言葉を聴き漏らさぬ様に、常にアンテナを張っていなければなりません。
私の方が、一杯教えられることがありますので。案外、教えているより、教えられている事の方が、多いかもしれません!人生、いつも総て勉強です。!すべてのものに感謝します。







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