とうとのひとり言:TKN心理サロンブログ

カウンセラーを目指す方々や
悩みを抱えた方々に「悩みのカラクリの謎解き」です。

【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:共依存】

2022-12-26 10:00:00 | 日記
必要とされることに依存


人に必要とされることに喜びを感じる人が多く居ます。私達は共生の動物ですから、お互いを必要として、助け合っていかなければ生きていけません。決してひとりでは生きていけないのです。だから、人と関わりを持ちます。結果、人に対し優しくて、思いやりがあり、親切で、暖かく、とても良い人を目指します。が、問題があります。

人に必要とされることに依存をする事を、知らず知らずのうちに行っている事が多くあります。何処かで、必要とされることに喜びを感じているようです。


共依存者


共依存:人に必要とされていることに依存している人

共依存者は、ともかく優しくて、良く気がつき、相手のが望んでいることを敏感に察知し、そのことに応えます。世話焼きで、相手が喜んでくれる事に無上の喜びを感じます。相手にとっては「お節介」な事であっても。

処が本人は、気付いていません。良い事をしたと思っているのですから、本人にとっては問題ない事になります。逆に、お節介に対し相手が、感謝の気持ちを表せなければ、「恩知らず」と怒り出します。

愛情を示すことにより、倍返しになって愛情が返ってくるのだと、自分に言い聞かしています。愛情欠乏症なのです。


愛情欠乏症


相手に愛情(偽りの)を注ぎ、その見返りとして愛情を求めているだけなのです。共依存をする事により、相手から必要とされる事で、自分の承認欲求も満たされます。間違った愛情のストロークです。

幼い頃、親からの期待に対し、一生懸命に応え、親が喜んでいる姿が「私は愛されている」という証として生きてきたからです。

所謂、「大人びた子供」なのです。子供らしく振る舞ったら親からは喜んで貰えないのです。親が望むことに対して応えたら、親から褒めて貰得るのです。親の喜んでいる姿が、無常の喜びとして心の中に刷り込まれるのです。

親から「貴方が○○をしてくれたから、助かるわ。ありがとうね」「貴方が居ないと困るのよ」のどの言葉に過敏に反応します。

共依存者は、必要とされることに依存をしているのです。


共依存





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【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き】:「他者評価」

2022-12-22 10:45:43 | 日記
「他者評価」


人の評判、口コミにより
物事を私たちは判断して
信じる事がよくあります。
他人の評価(他者評価)により、
自分自身を決めて、
信じてしまう。
他者評価を自分への
絶対評価にしてしまう事が多々あります。
又、起きた現実を、
自分自身の思い込みで判断して、
物事を捉えます。




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【心理カウンセラーになるために】第15回:暖かく冷たい・母性と父性

2022-12-19 09:00:00 | 日記
暖かく冷たい



カウンセラーはクライエントに対して常に「暖かく」「冷たい」向き合い方をします。矛盾した表現ですが、とても重要なことです。

クライエントの心に暖かく、優しく向き合います。こころの傷を癒やすが如く、クライエント自身を受け止め、母親が子供を優しく包み込むように接します。

それと同時に、クライエントに振り回されないように冷静なポジションが必要です。



暖かさ



カウンセラーはクライエントに対して「暖かさ」は必要不可欠です。

クライエントは傷ついています。表向きは見えなくても心は常に泣いています。怒っています。苦しんでいます。カウンセラーは心の声に向き合っていきます。

母性が求められます。心が傷つき、苦しんでいるクライエントに優しく寄り添い、包み込む様にこころの傷を癒やしていきます。まるで、母親が怪我をして泣いている子供を、優しく抱きしめている様にです。

しっかりと、クライエントに寄り添い向き合って、こころの傷を癒やします。



冷たさ



ただ、カウンセリングは母性だけでは前に進みません。

クライエントが自分の足で歩いて行けるように、成長して貰わなければならないのです。

母性で接していると、カウンセラーがクライエントに感情移入をしてしまい、クライエントの悩みの世界に呑み込まれてしまう事があります。これでは意味がありません。

冷静な父性のポジションが求められます。

いま、クライエントに何が起きているのか、誰に何を求めているのか、分かって欲しいのか、どの様になりたいのか、その為に何が必要なのかを整理して冷静の判断をし、悩みの謎解きを行い、方向性を示すことが重要です。

全体を俯瞰の目で捉え、クライエントの感情に振り回されないように、悩みのを冷静に判断する父性のポジションが必要です。

カウンセリングには「暖かさと冷静さ」「母性と父性」を兼ね合わせた能力が求められます。


暖かく冷たい・母性と父性





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【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き】:「I’m OK」

2022-12-15 10:51:18 | 日記
自分の「I’m OK」を知り、
「I’m Not OK」を受け入れる。
100%は無理です。
お釈迦様でも在るまいし、到底無理な事です。
ただ、
「まだ、自分のこんな処が駄目なんです。と言う事を、
肯定も否定もせず、
あるがままの自分を受け入れているか」
これこそが「I’m OK」のスタートです。




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心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:思春期「1か0」

2022-12-12 11:59:00 | 日記
心の二元論


「1か0」「善か悪」「生か死」「白か黒」・・・等々。物事をどちらかが正しい、間違いと決めつける癖の人が居ます。ある意味で正しいのですが、却って自分の首を絞めている事が多々あります。

数学の問題でしたら、正しい方程式を使いルール通りをして答えを出せば正解です。間違った方程式を使えって答えを出せば不正解です。結果がハッキリしていて、スッキリします。問題ありません。

国語は違います。解釈次第で答えが色々出てきます。どれが本当の正解か分からず不完全燃焼で終ります。何となくそうなのかな?です。

どちらが正しいのでしょうか?ハッキリ答えが出る事と、ファジーに答えが出ることと。

ある意味で「自分らしく」生きています。

心がスッキリ晴れ上がるのと、霧に包まれた感じと、どちらを選びますか?


思春期



丁度、思春期がこの状態です。

幼いときの物事の考え方は「白と黒」で決まっていました。好きか嫌いか、楽しいか苦しいか、褒められるか怒られるか?悪いことをして怒られたらそれで終りで、後は楽しめば良いのです。

心の中に心の中に残ることはありません。イラズラをしたり、嘘を付いて怒られても「ごめんなさい」と言えば許して貰えるので、それで終わりです。一晩眠れば、明日がくるので総てがリセットされています。引きずる事はありません。

でも、思春期に入るとこの様にはいきません。心の中に何か引き摺る物が残ります。怒られて謝ったからそれで終わりの筈が、「後悔」などが残ります。「もう二度と怒られるような事はしてはいけない」「嫌われていけない」などと、他人からの評価を気にするようになり、心の中が晴れることがなくなります。

自分らしく生きていません。他人本位で生きています。これが思春期の入り口です。


ファジー


思春期には、幼いときの思考を再構築します。「白か黒」を「白と黒の間にグレーがある」と。

大人の社会は「グレー」です。物事に白黒を付けていけば人生を送れません。大人は物事が正しいか間違っているかは判断が付きます。でもその通りにすれば物事がスムーズに進まないのです。社会の中で煙たがられます。

嘘を付いてはいけないと言いながら、大人は平然と嘘を付きます。何が正しくて、何が間違いか分からなくなり苦しみますが、そのうちに「その様にする方が楽だ。その方が旨くいく」と学習していきます。

Aの意見とBの意見が対立します。両方の意見は正しいのですが問題点もあります。当然、相手の問題点を追求してぶつかり合います。このままでは決裂で、何も進まなくなります。そこで、お互いが妥協しながら折り合いを付けていきます。「折衷案」を生み出していきます。

白と黒の間のグレーの幅を大きく取っていけるようになる期間が思春期です。グレーの幅が大きい人は世の中に順応しやすいですが、狭い人は融通が利かず対人関係でトラブルを起こしやすくなります。


思春期「1か0」






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