とうとのひとり言:TKN心理サロンブログ

カウンセラーを目指す方々や
悩みを抱えた方々に「悩みのカラクリの謎解き」です。

【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:本気でカウンセラー】

2024-08-26 12:00:00 | 日記
本気度

皆さんはやりたいことを本気でやっていますか?今まで夢や憧れがあったと思います。それを成し遂げたでしょうか?でも、本当にやりたいことでしたら、夢は叶っていたと思います。やりたいことのために一生懸命頑張ったはずです。時間をやりくりして、他にやりたいことも我慢して、本当にやりたいことのためにエネルギーを注いでいったと思います。その時の満足度は、言葉に表現できないほどの達成感があったと思います。
結局、本気にやりたいか、やりたくないか、その違いが大きく結果を左右します。幼い時からの失敗経験、そこから生まれる成功体験。やればできるんだと言う自信が本気度を生みます。本気にやりたいことならば、どんな苦労を苦になりません。失敗も気になりません。やりたいことをやってるんですから、嫌な事は1つもないんです。すべてのものが夢への実現のエネルギーになるんです。



本気でカウンセラー

私どもは毎月カウンセラー養成講座を開催していますので、受講生はカウンセラーを目指す人が集まります。全国のカウンセラー養成スクールも毎月開催しています。つまり毎月、何百人以上の受講生がカウンセラーを目指してくるのです。私もカウンセラー目指して30年以上が経ちます。それを考えれば大量のカウンセラーが存在して当たり前なんですが、実際にカウンセラーとして頑張ってる方は、1割と満たしません。なぜでしょうか?それはカウンセラーになりたいと言う『本気度』がここで出てきます。
誰もが真っ白な状態で心理学カウンセリングを学びます。わからないこともいっぱい出てきます。頭が痛いことです。だって分からないことだらけなんですから。分からない専門用語を言われ、理解しにくい理論を教えられ、頭で分かっても、実践では何も出来ない!何回、壁にぶつかり、辞めてしまいたいと思うことは、幾度と経験して、カウンセラーになっていきます。仕事と併用して学んでいきますから、時間作りも大変です。休みの日も勉強に割きます。大変な苦労が必要です。
当然、カウンセラーになるためには、自分自身のことを知る戦いが始まります。苦しいことです。幼いときの認めたくないことまで、認めなければならないんですから。辛いことです、嫌なことなんです、見たくないことなんですよ。途中であきらめる方に多い意見が「勉強してるのが辛かったんです。苦しかったんです。もう無理です。」又、仕事が忙しくなったからとか言って理由をつけたり、フェイドアウトで消えていく方もいっぱいいます。ここで、カウンセラーになるための本気度を試されます。

本気でカウンセリング


カウンセリングも本気度を試されます。本気で変わりたいのか、自分自身を見つめ直したいのか、自分らしく生きたいのか?当然、ここでも嫌なことを思い出して、苦しんだり辛くなったりしてきます。
今起きてる、出来事による悩みの解消だけでは済まないんです。それだけで済ませれば楽ですけれども、でもそうはいきません。その悩みを作り出している、根本的な悩みの根っこを見つけないと、また同じことを繰り返すのです。
そのためには、心の中にしまい込んだ、幼いときの辛い事や、悲しい出来事を再び思い出して貰うことになるのです。嫌なことです!二度と思い出したくないことを、再び辛い嫌な思いをしなければならないんですから。これを乗り越えない限り、自分らしい人生は手に入らないのです。ときには、辛い思いから逃げ出するために、カウンセリングをキャンセルしたり、中断したりする姿が出ます。ここでも、カウンセリングを受ける人の本気度が試されるのです。ほんとに嫌なことですよ!でも、この苦しみを乗り越えない限り、何も変わらないのです。ここでも、カウンセリングを受ける人たちの本気度が必要なんです。時にはくじけそうになります、でもそれを作業を共にするのがカウンセラーでありカウンセリングなんです。
カウンセラーは、悩みを抱えたクライエントに本気でぶつかっていきます。








【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:大人の収納箱】

2024-08-19 12:00:00 | 日記
1か0

あなたは、「収納箱」を幾つ持っていますか?子供の頃は、「ふたつ」だけ。「YesかNo」、「白か黒」、「善と悪」、「生と死」、「1か0」、「ONかOFF」の二者選択です。嫌の事があっても、それが解決すれば「総てがOK」。問題が無くなります。
夏休み前に成績表が返ってきます。成績の良い子は良いのですが、成績の下がった子は憂鬱です。親から説教を受けるからです。でも、怒られてしまえば、ここで終わりなのです。後は、何もかも忘れて夏休みを謳歌すれば良いのです。遊びすぎて、又怒られるのですが、怒られたらそれで終り。この繰り返しです。子供は、今が全てです。今が楽しければOKなのです。後先の事など考えません。正しく「今に生きる」です。



思春期

でも、思春期を迎える頃には、そうはいきません!「グレーゾーン」が入ってきます。矛盾した考え方に、囚われてしまい、答えがハッキリとで無くなります。そんな時に、納得が出来なくても「あいまい」なままに、自分の考え方、捉え方を納得させなければならないのです。
今までは、正しいと思っていたことが、否定されるのです。「嘘を付いてダメ!」と教えられてきたのに、「嘘を付きなさい」と言われるのですから!小学生の頃は子供料金です。小学校を卒業して中学生になったら時点で「大人料金」に変わります。でも親御さんは、「小学生と言いなさい」と嘘を付かせます。子供にとって受け入れられないことなのです。子供にとっては何を信じれば良いのか混乱を起こします。正しいことを教えてくれた親御さんが嘘を付かせるのですから!皆さんも経験がありませんでしたか?

大人の収納箱

世の中は、「矛盾」した事ばかりです。「あいまい」なままです。例え納得が出来なくても、「あいまいなまま」に、納得させていきます。きれい事を言いながら、嘘をつく!これが、大人になった証でもありますね!この矛盾した、あいまいな、「収納箱」を幾つ持っているか?それによって、世の中を旨く渡って行くのですね!
「収納箱」が少ない人程、「純粋」なのかもしれません!しかし、「世渡り」、「対人関係」が、ギクシャクしやすい!「収納箱」が多い人程、「いい加減」、「ずるい」、「悪い」のかもしれません。その代わり、「世渡りがうまく」「対人関係も良好」なのですね!さて、どちらが良いのでしょう?
貴方は「大人の収納箱」を幾つ持っていますか?多い人ほど、世渡りは旨いようですね!








【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:悩み・相談できない!】

2024-08-12 10:00:00 | 日記
悩み

何故、悩みを相談出来ないのでしょう?
皆さんは悩みを抱えたときどうされますか? 親に相談、友達に、会社の上司や同僚に相談しますか?できればいいですよね。でも実際相談してる人はどれほどいてるのでしょうか? 
周りの人たちは優しく言います「いつでも相談してね。話を聞くからね」だからといって、相談するのはどこか抵抗ありますよね。軽い悩みなら、お茶を飲みながらでも、愚痴をこぼして話を聴いてもらえば、結構落ち着きます。少し悩みが深くなれば相談しにくくなるものです。
こんなこと相談していいのか?話をしたら嫌われるんじゃないだろうか?馬鹿にされたり、意気地なしだと思われたりして、見下されるんじゃないかと不安になります。深刻の悩みならば、相談すること事態が苦しんです。自分の殻に閉じこもってしまいます。



相談できない

悩みを相談することに対して、何処か抵抗感があります。自分の恥をさらけ出すような感じを持つ方もおられます。そんなことないんですよ。恥じゃないんです。今苦しいですから。
でも相談する場所がない。「どこに行けばいいの?」「誰に話を聴いて貰えばいいの?」「誰にもバレない私の話を聞いてくれる場所は何処」話を真剣に聴いてくれる人を探しています。
それがカウンセリングなんです。ところがネットで「悩み」「カウンセリング」で、検索すれば、「〇〇クリニック」「何何病院」「〇〇診療所」病院ばっかり出てきます。そこで悩みを相談しても、症状を聞いてもらい、診断して、病名をつけ、薬を処方されます。まるで「私は病気になってしまって、だめなんだと」思ってしまいます。
確かに、鬱など深刻出ている出ている場合は、病院で投薬、治療、入院が必要なります。でも、親子関係、夫婦問題、恋愛問題、会社での対人関係、友人とのトラブルなど、病院で薬をもらって治療するってどうでしょう?

こころの傷を治す

心の傷を治しましょう。悩みの軽い間、ここの傷が浅い時にカウンセリングを受ければ、心が落ち着き、早く立ち直れるのです。傷が深ければ深いほど治りが悪くなります。時間がかかるんです。治るまでは苦しい思いをするんです。できるだけ早い時にカウンセリングで対処してほしいんです。浅い時は、話をもらう貰うだけで、ホッとしてまた歩いていけるんです。
風邪をひいたら医者に行きます。そこで治療を受ければすぐに回復してまた頑張れるんです。拗らしたら肺炎になり、命まで奪われることがあります。悩みも一緒です。こころの傷の浅い時にカウンセリング受けて早く治すことが大事なんです。
拗らして悩みを悪化する必要はないんです。もっと気楽にカウンセリングを受けましょう。悩みを相談しましょう。早く元気になりましょう!
カウンセリングは、日常不可欠な存在です。人間は皆、悩むのです。その悩みを聴いてくれる存在が「カウンセラー」です。『エッセンシャル・カウンセラー』です!








【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:カウンセリング・自分の責任】

2024-08-05 12:00:00 | 日記
カウンセリング

「カウンセリングを受けると悩みから解放される!」と思ってカウンセリングを受ける方がおられます。これでは悩みから解放されません。自分の力で悩みから解放されない限り、なくなる事は無いのです。カウンセラーが悩みを解決するんでは無いんですよ。自分の力で悩みから解放するんです。
悩みは、過去の心の傷が今、現れているのです。過去の傷を癒すために、今そのことが再現されているのです。心の奥底の声が叫んでいるんです。「私の苦しみを分かって。苦しみから解放して!」叫んでいるんです。その心の傷の痛みを知っているのは、自分自身なんです。カウンセラーは、クライエントが自分の力で悩みから解放していくことをお手伝いするのが、カウンセラーの仕事なんです。


自分の責任

今ある悩みは、過去の心の傷が、今再び顔出しているのです。過去の親との関係性の中で傷ついた心の叫びなんです。その心の傷を知っているのは、自分自身なんです。
幼い頃に、親に対してわかって欲しい、受け止めて欲しい、優しくして欲しい、望みを叶えて欲しい、などなどいっぱい親に求めます。だって子供は何もできないんですから、その望みを叶えてくれるのが親御さんなんです。ところがそれを望めば、怒られるんです!嫌われるんです!傷つけられるんです!見捨てられるんです!結果、親御さんに嫌われないように、自分の気持ちに対して、嘘をつき抑え込むのです。俗に言う「インナーチャイルド叫び」を聴き受け止めて、あげれるのは「自分の責任」なんです。

自分が変わる

この幼いときの声を聴き受け止めてもらえれば、子供は幸せです。でも現実は、難しいんです。大多数の親御さんは、必死になって子育てをして生活をしています。100%子供に向き合えれるわけではないんです。ときには聴けない時もあるんですよ。でも、子供は寂しいです。そんな時の思いが今でも残っているんです。
その声を親御さんが分かってくれて「ごめんね。あの時は気づけなかった。悪かった!」と言ってもらえば救われるんです。でも、めったにそんな親御さんが居られません。だからみんな悩み苦しむんですよ。親御さんは変わりません。親御さんが変わるのを期待しても無理です。だって、親御さんも自分の親から受け止めてもらえなかったんですから。被害者である自分が加害者になることなど認められるわけがないのですから!
それよりも自分が変わることの方が早いんです。自分の「インナーチャイルド:内なる子供」声を聞き受け止めて、あげれるられるのは、自分自身です。自分のことを1番わかっているのは自分なんです。親御さんに期待するよりも、自分が変わったほうが早いんですよ!