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とうとのひとり言:TKN心理サロンブログ

カウンセラーを目指す方々や
悩みを抱えた方々に「悩みのカラクリの謎解き」です。

【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:気遣いすぎる神経症】

2024-01-25 11:59:00 | 日記
気遣い

気遣いが良く、仕事も丁寧で、真面目で、責任感があり、人の嫌がることでも愚痴を言わず最後までやり遂げ、優しく思いやりのなる人なのに、他人からは「チャランポランナ人、無責任な人、自己中心的、ワガママ」などと言われる人が居ます。何故でしょう?それは本人も気付いていない神経症の部分が顔を覗かせているからです。人よりも一所懸命仕事を行い、人の面倒も見て、真面目に働いているのです。間違いはありません。でも、真面目に頑張り過ぎているので、限界が来て苦しくなります。その時に、ふっと頭の中を過ぎるのです。「普段、頑張っているのだから、少しぐらいサボっても良いじゃないか!」と。でもここ一番、手を抜いてはいけないところで手を抜いてしまいます。結果、人から見たらワガママな人と評価されます。



台無し

「自分にとって大切な顧客を蔑にして、手間の掛かるウルサイ顧客に、一所懸命しなっていないか?」私も昔営業をしている時の事を、思い出しました。この事を、対人関係に置き換えてください。いつもウルサイ人、怖い人、苦手な人に気を使っていませんか?文句を言われたくない、嫌われたくない、機嫌良く相手をして欲しい、という思いで一生懸命になっています。そしてその分、大切な人を蔑にしています。あの人は、優しい人だから少しぐらい後回しにしても、ほっといても怒らない、何も言わないと思っていませんか?甘えていませんか!その人は、あなたを大目に見ているのではありません。怒りが静かに湧き上がっています。「仏の顔も二度三度」です。こんなことが続けば、どんなに優しい人でも、心広い人でも決して許してくれません。許してくれているのではなく、諦められているのです。信用を失くして居るのです。会社関係、友人関係、恋人に知らない間に、嫌われてしまった経験はありませんか?

神経症

神経症になる人のタイプに「拘ることができない人」が居ます。今、大切な事に拘ることが出来ずに、どうでもよいこと、後回しにしていい事に、拘ってしまうのです。そして悩みます。苦手な人に気を使い、今、大切にしなければならない人を、ほったらかしにしていませんか?今、何が一番大事なのか?何時も、気遣いばかりしているとこの優先順位が分からなくなります。張り詰めすぎているので、今置かれている状況が把握できなくなっています。弓は張り詰めすぎると、延びきり過ぎて肝心なときに役に立ちません。私達も一緒です。キンキンに成りすぎたら、いざという時、緊張の糸が切れてしまい力を発揮出来なくなります。独りよがりにならず、もう少し、周りの状況を見てバランスを取るようにしてください。








【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:毒家族モラルハラスメント】

2024-01-22 10:00:00 | 日記
毒家族

あなたは、自分意志で自分らしく生きていますか?それとも誰かの支配の元で人生を生きていますか?自分らしく生きようとすると、心の奥底から謂われない不安が襲ってきて、思わずブレーキを掛けてしまい、理由なき罪悪感に囚われることはありませんか?それは「毒家族ハラスメント」に汚染された証です。毒家族は「子供の生き方を自分の思う通りに(自分の価値観の通りに)コントロールしようとしたり、自分の手に届く(支配の届く)範囲や地位に子供をとどめようとし、子供の持つ価値観を否定したり可能性を無視し、自分の価値観や経験の範囲内の判断だけで人生を送らせようとする。」「子供を支配する為に、直接的には心配するようなそぶりを見せたり、不安を煽ったりして自分は悪者にならない様、あれこれ策を講じ、子供をある意味自分の持ち物や癒しのペットのような扱いをする。」毒家族との関わりを断たない限り、自分を取り戻すことはできません。しかし毒家族はそんなことを許しません。あの手この手を使って、あなたに罪悪感を与え、自由を奪います。



毒になる親

そもそも「毒親」など居ません。人生を歩む中で毒に侵され「毒親」になってしまったのです。誰もが自分子供を愛しています。一番大切な子供なのです。ところが、その親たちが「毒親」だったので、育てられた中で「毒になる親」になってしまったのです。子供は親から愛情をいっぱい貰って成長します。子供が求めている愛情を親が気付き、その愛情を与える事により、その結果、親子の中で「基本的信頼=無条件絶対愛」が育まれます。ところが、親自身が自分の親から愛情を貰っていなく、親の支配の中で育ってしまったので、子供にも支配の形でしか子供に接することが出来ないのです。「愛情=支配」の形でしか愛情表現が出来ないのです。子供に自由や意思を与えません。親から支配をされた復讐として、自分の子供を支配するのです。

毒家族モラルハラスメント

毒親に育てられた兄弟姉妹が毒家族になります。親戚も含めた毒一族になります。第三者から見て問題家族でも、毒家族は毒家族なりのバランスが取れていますので問題意識はありません。もし貴方が自分を取り戻そうとして行動を起こしだしたら、毒家族にとっても大問題です。静かな湖面に石を投げ込み波風を立てる行為と一緒です。湖面の波風を抑えよとして、貴方を「和を乱す危険人物」として攻撃をしてきます。「お前のお陰で、幸せ(?)な家族に争い事が起きている。笑顔が消えた。ギクシャクしている」となじってきます。それでも頑張ると、事故や病人が発生し「お前のお陰で事故が病人がでた」と追い詰めます。親戚や友人、近所の人達をも巻き込んで、貴方を責めてきます。結果、耐えかねて抗いを止めると、病気が治り、家族が平和に成り笑顔が出てきます。その姿を見て「私が悪かったのか」と、罪悪感を感じて、元の木阿弥になってしまいます。これが、毒家族モラルハラスメントの基本パターンです。

支配からの脱却

毒家族は、自分たちが与えた痛みを詳しく知ろうとはしません。認める事すらしません。自分の経験から、自分の怒り、餓え、正直さ、いらだち、悲しみの裏にある痛みを毒家族はあえて無視したと言うことは分かっているはず。毒家族はあなたが叫んだ真実の正当性を見て見ぬ振りをし、あなたを責め、気持ちを思ったり、いたわったりするのではなく、一切 取り合わなかっただけです。毒親、毒家族を変える手段はありません。どんなに貴方が頑張って家族を本当の幸せな家族にしようと頑張っても無駄です。毒家族は毒に慢性化していて問題意識はありません。頑張れば頑張るほど悪者になります。貴方が毒家族に関わらない勇気を持つことです。「心の縁切り」が必要です。毒家族が接触してこようとしても、心の距離を空け「毒家族は毒家族。私は私の人生を歩む」決断が必須です。決して、毒親に自分の事を分かって貰いたいとの思いを断ち切ることです。言葉では簡単には言いますが、とても苦しい事、淋しいこと、悲しいことです「もう、愛して貰えない。分かって貰えない」事実を認めることになるからです。毒家族のために生きるのでは有りません。貴方が貴方らしく生きる事が大切です。この思いをしっかり持って前に進んでください。過去は振り返っても変わりません。今これから、自分らしく生きるかが大切です。もし、自分らしく生きる事を目指さなければ、今度、自分の子供に対して「毒親」になりますからね。








心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:インナーチャイルド

2024-01-15 10:00:00 | 日記
心理ゲーム
私達は気付かないうちに「心理ゲーム」を行い、対人関係を壊しています。対人関係で仲良くなるための「やりとり」をしているはずなのに、相手のトラブルを起こして怒らしてしまい、対人関係を壊してしまい、結局、何時ものパターンにはまってしまう。この繰り返しをするのはこの人生ゲームが再現されています。こんな事は分かっていても同じ事を繰り返すのは無意識の中で、「独りでいるよりもまし」との思いが。トラブルが起きている間は相手に構ってもらっているからです。誰からも相手をされずに居るよりも、どんな形でも構って貰っている方が安心なのです。「ハブられる」怖さを知っているからです。



やりとり

相手の人と何気なく繰り返してる「やりとり」が、相手を傷つけたり、喧嘩したり、時には相手を死に至らしめる程の力がある、厄介なモノです。本人はただ相談したり、話をしているだけなのですが、無意識の中の自分が問題を起こし、相手は不快な感情になり、怒り出す。しかし、怒られた本人は「私はただ相談しただけなのに、なぜ私の事を怒るの、意地悪するの、虐めるの、嫌われるの!」との、意識しかありません。 時には、他の人に自分の都合のよいところ(相手が怒ったところ)だけを言い触らして同情を引く行為をします。仕掛けたのは「本人」なのに!本人は全く自覚がありません、ただ人が恋しく、構って欲しいが故に行なう「せつない行為」なのです。喧嘩して、嫌われる結果しかないのに!
 
インナーチャイルド

クライエントも、一杯「ゲーム」を仕掛けています。特に、相手が時間が無く、忙しい時に限ってよく仕掛けます。私に相談という形で「ゲーム」を無意識に仕掛けてくる子がいます。その都度、「今ゲームをしているよ」と伝えるのですが、ゲームにハマってしまうと、なかなか抜け出せないのが、現実です。幼いときに、親から構ってもらえずに、何とか自分に「振り向いてもらう」為に、行なった「切ない行為」が原点です。この事を繰り返し、強化し、今に至る結果です「私を見て!」「私を愛して!」「私は淋しの!」「私をひとりにしないで!」こころの中で叫んでいる「インナーチャイルド」の声をしっかり聴き、受け止め、しっかり抱きしめてあげてください。一度、じっくり「インナーチャイルドの叫びに」耳を傾けてみてください。今も「インナーチャイルド」こころの中で「すすり泣いて」いますよ!






【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:権利と責任】

2024-01-08 12:00:00 | 日記
権利と責任

「権利と責任」まるで「卵が先か鶏が先か!」みたいなものかもしれません。「権利が手に入れるならば、責任を果たす」「責任を果たしたので、権利を要求する」どちらがいいのでしょう?今の時代「権利」を要求する人たちが多いようです。権利はどの様にして行使できるのでしょう。何もせず権利は手に入るのでしょうか。権利は誰にでも平等にありますが、そこには付いてくるものがあります。「責任」です。人として人生を送る限り人と関わらなくてはなりません。相手も権利を持っています。お互いが相手のことを思いやり、相手も認め、分かち合う責任が生じます。



権利

今ならば、「仕事を与えろ。普通の生活が出来るように、仕事をよこせ。そうすれば私は働ける。仕事を与えない相手が悪い。私を働けるようにしない、世の中が悪い。政治が悪い。」と、思っている人たちも多いかも知れません。確かに権利の行使です。でも、仕事が見つかっても満足するのでしょうか。「こんな仕事は嫌だ。私には合わない。私の能力に合った仕事をよこせ。」など、色々と不満が湧き上がります。これは権利でしょうか。欲求に見えますが。求めるばかりで、欲求を満たすための責任を果たしていたのでしょうか。

心の世界

こころの世界でも、よく見かけます。「私の事を分かれ」「私を受け入れろ」「私の思うようになれ」「私が気持ちよく出来るようになれ」「そうすれば私はあなたを受け入れてもいいよ」と訴える人がいます。仕事場で、友人関係で(すべて対人関係ですが)、「みんな私の事を悪者にする。私ばかりに文句を言う。よってたかって私をいじめる。私が何をしたというのよ。私は仕事をちゃんとしている。誰からも文句をつけられることはない。私は正しい。」と言って、対人関係を悪化させている人たちがいます。確かに、謂れの無いようなことを言われ、罪をなすりつけられ、じめられ方が大半だと思います。しかし、よく考えてみると、「私は何も悪くない。相手が悪い。相手が変われば私は幸せになる。私が幸せになるように変わって当たり前だ。」と権利だけを要求している事があります。自分自身に改善すべき点はないのか?朝、出勤した時挨拶をされても「ブスッ」とした態度をとっていませんでしたか?日常の仕事を指示された時、嫌な顔をしていませんでしたか?同僚と、程々のコミュニケーションを図っていましたか?相手に要求するばかりではなく、自らが変わる事を目指しませんか!「鏡の如し」です。「悪口」を送れば「悪口」が返ってきます。「悪口」を言われたからと言って、相手の「悪口」を言えば同じことになります。悪口を言っている自分自身が、そこに居るのですから。悪循環です。「笑顔」を向ければ「笑顔」が返ってきます。朝、元気な声で「おはようございます。」と言えば、返事が返ってきます。初めは、嫌な顔をされるかもしれません。でも、黙って暗くなっているよりはるかにいいです。挨拶している自分が「スッキリ」します。そして元気な挨拶が返ってくると、もっと清々しい元気が湧いてきます。自分の為に行うのです。自分自身が元気に幸せになるために!相手が変わる事を求めていても意味がありません。(権利を求める)自分自身が変わることの方がはるかに得です。(責任を果たす)相手を変えることなどできません。自分が変わり接し方が変われば、相手の反応が変わり、返ってくるものが変わります。「悪口」を送れば「悪口」が返ってきます。「幸せ」を送れば「幸せ」が返ってきます。ブーメランのように!今日から、「笑顔で挨拶」から始めませんか!「笑顔には笑顔」が返ってきます!でも、責任を果たしても苦しいとき、辛いときは、カウンセリングに来てくださいね。






【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:今ここに生きる】

2024-01-01 10:00:00 | 日記
明けましておめでとうございます:今、ここに

2024年がスタートしました。『一富士、二鷹(黒鳥ですが)、三茄子(各自が足してください)』めでたい年明けです。今年は何が起きるでしょうか?でも、誰にもそれは分かりません。目の前には「真っ白なキャンバス」が、ただあるだけです。そこにどの様な新しい絵を描くのは自分自身だからです。何でもが出来るのです。こんな自分になるのだという夢を一杯描きましょう!真っ白なキャンバスに自分の好きな絵を描いてください。チャレンジすることは大切です。新しい1年を自分自身で創り出していけるスタートが切られたのです。思う存分「真っ白なキャンバス」に自分の夢・希望を描いてください。描かれた絵を現実にする為に歩き出しましょう。過去に囚われず、未来に不安がらず、「今、ここに生きる。自分らしく」「今、出来ることは何か?」



過去に生きる:他者評価

もし、そこに絵が描かれていたら、それは誰か他人が描いた絵です。確かにその絵の通り人生を送れば、楽なものです。失敗もなければ、傷つくこともない、安定した人生です。でも、やり遂げた達成感もない人生です。これは他者評価で生きている証です。それも、今まで送ってきた人生で身につけた過去から来る他者評価です。他者評価は、他人の価値観で評価した基準です。他人に取って都合の良いように下された評価です。過去の産物です。その時には重要だったかもしrません。対人関係を壊さないようにするために、傷つけられないようにする為に、ハブられないようにする為に。過去に囚われている証です。でも、今の貴方に必要な事でしょうか?

未来に不安

未来に不安になる。これも過去に囚われている証です。過去の失敗経験からから、未来を予想します。あぁでもない。こうでもない。と、勝手に予想をして不安がります。「石橋を叩いて渡るどころか、叩きすぎて叩き割る」これでは夢は潰れてしまいます。未来は誰も分かりません。未来はこれから創るものです。真っ白なキャンバスに描くものです。「過去が幸せ、現在はどん底」が良いですか?「過去はどん底。でも今は幸せ」のどちらが良いですか?当然、後者です。ならば、今を幸せに生きる事を始めませんか!これが出来る人は、真っ白なキャンバスに幸せの絵を描けます。


「今、ここに自分らしく、あるがまま生きる!」