夜中のミルク後激しい寒さを感じ、しばらく体の震えで眠れませんでした。
幸い、二人の息子は朝ぐっすり寝てくれてたので私も母親に甘えて寝かせてもらい
十分に休む事は出来たんですが、昨日から創ちゃんが鼻水を出しているので、また
鼻風邪かも…と、そしてそれが私にもうつったのかなと心配しています。
休ませてもらっているとは言え体調は万全ではないし、看護師さんから赤ちゃんは
免疫力はある程度最初持って生まれてくるけれども、風邪は容易にひいてしまうと
聞いているので注意しないと。病院にいる時はもちろん自分の体を優先的に考えて
水分を多量摂取したり、栄養バランスを考えた食事を頂いたりしていても、やはり
家に帰ってくると自分で全てしなければいけないし、時間通りに食事の用意なんて
はっきり言ってできません(笑);ご飯を食べるのはもちろんですが、まずはうがい、
そして普段から私は水分をそんなに摂らないのでそれも気をつけようと思います!
入院生活中は至れり尽くせりながら、手術をしているので何かと大変でした。
年齢を重ねると、子供達並の驚くほど早い治癒力は望めないですもんね(笑)…
今回は前回みたく緊急手術では無かったし、意識もある程度はっきりしていたので
後から振り返って笑い話にできるように1週間を書き留めておきたいと思います。
●術後
まず麻酔が効いてきたところから不思議な感覚に襲われた。
麻酔のせいか緊張のせいか気持ちが悪いのか…とにかく横を向いていてベッドが
固定されているにも関わらず上下に揺れている感覚で気分が悪くなり吐き気を催す。
当たり前ながら足の感覚は脳への指令を無視して段々動かなくなり、上を向き酸素
マスクを装着する頃には部分麻酔とはいえ上半身の感覚も少しふわふわした感じに。
手術が始まると、お腹の赤ちゃんに集中したい、繋がりが少しでも感じられるかも
しれないと目を閉じてじっと産声の上がる瞬間を待つ。
その時、不思議な事に聞いた事のあるメロディーがずっと頭の中で繰り返し流れ、
自分は目を閉じているのに先生達の会話と共に手術室をぐるりと見渡している自分
に気付く。景色がはっきりと見えているのでちゃんと目を開いていると思ってたら、
どうやら閉じているらしく、何度も看護師さんに名前を呼ばれて意識確認をされる。
でも頭の中で鳴り響くメロディーが鳴りやまないと返事ができないという、不思議で
何か分からない状況にあったので声を出そうとするも声が出ない。口が開かない。
今考えると麻酔のせいだろうが、その時はその不思議な感覚に戸惑うばかり。でも
何とか返事をしながら、赤ちゃんの事を考えるというより「この曲何だっけ?」と
そんな事ばかり考えているとしばらくして元気な産声と共に先生と看護師さん達の
「産まれましたよ!元気な男の子ですよ!」という嬉しい報告が。
へその尾を切られた瞬間は何となく分かったような気がするが、今回も赤ちゃんと
待望の対面と写真撮影を済ませると意識が遠のいていくのが分かった。赤ちゃんが
私の隣に来てくれた時、こちらに顔を寄せてくれた気がして無意識に彼の頬にキス
した事だけは覚えている。
声を掛けられ手術台から部屋まで移動し、ようやく会えたパパさんに労いの言葉を
かけてもらい、安心と疲労からかまたも吐き気を催すが意識は思ったよりはっきり
とあって手術の様子がどうだったかは、そこに心配して来てくれていた家族には
しっかり伝えられたような気がする。とにかくお腹が空いていた記憶有り(笑)…
手術が終わって思った事は「もう手術はこれで終わりがいいな」ということ。
とにかく色々痛くて精神的にも疲れて大変だったから。
“子供を産む、命を産み落とす”という事は、例え手術でも、もちろん自然分娩
でもどちらも大変で忍耐力のいる尊いものだという事が身に染みてよく分かった。
●術後一日目
手術跡の痛みと長時間横になっているせいで激しい腰痛が遅い、深夜二時頃から
30分おきに寝たり起きたりを繰り返す。朝から点滴3つした後まずは立ち上がる
練習から歩く練習へ。とにかくお腹の激痛に耐えられず、状態を起こすのでさえ
何分もかかるところ立ち上がるのは至難の技で、看護師さんに支えられて何とか
立ち上がる。歩く練習なので一歩を頑張って踏み出そうと試みるも、激痛に一歩
が自分の意志とは裏腹に全く出ない。
しかし少しずつ練習を重ね、夜には一人で何とかトイレにたどり着く事ができた。
お昼から粥食開始。何も食べてなかったお腹に染み渡る温かいお粥に幸せを感じる。
生後丸一日経ったので、赤ちゃんを病室に連れてきてもらい、ようやく対面できた。
顔を見ると頑張ろうと心の底からやる気が沸いてくる!不思議なものだ。
●術後二日目
朝5時起床。トイレに行きたいという感覚がまだ無いが20分かけて一人でトイレへ。
その後点滴2本、別の注射に採血と腕は針だらけ;
母乳指導があったので久しぶりに抱っこし、ミルクもお昼から同室であげる。
●術後三日目
昨夜遅くから後頭部に、鈍器で殴られているような激しい痛みを感じる。朝には
首にかけて重い頭痛でそれが手術の麻酔によるものだと聞き、とにかく水分補給
と横になり安静にしているよう指導を受ける。首を横にするだけでも相当痛い…
ようやく点滴が終わり薬に変わるが、痛み止めが無いと頭痛が止まらず早く就寝
して一人体を休める事にする。
●術後四日目
軽い頭痛が残り10時辺りをピークに、昨日と同じ後頭部に感じる痛みが襲う。
それまで順調だった足のむくみがひどくなってきた。この日から赤ちゃんと同室
生活が始まる予定が、深夜にも頭痛が残り同室を断念して赤ちゃんを預ける事に。
●術後五日目
早朝から体重や血圧等一通りの検査。腹痛は引き続き感じるが、その代わり頭痛
はほぼ無くなり朝から同室再開。痛み止めの薬は引き続き飲むようにしている。
いよいよ明日は退院診察日!
●術後六日目
昨晩から痛み止めの薬を止めていたが、今朝方痛くなり再開。
午後の退院診察にて術後の経過確認と抜鈎、内診。痛みはあるものの経過は順調
で七日目には予定通り退院できる運びとなった。傷口なのか子宮なのか、お腹の
痛みは特に朝方感じる事はあるが日中には気にならないほどに回復して嬉しい。
●術後七日目/退院日
朝からやはり腹痛を感じるも何も問題なく退院する事ができた。皆さんに感謝!!
今回は手術や赤ちゃんの事より、自分が初めて入院中ホームシックにかかった事が
意外でした。今まで留学しても海外旅行へ行っても微塵にも感じる事の無かった事。
子供に会いたい、住み慣れた家に帰りたいという強い気持ちが母親になっている今
一番変わった事かもしれません。色々ありましたが「手術は大変」というのが本当に
身に染みて分かりました(笑)…引き続き体調管理には気をつけて生活しなければ!
幸い、二人の息子は朝ぐっすり寝てくれてたので私も母親に甘えて寝かせてもらい
十分に休む事は出来たんですが、昨日から創ちゃんが鼻水を出しているので、また
鼻風邪かも…と、そしてそれが私にもうつったのかなと心配しています。
休ませてもらっているとは言え体調は万全ではないし、看護師さんから赤ちゃんは
免疫力はある程度最初持って生まれてくるけれども、風邪は容易にひいてしまうと
聞いているので注意しないと。病院にいる時はもちろん自分の体を優先的に考えて
水分を多量摂取したり、栄養バランスを考えた食事を頂いたりしていても、やはり
家に帰ってくると自分で全てしなければいけないし、時間通りに食事の用意なんて
はっきり言ってできません(笑);ご飯を食べるのはもちろんですが、まずはうがい、
そして普段から私は水分をそんなに摂らないのでそれも気をつけようと思います!
入院生活中は至れり尽くせりながら、手術をしているので何かと大変でした。
年齢を重ねると、子供達並の驚くほど早い治癒力は望めないですもんね(笑)…
今回は前回みたく緊急手術では無かったし、意識もある程度はっきりしていたので
後から振り返って笑い話にできるように1週間を書き留めておきたいと思います。
●術後
まず麻酔が効いてきたところから不思議な感覚に襲われた。
麻酔のせいか緊張のせいか気持ちが悪いのか…とにかく横を向いていてベッドが
固定されているにも関わらず上下に揺れている感覚で気分が悪くなり吐き気を催す。
当たり前ながら足の感覚は脳への指令を無視して段々動かなくなり、上を向き酸素
マスクを装着する頃には部分麻酔とはいえ上半身の感覚も少しふわふわした感じに。
手術が始まると、お腹の赤ちゃんに集中したい、繋がりが少しでも感じられるかも
しれないと目を閉じてじっと産声の上がる瞬間を待つ。
その時、不思議な事に聞いた事のあるメロディーがずっと頭の中で繰り返し流れ、
自分は目を閉じているのに先生達の会話と共に手術室をぐるりと見渡している自分
に気付く。景色がはっきりと見えているのでちゃんと目を開いていると思ってたら、
どうやら閉じているらしく、何度も看護師さんに名前を呼ばれて意識確認をされる。
でも頭の中で鳴り響くメロディーが鳴りやまないと返事ができないという、不思議で
何か分からない状況にあったので声を出そうとするも声が出ない。口が開かない。
今考えると麻酔のせいだろうが、その時はその不思議な感覚に戸惑うばかり。でも
何とか返事をしながら、赤ちゃんの事を考えるというより「この曲何だっけ?」と
そんな事ばかり考えているとしばらくして元気な産声と共に先生と看護師さん達の
「産まれましたよ!元気な男の子ですよ!」という嬉しい報告が。
へその尾を切られた瞬間は何となく分かったような気がするが、今回も赤ちゃんと
待望の対面と写真撮影を済ませると意識が遠のいていくのが分かった。赤ちゃんが
私の隣に来てくれた時、こちらに顔を寄せてくれた気がして無意識に彼の頬にキス
した事だけは覚えている。
声を掛けられ手術台から部屋まで移動し、ようやく会えたパパさんに労いの言葉を
かけてもらい、安心と疲労からかまたも吐き気を催すが意識は思ったよりはっきり
とあって手術の様子がどうだったかは、そこに心配して来てくれていた家族には
しっかり伝えられたような気がする。とにかくお腹が空いていた記憶有り(笑)…
手術が終わって思った事は「もう手術はこれで終わりがいいな」ということ。
とにかく色々痛くて精神的にも疲れて大変だったから。
“子供を産む、命を産み落とす”という事は、例え手術でも、もちろん自然分娩
でもどちらも大変で忍耐力のいる尊いものだという事が身に染みてよく分かった。
●術後一日目
手術跡の痛みと長時間横になっているせいで激しい腰痛が遅い、深夜二時頃から
30分おきに寝たり起きたりを繰り返す。朝から点滴3つした後まずは立ち上がる
練習から歩く練習へ。とにかくお腹の激痛に耐えられず、状態を起こすのでさえ
何分もかかるところ立ち上がるのは至難の技で、看護師さんに支えられて何とか
立ち上がる。歩く練習なので一歩を頑張って踏み出そうと試みるも、激痛に一歩
が自分の意志とは裏腹に全く出ない。
しかし少しずつ練習を重ね、夜には一人で何とかトイレにたどり着く事ができた。
お昼から粥食開始。何も食べてなかったお腹に染み渡る温かいお粥に幸せを感じる。
生後丸一日経ったので、赤ちゃんを病室に連れてきてもらい、ようやく対面できた。
顔を見ると頑張ろうと心の底からやる気が沸いてくる!不思議なものだ。
●術後二日目
朝5時起床。トイレに行きたいという感覚がまだ無いが20分かけて一人でトイレへ。
その後点滴2本、別の注射に採血と腕は針だらけ;
母乳指導があったので久しぶりに抱っこし、ミルクもお昼から同室であげる。
●術後三日目
昨夜遅くから後頭部に、鈍器で殴られているような激しい痛みを感じる。朝には
首にかけて重い頭痛でそれが手術の麻酔によるものだと聞き、とにかく水分補給
と横になり安静にしているよう指導を受ける。首を横にするだけでも相当痛い…
ようやく点滴が終わり薬に変わるが、痛み止めが無いと頭痛が止まらず早く就寝
して一人体を休める事にする。
●術後四日目
軽い頭痛が残り10時辺りをピークに、昨日と同じ後頭部に感じる痛みが襲う。
それまで順調だった足のむくみがひどくなってきた。この日から赤ちゃんと同室
生活が始まる予定が、深夜にも頭痛が残り同室を断念して赤ちゃんを預ける事に。
●術後五日目
早朝から体重や血圧等一通りの検査。腹痛は引き続き感じるが、その代わり頭痛
はほぼ無くなり朝から同室再開。痛み止めの薬は引き続き飲むようにしている。
いよいよ明日は退院診察日!
●術後六日目
昨晩から痛み止めの薬を止めていたが、今朝方痛くなり再開。
午後の退院診察にて術後の経過確認と抜鈎、内診。痛みはあるものの経過は順調
で七日目には予定通り退院できる運びとなった。傷口なのか子宮なのか、お腹の
痛みは特に朝方感じる事はあるが日中には気にならないほどに回復して嬉しい。
●術後七日目/退院日
朝からやはり腹痛を感じるも何も問題なく退院する事ができた。皆さんに感謝!!
今回は手術や赤ちゃんの事より、自分が初めて入院中ホームシックにかかった事が
意外でした。今まで留学しても海外旅行へ行っても微塵にも感じる事の無かった事。
子供に会いたい、住み慣れた家に帰りたいという強い気持ちが母親になっている今
一番変わった事かもしれません。色々ありましたが「手術は大変」というのが本当に
身に染みて分かりました(笑)…引き続き体調管理には気をつけて生活しなければ!