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Deep City 横須賀

横須賀市の地域ガイドブログ 観光やグルメ&おいしい!おすすめのお店紹介 ニュースやイベント基地情報も

★長井港★ 横須賀風物百選 横須賀市最大の漁港!

2006-11-22 | ◆西地区
横須賀風物百選巡り。今回は横須賀の西海岸にあり横須賀市最大の漁港、『長井港』です。
秋晴れの気持ちのいい午後、車を走らせ長井港へ。待っていたのは穏やかな海とずらりと並んだ漁船でした。

情報は古いかもしれませんが以下市の横須賀風物百選ガイドより
長井港は、三崎港とともに古くから発達した漁港である。
 現在、三崎港が、遠洋漁業の基地であるのに対し、長井港は沿岸漁業の基地で、
200カイリ時代を迎えた我が国にとって貴重な存在といえる。
59年度の状況を概括すると、所属船数は、動力船が454隻、水揚量3844tである。
 
 

行った時間帯がそうなのか、どことなくのどかな雰囲気が漂います。



長年波風にさらされた年季の入った建物。午後ということで市場は静か。



そして漁港に隣接して建つ『長井水産』→ホームページ



『直売センター』をのぞくと水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が並んでいます。



今回はその後の予定もあったので『直売センター』で買い物はしませんでしたが、
週末には海鮮丼の販売や、店頭では串焼きもやっているようです!水揚げされたばかりの
新鮮な魚介をその場でいただけるなんて!!!要チェックですネ。
午後はのんびりとした陽気の中、船も休んでいましたが、
早朝の活気ある市場の様子も機会があれば見てみたいと思いました。


関連サイト
写真で見る横須賀教育史→長井漁港 昭和51年の様子
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★立石不動尊★ 三浦不動明王21番札所 滝に心癒され

2006-11-20 | ◆西地区
三浦半島巡礼記。今回訪れましたのは、横須賀の西海岸、景勝の地『立石』近くにあります、
『立石不動尊』です。三浦不動尊28ヵ所の21番札所になっています。
地図を片手に探したのですが、すぐに見つけることができず、あちこちウロウロします。
郵便配達員の方に聞いても分からず、心配になりかけた時、やっと見つけることができました。
“立石駐車場”信号、Donの向かいの道を奥に入っていくとあります。


道路沿いのこちらが目印。



道なりに奥に進むと、前方に門らしきものが見えてきました。



はじめに着いたのがこちら。不動明王と書かれています。



そこからさらに奥に門らしきものが。




 
狛犬



こちらが拝殿。



ここの不動明王は別名『瀧不動』と呼ばれています。



そしてその拝殿の脇には小さいながらも見事な滝がありました!
まさか不動明王巡りで滝を見れるとは思っていなかったので感動です。
道路から少し入っただけでこのような癒しの滝があるなんて、意外な発見でした。
こういう意外さも札所巡りの楽しいことのひとつでもあります。



滝のすぐそばにある像。これがお不動様?!



他にも庚申塔が多くあります。



その中でも特に目を引くのがこちら。
顔が弁天様で、体はとぐろを巻いた蛇。これは珍しい。(2007.3画像追加)


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★名称 立石不動 立石山 不動院
★場所 横須賀市秋谷3-6-2
★電話 046(856)8888
★アクセス JR逗子駅より京急バス大楠芦名口方面行きで立石下車、徒歩3分

★立石不動尊★
◎ご詠歌 『たとり来て 憩ふ人だに 漏さじの 誓ひの御手に かゝる楽しさ』
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さらに詳しく
Google検索→横須賀 立石不動
Google画像検索→横須賀 立石不動
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★大楠小学校★ 自然に囲まれた伝統ある学校 校歌は・・・!

2006-11-16 | ◆西地区
横須賀のまなびやめぐり。今回は西部芦名にあります『大楠小学校』へ行ってきました。
134号にはその名も“大楠小学校入口”といった交差点があり、
そこを入り、道なりに行くと学校があります。

正門より。後方には大楠山がそびえ、海に向かうと天神島。
海と山に囲まれた自然豊かな環境の中に学校があります。



同じく正門より、校舎を。手前には体育館。



正門を入って左手にある“二宮金次郎像”。

大楠小学校→ホームページ
帰ってきてからホームページを見てみましたが、ここの学校も非常に歴史ある学校です。
1897年(明治30年)創立!ですから軽く100年を超えています。
学校の生い立ちを見ると、関東大震災で 校舎が全壊したり、市町村統合などにより名前が7回も
変わったりと、今あるコンクリートの校舎からは想像もできない生い立ちがありました。
そのなかでも特筆すべきは、大楠小学校の校歌が、日本を代表するクラシック音楽の作曲家である
團伊玖磨さんの作曲であるということです。そしてなんと!学校創立100周年の時には、
團伊玖磨先生自ら指揮をしたそうです!ネットで校歌を探しましたが見つかりません。
ぜひとも大楠小のホームページで聞けるようにしてもらいたいものです。
学校イベントには“大楠山登山”が毎年11月に行われるというのも、
学校と地域の特徴が出ていて面白い行事です。

そしてここ大楠小学校は、横須賀で一番広い学区(久留和・秋谷・芦名・佐島)のようで、
バス通学のお子さんも多いのだとか。小学校と同じ敷地に市立大楠幼稚園があり、
多田校長は幼稚園の園長でもあります。学校の周りを歩いていると遠くに海が見えましたので、
校舎の高いところからは相模湾が見えると思います。
私はよく知らないのですが、NHK少年ドラマシリーズ『つぶやき岩の秘密』のロケ地でもあったようです。



おまけに学校近くにあった生徒御用達(?)“治郎兵衛書店”

こうして見ているだけでも、環境がいいのはもちろん、とても魅力的な学校ですね。
自然と触れあう機会が多いというのは、小学校時代にはとても大切で貴重な体験だと思います。
二宮金次郎像も印象的でした。


さらに詳しく
Google検索→横須賀 大楠小学校
Google画像検索→横須賀 大楠小学校
写真で見る横須賀教育史→こちら 昭和58年の大楠小学校の校舎写真
mixiコミュニティ→大楠小学校

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★正住寺★ 三浦観音30番 不動18番 地蔵18番札所

2006-11-12 | ◆西地区
三浦半島巡礼記。今回は西部、林交差点より南にあります「正住寺」へ行ってきました。
林交差点より南に進路をとり、「林四ツ角」という交差点を左折し、今までは通ったことの
ない細い道を道なりに進むと右手にありました。

一見、普通の家かと思うくらい自然なたたずまい。大きなお寺もあれば、こういうお寺もあるのですね。
とても親近感が持てます。このお寺は銀閣寺を建てたことで有名な室町幕府八代将軍 足利義政 の
開基であり、有名な銀閣寺よりも15年早い文明元年(1468)創建。その後幾多の転変を経て
明治中期にこの土地に移ってきたそうです。その後壇家もなく無住ということから廃寺となります。
それにより札所として欠けたことになりますが、その後の住職の努力と林村の村民の
出資もあり、よみがえり現在にいたります。



拝殿に向かって右側にあります、お地蔵さん。ただの逆光か。中央のお地蔵さんに・・・



文中にもあるとおり、定印観世音は将軍足利義政の守り本尊と言い伝えられています。
観音様、不動明王、地蔵尊とすべてが札所となっているお寺です。
(*不動11番となっておりますが、三浦不動明王では18番です。)


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★名称 禅林山 正住寺(ぜんりんざん・しょうじゅうじ)
★場所 横須賀市 林 5-1-5
★電話 0468-56-7317
★アクセス JR「逗子駅」から「長井」行きバス、「林4ツ角」下車徒歩5分

★定印観世音菩薩★
◎定印観世音菩薩の画像は→こちら  (参)Annie's Homepage
◎ご詠歌 『まいるより 頼みをかけし 観世音 おそしはやしは 心を心に』
★宝林不動尊★
『影高き 法の林を 仰ぎなば 身に幸福ひらく 露や宿らん』
★地蔵尊★
◎地蔵尊の画像は→こちら (参)三浦地蔵尊三十八札所のご案内
◎御詠歌 『ときはなる 松の林に 御光を とめて闇路を 照す御仏』
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街の中にひっそりとあり、とても身近に感じられるお寺でした。
室町幕府八代将軍 足利義政の名前が出てくるとは思いませんでした。
横須賀のお寺も奥が深いですね。

関連サイト
Wiさらに詳しく
Google検索→横須賀 正住寺
Google画像検索→横須賀 正住寺
wikipedia→足利義政
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★荒崎海岸★ 横須賀風物百選

2006-11-06 | ◆西地区
横須賀風物百選めぐり。今回は横須賀の西地区、長井にあります『荒崎海岸』へ行ってきました!
荒崎公園駐車場に車を停めます。(平日は無料)そこそこ広い駐車スペースがあり、
観光バスのようなものも停まっています。公園はよく整備されていて、
初めて私は来た私はどんな場所なのかわくわくします。

海岸へ向かう途中にありました。百選のたて看板。



↑画像クリックで大きくなります。



↑画像クリックで大きくなります。
いろいろと説明を読みましたが、この時点でまだ海岸には出ていません。
見るのが一番!と海岸方面へ向かうと、そこに現れたのは・・・・



おお~っ!と思わず声が漏れる絶景!何なんだこのでこぼこした斜め模様は!
(←説明をちゃんと読んでいない)数千年前、海底に堆積したものが隆起し、
硬い層と軟らかい層が波の影響で侵食の度合いが異なり、このようになったのだとか。
正面に見えるのが弁天島。





『どんどんびき』 
幅3m、奥行き20mの三方を崖に囲まれた入り江。深く切り込んでいるので轟音を響かせ打ち寄せる波が
どんどんひいていくことからこの名前が付いたそうです。



『十文字洞』
波の力によって穴が開くならまだしも、その穴が内部で十字にクロスしているんです。
この斜め模様といい、自然の力は凄いですね。





海沿いにはこうした歩道が整備されていて、間近に海岸を見ることができます。
天気の悪い日、海が荒れている時は怖いかもしれません。









公園内には“夕日の丘”や“潮風の丘”など、スポットに名前がつけられています。
“潮風の丘”を行きますと城山とよばれる展望台に出ます。
ここからの展望はは『かながわの景勝50選』に選ばれています。
かつてここは三浦一党、荒次郎義澄の居城跡であったとか。凄い場所に居を構えるものです。





夕日の丘より。背後は広い公園。眺めも最高でお弁当持ってピクニックには最高です!

いやぁ、初めて訪れましたが、ここは来てよかったです!どこから見てもその素晴らしい光景に
ため息が漏れます。天気のいい日に是非足を運んでみてください。今回、天気は良かったのですが、
富士山は見えませんでした。これから空気の澄んでくる冬場などは、いいのではないでしょうか。
訪れる際は、足場が悪いため、動きやすい靴で行くことをお勧めします。
横須賀にこんな場所があるなんて!改めてそんな横須賀の魅力にまいってしまいました。


もっと詳しく
google検索→荒崎海岸
三浦半島へ行こう!→波をゆく風、太陽のしずく~荒崎海岸ウォーク

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★円乗院★ 三浦観音27番 不動22番 地蔵21番札所 へちま加持

2006-10-31 | ◆西地区
三浦半島巡礼記。今回は横須賀の西海岸秋谷にあります「円乗院」に行ってきました。
ここ円乗院は観音菩薩・不動明王・地蔵尊、すべての札所となっています。
そしてまた“へちま加持”でも有名な場所です。

134号沿い、すぐに目に留まる円乗院。







円乗院は逗子の延命寺の末寺で、開山は朝賢法印と伝えられています。創建は正慶元年(1332)。
正六間、瓦葺き、寄せ棟造りの本堂。境内はとてもきれいで風格のある佇まい。
観音様はもともと近くの子産石にあった観音堂に祀られていたものを、ここ円乗院の本堂に移したもの。



弘法大師千百年御遠忌(昭和7年)を記念して造られた石碑。大師の坐像。



「閻魔堂」 十王と奪衣婆が祀られています。



円乗院から見える風景。久留和海岸。素晴らしいです!天気がいいと富士山や江ノ島が一望できます。





このお寺は「へちま加持」でも知られていますね。(私も以前、ニュースで見ました)
毎年中秋の名月の日に、病苦退散を願う人々がへちまを持って加持祈祷を受け、
そのへちまに病気の譲渡証をつけて海に流すのだそうです。


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★名称 海上山 円乗院     
★場所 横須賀市秋谷4387
★電話 046(856)8301
★アクセス JR逗子駅より長井行き「久留和海岸」下車。

★聖観音菩薩★
◎聖観音菩薩の画像は→こちら  (参)Annie's Homepage
◎ご詠歌 『観音を 尋ねてくるわ 後世の ためとやまいる 深きめぐみを』
★大聖不動明王★
◎ご詠歌 『海の上 法の光に 照されて 求誓の船に 乗るぞ嬉しさ』
★地蔵尊★
◎御詠歌 『円なる 月の御船に 乗ばやと くまなく照らす み仏のかげ』
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もっと詳しく
google検索→横須賀 円乗院
google画像検索→横須賀 円乗院
Wikipedia→弘法大師 空海

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★浄楽寺阿弥陀三尊像★ 横須賀風物百選 三浦不動尊20番・地蔵尊19番札所

2006-10-27 | ◆西地区
『横須賀風物百選』、今回は芦名の浄楽寺にあります『浄楽寺阿弥陀三尊像』です!
この寺は、横須賀周辺だけでなく関東一円でその名を知られています。それはなぜかというと、
本尊の仏像が、鎌倉時代の高名な奈良仏師・運慶の作であるからです。
運慶・・・?何やらピンとこないかもしれませんが、東大寺南大門金剛力士(仁王)像を造った人です。
・・・とさも知っていたかのように書いておりますが、初めて知りました。

134号沿いにあります。お寺はもう少し中に入った所


<本堂>





クリックで大きな画像になります。
『この寺は、浄土宗に属し、「金剛山長寿院大御堂浄楽寺」と称します。
 寺伝によれば、文治元年(1185)に源頼朝が、父・義朝の霊を弔うため、鎌倉の大御堂ヶ谷に
勝長寿院を建てたが、建永元年(1206)に、その寺が大風で破損したため、北条政子と和田義盛が、
その本尊をここに移したと、伝えています。また、別の説によれば和田義盛が文治五年に建てた、
七阿弥陀堂の一つである、ともいわれています。
 この寺の本尊は、向かって中央に阿弥陀如来、右に観音菩薩、左に勢至菩薩の三尊像です。
いずれもひのき造りです、彫眼で、鎌倉時代の代表的な仏師・運慶の作といわれています。
大正十年に国宝に指定されましたが、現在は、国指定有形文化財となっています。
 この三尊像のほかに、頼朝の守り本尊であったと伝えられる、危難除けの不動明王と開運の
毘沙門天の両像が祭られています。いずれも寄せ木造り、玉眼入りで、
造られた年代や作者は、三尊像と同じです。
この両立像も国指定有形文化財です。これらの貴重な仏像は、現在、本堂裏手にある収蔵庫に安置されています。
 この寺に関係の深い、和田義盛は、三浦大介義明の孫で、現在の三浦市和田の地に、
館を構えていました。鎌倉幕府創設に功労があったので、初代侍所の別当(軍事の最高責任者)と
なりました。建保元年(1213)、北条義時との勢力争いに破れ、鎌倉の由比ヶ浜で、一族とともに滅びました。
 収蔵庫前を、更に進んだ所に、我が国の近代郵便制度の創始者・前島密翁の墓があります。
翁は、晩年をこの浄楽寺境内で送りましたが、大正八年四月二十七日、八十五歳で、その生涯を閉じました。
毎年四月、郵政省は、翁の業績をたたえて、墓前祭を執り行っています。』



こちらが本堂に向かって右にあります『地蔵尊』



本堂脇、右側の通路から奥に入るとある収蔵庫。
ここに阿弥陀三尊像を正面に、両脇の不動明王、毘沙門天が向かい合って並んでいます。
普段は拝観することはできず、ご開帳は毎年2回、3月3日と10月19日に一般に公開されます。


 
画像クリックで大きな画像になります。

さらに奥に進むと墓地に出ますが、そのなかでひときわ高い所にあるのが、
郵便の父「前島密翁の墓」
恥ずかしながら私この方を知りませんでした。調べてみると1円切手の人です!
 
 
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★名称 金剛山 浄楽寺
★場所 横須賀市芦名2433      
★電話 046(856)8622
★アクセス JR横須賀線逗子駅から長井行きバス浄楽寺下車

★不動明王★
◎ご詠歌 『人はよし 芦名といへど 世渡りの 浄くば楽し 我れ守らなむ』
★南無延命地蔵尊★
◎南無延命地蔵尊の画像は→こちら (参)三浦地蔵尊三十八札所のご案内
◎御詠歌 『みほとけの 玉の光に 大御堂 隅なきまでに 照さるるかな』
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初めて訪れましたが、こんなに凄い像があるなんて知りませんでした。
年に2回、一般に開放されているようなので、一度この目で見てみたいです。
前島密さんのお墓がある事も、新たな発見でした。
もっと詳しく
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google画像検索→横須賀 浄楽寺
Wikipedia→前島密

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ストリートビューでは行けませんが、この道を入った所です


★立石★ 横須賀風物百選 秋谷

2006-10-19 | ◆西地区
今回訪れた“横須賀風物百選”は横須賀の西海岸、秋谷にあります『立石』です。
ここは車で何度も通り、あることは知っていたのですが、ちゃんと訪れるのは初めて。
時は秋の夕刻前。休日であった為、駐車場に入るのにも大渋滞。
『かながわの景勝50選』に選ばれているだけありますね。
海に突き出ている岩は、高さ12m、周囲30m。昔から、三浦七石のひとつに数えられているそうです。


『波打ち際に空に向って、突き出ている巨石を「立石」と言い、同時に、この付近の地名をも「立石」と呼んでいます。
 この巨石は、約2500万年前、海底に積み重なって、できた地層が固まって、長い間、波に削られて、
できあがったものです。地質は凝灰岩で、高さ 約12メートル、周囲 約30メートルです。
 「立石」は奇岩としての価値よりも、「立石」の先に張り出している、「ほんてん」と呼ばれる岩場と、
そこに自生する松、さらには海をはさんで、丹沢・箱根・伊豆の連山や、その上に浮き出た、
富士の借景により、絵画的な構図に、真価を見い出せます。伊勢の二見が浦の夫婦岩も同じことで、
二つの岩を結ぶ、しめ縄と、その間から昇る、真紅の朝日があって、初めて夫婦岩が生きてきます。
 江戸時代の風景画家、初代・安藤広重は、ここ立石の絶景を「相州三浦秋屋の里」と、題して描いています。
 この「立石」の風景は、空気の澄んだ、晩秋から冬にかけてが最高です。その季節になると、
アマチュア・カメラマンが「立石」に落日のかかるのを、辛抱強く、待ち構えている、姿を多く見かけます。』



立石公園を歩きながら。



こちらが「ほんてん」と言われている所でしょうか。この松、すごいですね!
こんなに海のそばにあるのに、台風にも波、風にも負けず。



その「ほんてん」と呼ばれる所から鎌倉方面を。気持ちのいい秋晴れです。



そこから「立石」を。本当にここだけぽっこりと石(岩)が。





写真が下手な私でも、それなりに雰囲気がでます。
もう少し日が落ちると、見事な夕景を見ることができます。



ここの公園内には、泉鏡花の小説「草迷宮」(明治41年刊行)の一部を碑文にしてあります。
画像クリックで説明文になります。

初めて来ましたが、ここの公園で本でも読みながら、ゆっくりと日の沈むのを眺める・・・そんなふうに、
また来てみたいです。この日は天気は良かったのですが、残念ながら富士山を見ることはできませんでした。
駐車場近くにあったレストラン『Don』や『マーロウ』も行きたかったのですが、混んでて断念
訪れる際は、できればすいている平日をおすすめします。画像も追加でUPします


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★久留和トンネル★ トンネルを抜けると・・・♪

2006-10-16 | ◆西地区
今回の横須賀のトンネルは、先日UPしました『関根トンネル』と連続する『久留和トンネル』です!

この写真は『関根トンネル』の出口付近から見た、『久留和トンネル』の入り口です。
トンネルとトンネルの間は橋(30mくらい?)だけです。



トンネルは結構長く(343m)出口は見えません。



長いトンネルを抜けると、前方に・・・・・海が見えてきます!
鎌倉の方にも同様のトンネルがありますが、トンネルの出口の風景としては、
これ以上のものはないのではないでしょうか?!



こちらは海側から見たトンネル。抜けた先の秋谷海岸には“横須賀風物百選”
そして“かながわの景勝50選”にも選ばれています『秋谷の立石』があります。
トンネルは『関根トンネル』同様、湘南国際村の建設に伴って、1993年(平成5年)に竣工。
トンネルには、市の花ハマユウと、オオシマザクラのレリーフが左右に施されている。
全長 343m 幅 9m


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ストリートビューで後ろを振り返ると・・・


★関根トンネル★ トンネルとトンネルの間には・・・

2006-10-13 | ◆西地区
今回の横須賀トンネル特集は、湘南国際村より横須賀の西海岸へ抜ける時に通る
『関根トンネル』です!この関根トンネルと連続して『久留和トンネル』を抜けると海に出ます♪

こちらが湘南国際村より“子安の里通”を下ってきた時に見える『関根トンネル』です。
左へ行けば城ヶ島、三崎、右へ行けば葉山、鎌倉というこの標識、いいですよね。



緩やかにカーブしています。ここの歩道を通る人はほとんどいないのではないでしょうか?!車は結構走っています。



『関根トンネル』を抜けるとこの“日影橋”を挟んですぐに、“久留和トンネル”と続くのですが、
この写真は“久留和トンネル”を背に撮っています。
そしてこのトンネルとトンネルの間に、私個人的には嬉しい発見が!



その“日影橋”の下にこんな川が流れていたのです!田舎の小川のような懐かしいような川です。
周りの緑もたっぷりで、しばらくその川を眺めていました名前は“関根川”です。

このトンネルは1993年に湘南国際村の建設のために掘られました。そしてこの関根川を
少し上った所に『関根御滝不動尊』があります。その不動尊に引かれた湧水は、万病に効く霊水、
「妙薬の湧水」として知られていそうです。今度通った時に寄ってみたいと思います。
子安の里通りは今では交通量も増えてきましたが、かっては「子安の正月知らず」といわれ、
隔世の山里であったとか。確かに他の横須賀の地域とは違って、その雰囲気は今でも残っていました。

長さ226m、幅は歩道を含めて9m


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ストリートビューで振り返ると・・・