Deep City 横須賀

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★比与宇(ひよう)トンネル★ 線路の消えるトンネル 田浦港町

2007-01-31 | ◆田浦
横須賀のトンネルめぐり。
今回のトンネルは以前当ブログでも取り上げたDEEPな町、「田浦港町」にあるトンネルです。

現在、米軍の燃料貯蔵庫(箱崎ターミナル)への引込み線で、戦時中は日本海軍の支線だった線路。
現在は“休止線”となっています。まっすぐにトンネルに向かって行って・・・



トンネル手前で・・・消えます。



線路は今はアスファルトで埋められています。
かつてこのあたりは軍用地であり、旧海軍時代はここに海軍横須賀軍需部比与宇長浦弾薬庫があり、
ここで弾薬の積み下ろしをしていたようです。
トンネル内ですから、上空からも見つけにくく理に適っているのですが、
トンネル内で弾薬なんて、考えると怖いものがありますね。



反対側から見たトンネル。やはり線路はありません。
このトンネルの上、海側には未だ弾薬庫の建物が残っており、現在は自衛隊が使用しているようです。
場所は→こちら近くには横浜ベイスターズの練習場。


地図で見ると分かりますが、このトンネルを抜けるのではなく、トンネル内で
線路は終わり、トンネルで方向転換していたようです。
日本海軍時代は弾薬の積み下ろし、戦後は米軍の燃料貯蔵庫への引込み線として
平成10年9月まで使用。そして現在。有事の際は復活して使われるのでしょうか?
ここのトンネルは横須賀の他のトンネルとは一味もふた味も違った、歴史を持っています。
全長130m 幅 8m


関連サイト
google画像検索→横須賀 比与宇トンネル 昔の線路画像はこちらから
google検索→横須賀 比与宇トンネル
当ブログ→田浦港町 工場跡と廃線  以前の記事です
WILD-WIND→田浦の米軍専用引込線跡 

当ブログ横須賀のトンネル特集は→こちら

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ストリートビュー。現在では線路は消えていますね・・・

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★大泉寺★ 三浦地蔵尊第30番札所 走水

2007-01-30 | ◆馬堀海岸 走水 観音崎

三浦半島巡礼記。今回は走水にあります「大泉寺」へ行ってきました。
場所は海岸通りから一本中に入った通り、走水神社のすぐ隣りになります。
ここ「大泉寺」は三浦地蔵尊、第30番札所になっています。

走水港より道路1本中に入った所にあります。





ここ「大泉寺」は天正18年(1590)徳川家康が関東に入国した際、
三浦郡代官頭・長谷川七左衛門により曹洞宗の寺として開かれました。



ご本尊でもあり、札所となっている地蔵菩薩について。横須賀市指定重要文化財になっています。



地蔵尊縁起(クリックで拡大します)



地蔵菩薩の他にも、大泉寺には魚かごを持つ「魚藍観音」が祀られています。
このような観音様は珍しいですね。海の近くのお寺らしい観音様です。



お寺の説明。クリックで拡大します。
こういった説明文があるのは、訪れる人にはとても嬉しいです。



境内にある庚申塔。



六地蔵



大泉寺からの眺め。手前は走水港。東京湾が一望できます。気持ちいいですね。


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★名称 走水山 大泉寺
★場所 横須賀市走水2-11-13
★電話 046-841-2967
★延命地蔵尊★
◎御詠歌 『大泉 絶ぬを汲みて み仏の あふるる慈悲の 深さをぞ知る』
google画像検索→横須賀 大泉寺
google検索→横須賀 大泉寺
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そうだ!横須賀に行こう!

★『ら~麺酒房 和らく』★ 安浦の独学和風ラーメン

2007-01-29 | ◆平成町 県立大学 安浦

横須賀ラーメン食べ歩き。今回は16号沿い、安浦にあります「和らく」へ行ってきました。
ここのお店も紹介していただいていたのですが、定休日の都合でなかなか行けなかったお店です。
そんなこんなしているうちに、横浜Walkerに載っていまして、これは行かねば!と行って参りました。

「和らく」その名の通り和風な店構え。目の前は16号です。



時間はお昼過ぎ、お店に入ると先客で奥の方はいっぱい。一番手前、券売機の横に腰を下ろします。
何やら聞こえてくる音楽はJAZZ。店の造りといい、ちょっとしたおしゃれな和風居酒屋にでも来た雰囲気。
カウンターのみに見えますが、奥にはテーブル席もあるようです。



初めてのお店、そして次はいつ来れるか分からないので、注文は悩みました。
やはり最初ということ定番の「和らくラーメン・・・大盛で!(680円)」普通盛は580円
出てきたラーメンはこちら。なんともシンプル!具は、なると(懐かしい)、メンマ、のり、チャーシュー、ネギ。
早速いただきましょう!まずスープをゴクリ。見た目からもスープには何やらつぶつぶしたものがいっぱい入ってます。お!これ面白いですね。しょうゆのあっさりラーメンかと思いきや、表面には油が浮き、スープもやや甘めの、やや濃い目のスープ。鶏ガラに昆布や煮干しが効いています。
麺は弾力のある縮れ麺。脱サラして独学で開業したという、和らくオリジナルな味がありますね。これはちょっとクセになりそうです。
・・・と!ここで気になったのが隣の人の食べているラーメン。(ありませんか?こういう事)私が悩みに悩んだ「つけ麺(600円)」を食べているのです。う、うまそう・・・帰ってきて知ったのですが、ここのつけ麺は定評があるようです。次回は必ずや「特製つけ麺(1000円)」を食べに行ってきます!

『ら~麺酒房 和らく』
横須賀市安浦町1-3-11
046-827-0655
営業時間 平日11:00-14:00 17:00-21:00
土日祝 11:00-15:00 17:00-21:00 
定休日 月曜日 第2火曜日 (祝の場合翌日)
場所は→こちら

関連サイト
食べログ→和らく
google画像検索→横須賀 和らく
三浦半島のラーメン店→和らく
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そうだ!横須賀に行こう!

★高坂小学校★ 水仙!60階段!広い校庭!★横須賀浦賀

2007-01-27 | ◆浦賀
横須賀の学校めぐり。今回は今の時期、とても水仙がきれいだという浦賀にあります
「高坂(こうざか)小学校」へ行ってきました。「浦賀の渡し」「西叶神社」の近く、
昔の町並みを思わせる道を入り、坂を上ると学校が見えてきました。


高坂小学校→ホームページ
学校のホームページを見てみますと、1877年(明治10年) 西浦賀の西叶神社に
高坂小学校の前身、西岸学校が完成。 1926年(大正15年)に高坂小学校になってから
すでに80年以上!とても歴史のある学校です。「愛宕山の桜をまわりに、中央にペリーの黒船を
おき、その上に浦賀に住みついていた先住の民を図案化した」という校章も、他の学校にはない
浦賀らしい校章になっています。
戦時中は集団疎開があったりしましたが、「高坂体育」や「健康優良校」、「良い歯」などの
記述より、子供たちの健康については折り紙付きの学校のようですね。
1974年(昭和49年)より鉄筋コンクリートの校舎への移行が始まり、1981(昭和56)年に完成。



いつものようにぐるっと学校をまわってみることにします。駐車場側の門。
この学校も横須賀の多くの学校と同じく、山の斜面に建っているため、
校舎が横長になっています。その長さ133メートル!確かに長いです。



校舎の前にも校庭があったのですが、裏にもこんな見事な校庭がありました。
敷地は市内2番目だそうです!



学校のシンボルともいえる正面の急な60段の階段。
校歌にも歌われる階段は創立当時のままだそうです。



その階段を上ると、元気な子供たちの遊ぶ姿が。
手前にプール、奥には体育館が見えますね。
 


そして高坂小学校創立70周年の時に植えられたという水仙。
この時期、学校周辺の土手“一面”に咲いています。とてもきれいです。



画像クリックで大きくなります。


場所は→こちら
学区→浦賀7丁目、浦賀丘、西浦賀町、光風台、南浦賀
google画像検索→横須賀 高坂小学校
google検索→横須賀 高坂小学校
管理人のちょっとひとこと→スイセンの季節(高坂小学校)
mixiコミュニティ→高坂小学校

当ブログ“横須賀のまなびや”特集は→こちら

学校めぐりをしていなかったら、なかなか入る機会のない道でしたが、学校までの道は、昔を思い起こさせる素敵な町並みでした。そして学校の水仙、子供たちの元気に遊びまわる姿がとても印象的な素敵な学校でした。

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★北下浦海岸★ 横須賀風物百選

2007-01-25 | ◆北下浦 野比 長沢 津久井
横須賀風物百選めぐり。今回は「北下浦海岸」です。
北下浦海岸とはどこの海岸をさすのでしょう?!野比海岸?長沢?津久井浜?と行政センターに聞いてみましたら、これらすべてを総称して「北下浦海岸」と呼ぶそうです。なるほど。
ではなぜ横須賀市の南に位置するのに“北”下浦?答えは→こちら。なるほどなるほど。調べてみると勉強になります。


天気のいい日の海ほど、気持ちのいいものはありませんネ!奥には房総半島。



野比海岸方面。火力発電所が見えます。



こちらは三浦海岸方面。雲ひとつなく、波も穏やかな日。


以下市の百選ガイドより
「野比から長沢、津久井と続く海岸を総称して「北下浦海岸」と呼んでいる。
かつては白砂青松の海岸であったが、都市化が進み、国道などが開通して、松はなくなった。白砂は野比海岸に昔をしのぶものがあるが、長沢、津久井に減少傾向が見られる。
長沢河口近くには、長沢に寄寓した放浪の歌人若山牧水夫妻の歌碑がある。」


お酒と旅の好きな牧水が妻の療養の為長沢に2年弱滞在。長女もここで生まれたそうです。
若山牧水文学碑 詳細は→こちら



こちらは牧水夫婦歌碑
「しら鳥はかなしからずやそらのあを 海の青にもそまずたゞよふ」牧水
「うちけぶり鋸山も浮び来と 今日のみちしほふくらみ寄する」妻 喜志子(国道側)



野比海岸に咲くスイセン


場所は→こちら

関連サイト
神奈川新聞→海岸侵食に長期的な対策実施へ/横須賀市
横須賀市施設情報→北下浦海岸
横須賀写真館→北下浦海岸
若山牧水→Official Web Site
Wikipedia→若山牧水
三浦半島デジカメ便り→野比海岸
管理人のちょっとひとこと→北下浦

当ブログ横須賀風物百選特集は→こちら

先日、ニュースでもやっていましたが、ここ北下浦海岸の侵食が深刻な状態だとか。
素晴らしい景色の海岸だけに、真剣に取り組まなければいけない問題ですね。考えさせられます。
ここはウインドサーフィンのスポットとしても有名です。夏場は道路が混みますのでご注意を!

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★『前略ラーメン』★ 闘魂の背脂チャッチャッ 

2007-01-24 | ◆西地区
店が移転していました。現在は下記店舗で営業中!




----------以下2007年当時の記事です------------
「前略 おふくろ様 お元気ですか? 私は今、美味しいラーメンを食べてます。」
というわけで、今回のラーメン屋さんは、武にありますとんこつラーメン「前略」へ行ってきました!
本当はここへ行く予定ではなかったのですが、気合の入った店構えに誘われるように入りました。


「一度食べてみ~や」「売り切れ御免」「闘魂」!
いやいやこれは気になりますって。好きなとんこつラーメンだというのもポイントでした。



目の前の道からは若干奥まった感じでありますが、インパクトは大です。
お店の前に駐車場完備。



お店に入ると、席はカウンターのみ10席。竹を割ったような性格のおばちゃんが2人。
私が頼んだのは、とんこつチャーシュー麺(730円)。券売機で買います。
店内を見渡しながら待っていると、「20時間以上煮込んだスープ・・・」と。なんだか凄そうです。
「神奈川の繁盛店」にも載っていたようですね。切り抜きが貼ってあります。
そして出てきたラーメンがこちらチャーシューに隠れて見えないかもしれませんが、
スープには背脂が浮いています。おお~っ!久しぶりに見ました背脂チャッチャッ。好きなんですコレ!
トッピングはきくらげ、もやし、ネギ、半熟卵1ヶ、のり、チャーシュー。きくらげが珍しいですね。
麺は三崎丸清製麺。太さ普通の縮れ麺。
見た目からして濃厚なイメージがわきますが、食べてみると意外とそれほどきつくなく、なかなかいけます。
グイッとスープを飲み干します。エナジー満タン。疲れ気味な時に元気をもらえるお店&ラーメンでした。


『前略』
横須賀市武1-20-15
046-856-8762
営業時間 11:00-25:00
定休日 第1、3火曜日

場所は→こちら

関連サイト
食べログ→前略
三浦半島のラーメン店→前略
うまいラーメン店巡り→前略

当ブログ横須賀のラーメン特集は→こちら

初めてだったのでいきなり「とんこつカレー」は頼めませんでしたが、とても気になるメニュー。
今度はこいつをいただきにやってきます。気合十分。インパクト十分。おばちゃんの気前よし。気に入りました、また来ます。

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★金子トンネル★ 三浦半島の東西を結ぶ貴重なトンネル

2007-01-23 | ◆衣笠
横須賀のトンネルめぐり。
今回は横須賀の東西を結ぶ主要な道路にある「金子トンネル」です。横須賀の中部、南部は
トンネルがさほど多くないので、トンネルめぐりをしている私には横須賀中南部の貴重(?)なトンネルです。


衣笠インター方面から武へ向かうとトンネルが見えてきます。
左の小さい方が「新金子トンネル」、右の大きい方が旧「金子トンネル」



こちらは「新金子トンネル」1942年昭和17年完成。





これは何でしょう?トンネルとトンネルの間に両側とも置いてあります。



双方のトンネル入口にはお地蔵さんが。



反対側、武方面からの「金子トンネル」



こちらは旧「金子トンネル」1914年大正3年完成。
こちらの方が大きく、新しく見えるのは気のせいか・・・補修工事があったのでしょうか。

衣笠合戦のあった衣笠城址からほど近い場所にあるこのトンネル。
トンネルの上は、三浦の敵方、金子十郎が陣を張った場所であったといわれます。
トンネル名称の由来はそこからきているのかもしれません。
 
旧・長さ110m、1914年完成。新・長さ103m、42年完成。

関連サイト
ふるさと横須賀→湘南馬車  『明治32年に4台で』
当ブログ横須賀のトンネル特集は→こちら

かつてこのトンネルが開通する前は、山越えの難所であったとか。
昔から三浦半島の東西を結ぶ主要な道路であっただけに、トンネル開通によってどれだけ
楽になったことでしょう。今や当たり前のように通っているトンネルですが、
そんな事を考えてみると、本当にトンネルってありがたいですね。
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そうだ!横須賀に行こう!

★三樹院★ 三浦観音第10番 地蔵尊10番札所

2007-01-22 | ◆三浦市 三崎 城ヶ島
三浦半島巡礼記。今回は少し前(銀杏のきれいな頃)に行った「三樹院」です。
横須賀を少し出て、三浦海岸沿いを中に入った所にあります。
ここ「三樹院」は三浦観音、地蔵尊とも第10番札所になっています。

大きな道ではありませんが、すぐ見つける事ができました。見事な銀杏が印象的です。
向かって左には庚申塔。右にはお地蔵さん。お墓の奥に本堂があります。



近くに寄ってみますと、なんとも近代的な本堂。平成3年完成。
縁起によると、木曽義仲の家臣今井兼平の陣屋跡に鈴木某が陣屋の廃材を使って建てた寺と伝えられています。



十一面観音像は宝永5年(1709)に江戸の増上寺から高僧照蓮社遍誉了海上人がもたらしたものとか。
またここの観音様は効験あらかたな観音様で、ご利益にまつわる話も多く残されているそうです。



これからの寺院はこういう斬新なデザインになっていくのでしょうか。



入口付近にあります庚申塔。

三樹院ホームページ

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★名称 海東山 三樹院
★場所 神奈川県三浦市南下浦町上宮田 601
★電話 0468-88-0619
★十一面観音菩薩★
◎十一面観音菩薩の画像は→こちら  (参)Annie's Homepage
◎ご詠歌 『今日はいて 明日は今井か 我が命 仏はしろし めさるべきかな』
★地蔵尊★
◎地蔵尊の画像は→こちら (参)三浦地蔵尊三十八札所のご案内
◎御詠歌 『手向する 今井の清水 音たてて 導引給う 三樹のみほとけ』
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google画像検索→三浦 三樹院
google検索→三浦 三樹院
当ブログ“三浦三十三観音霊場”特集は→こちら
当ブログ“三浦地蔵尊”特集は→こちら

普段は通らないであろう道を入っていくと、そこには見たこともない造りの「三樹院」があり、見事な銀杏とともに新鮮な驚きを感じさせてくれます。以前の「三樹院」はどのような造りだったのでしょう?!
十一面観音、地蔵尊ともご開帳の年に、また訪れてみたいと思います。

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そうだ!横須賀に行こう!