古いコンセントは取り替えましょう。

　昨夜、１０時過ぎに橋もっちゃんからの



以前、橋もっちゃんが担当して、お部屋を紹介させて頂いた（オーナー様が自主管理）の入居者さん（Tさん）からがあり、コンセントから煙が出たとの事で消防車を呼んで検証中との連絡を受けので、急遽現場に駆けつけました。



３台の　　消防車がアパート付近の道路をふさいでいる為、ちょっと離れたコインパーキングへ駐車し、Tさんのお部屋に駆けつけると・・・お部屋の外に大家さんと消防士さんがお話していました。



１ＤＫのお部屋の中には・・・７～８人？の消防署の方と東京電力の方が検証中で、Ｔさんは呆然として泣きそうな表情・・・。



検証が終り、消防署の方と東京電力の方から状況説明で、使い方が悪かったという事も、工事方法にも問題がないとの事。



一番の原因はコンセントの劣化によるものが大きいとの事でした。



エアコンのコンセントも専用回路ではなかった為、専用回路の増設のご提案を頂き、大家さんにご説明しましたが・・・。



『建物が古いんだもの・・・それはしょうがないよ』という大家さんに、



『大家さん！今回は煙が出ただけで大惨事にならなかったから良かったけれど、コンセントの劣化が一番の原因だと御指摘を受けたのですから、煙が出たところだけではなくて、古いタイプのコンセントは交換して、漏電ブレーカーも増設して入居者さんが安心して住めるようにしてあげる必要があるので、交換しましょう。』と申し上げました。



『明日から息子が仕事だから困っちゃうんだよね・・・エアコンも古いから交換しなくちゃいけないと思ってるけど直ぐに買いに行けないし・・・』という大家さん。



こちらの大家さんのアパートは、大家さんが自主管理をされているのですが、当社で手配させて頂けば、入居者さんと連絡を取りながら施工するが可能なので、他のお部屋も順番にコンセントの交換と漏電ブレーカーの取り付けをさせて頂くことになりました。



しっかりされた８０歳代の大家さんですが、何かとご自分で対応する事も困難になって来た様子を伺うと・・・そろそろ当社へ管理を委託された方が良いかと・・・



築３０年以上のアパートになりますと、毎日当然のように使用出来ていた設備も劣化が進み、知らない間にお部屋の中には危険が沢山潜んでいるケースがあります。



古いから仕方がないのでは済まされない事故を未然に防ぐよう、特に電気・水道・ガスはしっかり点検してもらう事が必要です。



今までは、たまたま事故もなく問題となる事もなかったかもしれませんが、１つの世帯で事故を起きた場合には、他の世帯のお部屋も同じように劣化が進んでいると考えなければいけません。



入居者さんの安全・安心は、大家の安全・安心でもあるのですから・・・。



こちらの大家さんへの今年のテーマにしようと・・・。