たまミュージアム号

12月13日　（月曜）　晴れ　一日遅れのフォト日記です。

 

 

12月12日　（日曜）晴れ

和歌山市にある和歌山電鐵の今月から運行を初めた『たまミュージアム号』に乗車してきました。

元々関西の大手電鉄会社が経営していた赤字の和歌山片田舎のローカル線です。

経営難から大手電鉄会社が撤退して一旦廃線されましたが？

通勤、通学に利用されていた地元の住民の強い要望で

経営される会社が出現して再開される。

 

新しく発足した会社の社長が終着駅貴志駅近くに住む民家の三毛猫のたまが

駅に遊びに来て人懐っこい姿、それに乗客からも人気があったので

社長はこの猫を駅長にして赤字路線の活路を開こう？

早速飼い主に相談して『たま』をお借りして貴志駅の駅長に就任させて

電車の外装、車内を猫バージョンに大きく改装して名称を『たま電車』として運行

猫ブームとも重なって次第にその名も広がり全国的に有名な『たま電車』に『たま駅長』となる

更に『おもちゃ電車』『いちご電車』『うめ星電車』『ウイルソン号」を運行とか乗客増に繋がる

たま駅長は亡くなって天国へ行ってしまう。お葬式には数千人の別れを惜しむ人が集まり

葬儀には国内だけでなく海外からもテレビカメラが来て僕も取材を受けた。

その後二代目の「にたま駅長」「よんたま駅長」が誕生

駅舎横に「たま大明神」が出来て神様となる

 

経営危機を脱したかに見えたがブームが去ってコロナ感染拡大等も重なって客足を減少する中で

更なる飛躍の目指し『たまミュージアム号』の発案されたが厳しい資金不足？

そこで妙案？クラウドファンデングで募り資金調達の実施！

 

『たま電車ミュージアム号』運行にあたり車両改装費を

クラウドファンディングを募ったら959件 9,924,000円 の支援額

更にサポーター（駅窓口、郵便振替）から752件8,969,000円の支援があり

合計1711件支援総額が18,893,000円多くの皆様方のご支援ご協力によりまして、

JR九州の豪華列車「ななつ星」などを手掛けた水戸岡鋭治氏がデザインし、

2両編成の車両に770匹を超える猫を描いた。外観は「黒字を期した」（小嶋光信社長）という漆黒だ。

従来から運行されていたおもちゃ電車をリニューアル改装し『たまミュージアム号』が誕生！

 

今年の12月４日から運行開始されました。

壁面や天井から床までいろいろなテーマの楽しい猫駅長たちが一杯です。

和歌山へお越しになられた折には是非一度ご乗車下さい。

JR和歌山駅が始発で楽しいひと時をどうぞ！

イラストの猫たちが癒してくれます。

 

 

白い車体のたま駅長のイラストが一杯描かれた『たま電車』です。

 

 

車内にも沢山の猫たちがお待ちしています。

 

 

イギリスの人気アニメの「チャギントン」キャラクターの

ウイルソンとブルースターを描いたラッピング電車

 

 

動物愛護電車です。他にいちご電車とうめ星電車があります。

 

 

『たまミュージアム号』がやってきました。

 

 

和歌山発貴志行きです。

 

 

こちらは最後尾です。

 

 

電車に乗車しました。本棚もあります。

 

 

二両編成の車内です。

 

 

天井です。たま駅長の写真や沢山のイラストが描かれています。

 

 

車内にはガチャガチャもあり、イスラム系の外人さんも乗車されていました。

 

 

子供たちが絵を描いたり楽しそうに遊んでいます。

 

 

床にもたま駅長が！

 

 

終点の貴志駅に到着しました。

「皆さん全員降りて下さい」と云われた後の車内です。

 

 

 

終点駅の貴志から和歌山行に乗り込む人たち

 

 

大池遊園の池を渡るウイルソン号

枯れ枝は桜です。

 

　　

『たまミュージアム号』もやって来ました。

 

 

こちらは帰りの和歌山行です。

 

 

伊太祁曾駅の駅長の「よんたま」です。起きたばかりで未だ眠そうです。

最後までご高覧戴き誠にありがとうございました。

文章の内に一部私見が含まれています。

悪しからずお許しください。