蓬莱の島通信ブログ別館

「すでに起こったことは、明らかに可能なことがらである」
在台日本語教師の東アジア時事論評あるいはカサンドラの眼差し

微笑外交の欺瞞─中国外交の本質としての謀略─

2007年04月21日 | 中国の野望─その外交と軍事─
1.”中国国営放送CCTV施設内に中国支局を置く”NHKという病
 「病膏肓にいる」というが、NHKの場合も、同じだろう。11日朝のNHKニュースは中華人民共和国首相温家宝日本訪問について以下のような主旨のニュースを流していた。
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温家宝首相は、11日から3日間の日程で、公賓として日本を訪れ、夕方、安倍総理大臣と首脳会談を行います。そして、12日、中国の首相としては、初めて国会で演説するほか、最終日の13日は、京都と大阪を訪れ、大学生との交流などを行う予定です。このうち首脳会談で、安倍総理大臣は、去年10月の中国訪問で打ち出した、両国にとって共通の戦略的利益を拡大する「戦略的互恵関係」を具体化したいとしています。そして、▽両国の経済閣僚が一堂に会するハイレベルの経済対話を始めることや、▽日本から中国へのコメ輸出で合意し、会談後に、こうした内容を盛り込んだ合意文書が発表される見通しです。また、この合意文書には、北朝鮮による拉致問題について、中国側が「問題の解決のため、できるかぎりの協力をする」ことや安倍総理大臣が年内に中国を訪問することも盛り込まれることが固まっています。さらに、これとは別に発表される、環境保護に関する共同宣言では、京都議定書に続く将来の温暖化防止対策についても触れ、京都議定書では、温室効果ガスの削減義務を負っていない中国も、「次の枠組みの構築に向けて議論する」と一歩踏み出す表現になる見通しです。一方で、日中間には、東シナ海のガス田開発問題や、靖国神社参拝問題をはじめとする歴史認識の問題などが横たわっており、こうした懸案をめぐって、両国の協力や理解が進むかどうかも焦点となります。
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 その他、NHKは中国のテレビで安倍首相の談話が放送されたなどと宣伝し、”日本と中国の氷が溶けた”という表現で、今回の訪日キャンペーンを行っているが、中国のネット新聞を中国の本心と見れば、この内容はとうてい日本国民の税金で運営されている放送局とは思えない。そして、日本国内で進む中国の謀略活動を見るとき、今回の報道の欺瞞性から、NHKは早く解体したほうがよい。
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イージス情報持ち出し 中国籍2曹の妻、ハニートラップ? 加藤昭氏指摘
4月7日8時0分配信 産経新聞
 海上自衛隊の護衛艦「しらね」乗組員の2等海曹(33)がイージス艦の秘密情報を持ち出した問題で、大宅賞ジャーナリストの加藤昭氏は7日付の夕刊紙「夕刊フジ」で、2曹の中国籍の妻(33)が、男性を誘惑して情報を入手する「ハニートラップ」を仕掛けていた可能性を指摘した。
 加藤氏のリポートによると、福建省出身の「陳」と称する2曹の妻は、昨年12月に自らオーバーステイだとして入国管理局に出頭した際、「すべて終わった」と語った。防衛省幹部はこの言葉の意味を、「日本の機密情報管理の甘さをあざ笑い、『イージス艦情報はもらった』と任務完了を宣言したのではないか」と推測している。
 2曹の妻は3年前、東京都内で窃盗容疑で逮捕され、強制退去処分を受けた。間もなく日本に再入国し、横浜中華街で働いていた。知人の紹介で2曹と知り合い、昨年10月に結婚したが、防衛省幹部は「中国の秘密組織が仕掛けたハニートラップの可能性も高い」としている。
 また、同幹部は「イージス艦の機密情報に関するデータにアクセスできるのは『特定管理責任』が問われる限られた人間だけ」と述べ、本紙既報の佐官級の関与を示唆。持ち出された機密データの内容として、イージス艦の運用システム(操船技術)や構造図面、レーダーの周波数などの中枢情報を挙げている。
 加藤氏は「日本の安全保障の最前線ではこの種の話がゴロゴロ転がっている。安倍内閣は機密保全を高めるため、外国のスパイや協力者を処罰する法律を早急に整備すべきだろう」と提言し、リポートを結んでいる。
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 このニュースは、中国の本心がどこにあるか、火を見るより明らかに示している。

2.中国側ニュースを歪曲して平然としているNHK
 今回の温訪日は、中国のネットニュースでは実はほとんど話題にされていなかった。4月11日の中国国営情報機関・新華社のトップには、このページの写真のように、日本訪問など一言も出ていなかった。トップの見出しでは寧ろ、韓国訪問が重視されて、2本も記事がトップに出ていた。
 溫家寶總理同韓國總統盧武鉉會談
 溫家寶和韓洙共同出席中韓交流年開幕式
 日本のマスコミはほとんどふれていないが、新華社のニュースでは、以下のように温の主要訪問地は韓国で、日本は”おまけ・つけたし”の扱いだったのである。
 温家宝出訪韓国・日本
 4月11日の、この特集では、記事7本中、韓国7本、日本関係の記事は2本で、明らかに新華社は日本の記事を出さないようにしていた。似権派は韓国が先だからと言うであろうが、トップのニュースに来ていない出来事は、日本の新聞で言えば、外交欄にしかのっていない記事と同じで、大きなニュースではないのである。少なくとも、新聞が対日関係で友好ムードを演出しようとする気配すらなかったのは、記事の構成がよく表している。かろうじて、二面扱の各ジャンル別ニュースに、今回の日本訪問が出ていただけだったのである。

3.演出される”日中友好”の欺瞞
 NHKなどが言った”氷を溶かす”の出典は、4月10日の以下の記事であると思われる。
 冰雪融時櫻花開――中日關係在交流中繼續回暖(冰雪が解けて桜が咲く─中日関係交流の中で回復)
 ここでは、中国国内で、温訪日に向けテレビで日本関係の番組が流されたことが報じられている。
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為溫總理訪日預熱,中國中央電視臺在其黃金時事欄目《東方時空》播出了“岩松看日本”系列紀錄片。紀錄片對日本的政治、經濟和文化領域進行了全方位的報導,目的是使國內觀眾全面、客觀地瞭解日本當代社會。
此間觀察家認為,“岩松看日本”透露出一個信號――中國媒體對日本的報導正在發生重大轉變。此前,因為小泉純一郎堅持參拜靖國神社,中國媒體多將目光集中在歷史問題上,而國人對日本的認識還停留在《菊與刀》等數十年前的老書本、老文章上。
從作家村上龍、演員栗原小卷到首相夫人安倍昭惠,“岩松看日本”通過採訪詮釋日本,引起了線民的熱切關注。
“我很喜歡這個節目,它讓我們對日本有了更深的瞭解,不只是關於歷史問題的。單單日本人人保護環境的意識就很值得我們去學習。”一個名叫“拉爾夫”的網友留言說。
“我的朋友看過這個節目後,對日本的印象有了改變。以前,日本人在他們心目中就意味著侵略者。日本的確有很多先進的地方值得我們學習。交流真的很重要。”另一個名叫“KG”的網友說。
(温首相の日本を訪問に予熱をあたえるため、中国中央テレビ局はそのゴールデンタイムの時事欄《東方時空》で“岩松が日本を見る”のシリーズ記録番組を放送した。記録番組は日本の政治、経済と文化の領域について各方面から報道を行って、国内の観衆に、客観的に日本の現代の社会を理解させることにあった。
 当地のアナリストは思っている。“岩松が日本を見る”は、中国メディアの日本報道に重大な転換が発生しているという1つの信号を出している。以前、小泉純一郎が靖国神社参拝を堅持したため、中国メディアは歴史問題に集中し、国民の対日認識はまだ《菊と刀》などの数十年前の古い書物、古い文章上にとどまっていた。
 作家の村上龍、女優の栗原小巻から首相夫人安倍昭恵まで、“岩松が日本を見る”の取材は日本を解釈して、国民の熱烈な関心を引き起こした。
 “私はとてもこのプログラムが好きだ。それは私達に日本に対する更に深い理解をもたらし、歴史問題だけではない。日本の誰もが持つ環境を保護する意識は私達が学習に行く値打ちがある。“ラルフ”と言うネット利用者は言っている。
 “私の友達はこの番組を見た後に、日本の印象に変化があった。以前は、日本人は彼らの心の中で侵略者を意味した。日本は確かにとても先進的な部分が多く私達が学ぶに値する。交流は本当にとても重要だ。”別の“KG”と言うネット利用者は言った。
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 この記事の前半、「岩松が日本を見る」の岩松へのインタビュー内容は、以下のようなものである。
 “記者之旅”揭示出多元的日本面孔
 インタビューでは、日本の各界人にあってインタビューを行ったことが紹介されている。この白岩松は中国テレビ界の人気キャスターらしく、この番組についても日本で紹介されているが、日本に対する”親近感”や理解はインタビューからは感じられない。むしろ、日本側の情報を探ることが目的だったようにもに見える。
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問:這次去“看日本”的同時,你感覺日本是怎樣看中國的?
答:走之前,我給自己定了一個任務:看看日本媒體每天都怎麼報導中國。到日本後,我選了《讀賣新聞》、《產經新聞》、《每日新聞》、《朝日新聞》和《日本經濟新聞》這5家最具影響力的報紙,從3月6日到21日每天花一個半小時整理。
結果發現:首先,日本對中國的報導數量非常大,僅3月6日一天,這5家報紙的報導 就有43條,最多時達50條,平均每天30條。其二,日本媒體對中國的報導內容非常務實,經濟類報導的比例最大,對中國社會變化的關注也遠超過預料。比如 非常關注與日本對華投資關係密切的“企業所得稅法”、關注中國的貧富差距,甚至關注某個相當細節化的地方性社會現象。這說明,日本也在看中國,而且相當關注;日本確實也有人戴著有色眼鏡看中國,但比例不如我們想像中的多,更多的則是在客觀報導事實本身,而且不帶情緒。
質問:今度の“日本を見る”に行く時、あなたは日本がどのように中国を見ていると感じましたか?
回答:行く前に、私は自分で1つの課題を決めました。日本のメディアが毎日どのように中国を報道しているか見ることです。日本に着いた後、私は《読売新聞》、《産経新聞》、《毎日新聞》、《朝日新聞》と《日本経済新聞》のこの5紙の最も影響力を持つ新聞を選んで、3月6日から21日のまで毎日一時間半整理しました。
結果、発見したのは、まず、日本が中国の報道する数量はとても大きく、3月6日の一日だけで、この5紙の新聞の報道で43本あって、最も多いときは50本に達して、1日あたり30本でした。その2として、日本のメディアの中国報道の内容はとても実務的で、経済報道の割合が最大で、中国社会の変化予想に関心を持っています。たとえば、日本の中国に対する投資にたいへん関係の密接な“企業所得税法”、中国の貧富の格差への関心、甚だしきに至っては細い地方社会の現象にも関心を持っています。この説明は、日本が中国を見る場合に、かなり関わります。日本は確かにある人は色眼鏡をかけて中国を見て書いていますが、しかし私達が想像するほど多いわけでもありません。更に多くは、感情を出さず客観的に事実自身を報道しているものです。
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 この取材を行った白岩松は、蒙古族出身の共産党員(白岩松)で、もちろん日本語は読めず、自分で新聞を調べたと言っているが、どうやって日本語を読んだかはインタビューでは隠蔽されている。この取材にはNHKや外務省・井出公使が全面的に協力していた(中国中央テレビ『岩松が日本を見る』番組制作発表会)。井出公使は、中国のマスコミを利用して対日イメージを変化させようと苦心しているらしい(『中国青年報』を舞台に日本のお役人が大奮闘!!
 しかし、よかれと思ってしていることが逆に相手に利用されることは、中国の謀略史ではよくあるこで、今回もそうなる可能性は高い。今後も日本の現在を紹介する番組が続かない限り、このシリーズはダミーに過ぎず、明らかに”はめられた”のである。

3.取って付けたような報道の欺瞞
 11日午後、新華社は紙面を変えて、以下の記事をトップ見出しにした。
 快訊:溫家寶同日本首相安倍晉三舉行會談
 しかし、その一方で、以下のような反日謀略機関『国際先駆報道』による「反日」記事もトップ欄下段ニュースに出ていた。
 日耗資千億研發第四代戰機 2014年驗證機首飛
 中国の言論はすべて統制されているという点で、新聞報道で見る限り、中国の日本関係ニュースの言論統制を見ると、以上のように非常に捻れており、いわば「あなたと仲直りをしましょう」といいながら、手にはナイフを握って相手を刺そうとしている状態である。
 微笑外交とは換言すれば、二枚舌外交、謀略外交であり、中国政府が何を実行するか今後の経過を見なければ、中国政府の本心が変わったかどうかは分からない。
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【中国を読む】“友好の桜”はゆっくり咲かせ 福島香織 03/31 21:49
 北京に春がきた。巣作りに励むカササギのガシャガシャ声が空に響き、郊外に足をのばせばけぶるような桃の花。桃もいいけれど、桜はまだかなあ、と思っていたところへ、国営中国中央テレビ(CCTV)からこんな報道が流れた。
 「日本の気象台によりますと、東京の桜の開花が例年より8日早くはじまりました…。暖冬で過去40で最も早い桜の開花です…。今の日中関係もこの天気のようです…」
 「あの右傾観点でいつも中国批判ばかりしていた産経新聞ですら、温家宝首相訪日を『氷を溶かす旅』と報道しました…」と続けられたのに、思わず苦笑い。今年は日中国交正常化35周年で、4月には温家宝首相が中国首脳として6年半ぶりに訪日する。日本の環境保護や省エネ技術支援などに期待を寄せる中国は国民の対日プラス感情を盛り上げようと今、必死なのだ。
■対日報道にお触れ
 たとえば、CCTVの人気キャスター・白岩松氏の特別企画「岩松、日本を見る」全20回は3月19日から連日、夕方のゴールデンタイムに放送中。美食や漫画・アニメといった若者に受けそうな特集を組み、作家の渡辺淳一や音楽家の谷村新司、安倍昭恵・首相夫人など著名人のインタビューで、日本の魅力にせまる。靖国神社については白氏が就遊館を見学し「デタラメだ」とコメントしたが、歴史問題はさらりと流す程度にとどめている。
 米議員が騒いでいる「慰安婦問題」も中国主要メディアは抑えた報道。安倍首相がNHKで謝罪した、という点が強調された。「中国の対日外交の障害となる報道は禁ず」というお触れが各メディアに通達されているためだ。
 感慨深かったのが、湖北省の武漢大学の桜について「毎日、多くの花見客でにぎわっている」といったプラス報道ばかりだったこと。武漢大の桜は、旧日本軍の占領下時代に軍が植えた桜だったことから、昨年の春には「侵略の桜」「国恥の花」「切ってしまえ」とネット上で非難ごうごうだった。今この桜の批判書き込みを見ようとしても、ネット規制がかかってページが開けない。
■難問山積の裏返し
 徹底した報道・ネット統制で日中友好ムードに気を使うのは、日中関係が改善に向かっているようで、実はさほど改善していないからだろう。東シナ海のガス田開発、中国の衛星破壊実験、尖閣諸島問題に周辺海域の海洋調査船問題、と懸案事項は何一つ実質的な進展をみていない。
 胡錦濤氏が掌握しきれていない軍部がらみの問題は政府の努力だけでいかんともしがたいのだろうが、この状況で訪日しても、日本国民が拍手喝采(かっさい)、万歳三唱で温首相を迎えるかどうか。外交筋によると、中国側もこの点を気にしているらしい。
 かといって日本メディアに世論操作しろ、といわれてもできない。もし温首相が本気で訪日成功、日中改善を望むなら、思い切って日本の国連安全保障理事会常任理事国入りへの支持表明や、拉致問題解決のための北朝鮮への積極的な影響力発揮の約束、くらいはしてもらわないと。それが中国国内の愛国主義青年を刺激して、盧溝橋事件70周年など反日行事が盛り上がるかもしれないけれど、報道統制によるムードばかりの友好ごっこよりはいい、くらいの覚悟で。“友好の桜”はホンネでゆっくり咲かせればいい。異常気象の暖冬で早く咲いても、散るのも早いのだから。
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 鋭い記事を寄せる福島記者のこの記事にも、中国側の捻れと異常さがよく示されている。
 さて、一週間たったところで、”日中友好”はどうなったか?新華社の表ページからは全部リンクが消えて、たどるのも容易でない。
 代わりに、21日のトップ記事は、以下。
 博鼇亞洲論壇2007年年會:在亞洲共贏的旗幟下:アジア圈に中国の大政翼賛会を建設する目的のアジアフォーラム開催の記事で、日本訪問もこれに合わせていたのは明白である。
 おまけに、トップ下段の記事は、
日本政府承認遠東法庭關於強征“慰安婦”的判決:辻元清美が出した質問に、日本政府が20日の閣議の答弁書の中で、日本政府が極東軍事法庭が中国桂林で婦女を強制的に慰安婦にした判決には異議はないと答えたという、共同通信の記事紹介。
 しかも一応、訪問の記事は残ってはいるが、もう表ページからは簡単には見つからない。
 温家宝出訪韓國・日本
 左に韓国、右に日本(中国では左が上)、上に韓国、下に日本という構成が、中国人の本心をよく示している。15日以降、更新された気配もない。”祭りは終わった”のである。ここに出ている安部首相と握手する写真は、ゆるく握っているのがまるわかりで、<となりの馬鹿將軍二世閣下>の堅い握手の写真といい対称をなしている。 
 温が演出する日本攻撃の魔の手:韓国の醜い素顏と中国の陰謀
3.くずれた”韓国軍を日本への侵略軍の先鋒に”戦略
 4月10日、中国国粋主義を代表する中国網ブログに以下の記事が出ていた。
 安倍東海下手:08年夏是中美俄攤牌高危時間!:2008年に日本が海洋法などを出すとき中韓軍事協力、中国からの対米連係でこれを阻止せよという内容で、論者は記事の書き方から政府関係者子弟の可能性も高い。中韓軍事同盟と2008年ヒラリー当選を念頭に置いた記事であり、中国政府の本音をよく現している噂である。
 ただし、せっかく温が中韓軍事経済同盟を実現しようとしたやさき、一人の韓国人青年がその野望をマイナス以下にしてしまった。彼は世界の救世主かもしれない。
 美国発生史上最厳重校園槍撃案
 中国の”韓日競食の計”への影響は、大きい。
 まず、韓国はもう大きく人権を言い出せない。慰安婦騒ぎは、韓国人留学生の醜い顔のテレビニュースの影に隱れる可能性もある。そして、米国社会では、中国人への警戒感も高まる可能性がある。
 美校園槍擊案:美媒體栽贓華人惹眾怒:犯人をアメリカの一部の報道が、中国人だと伝えていたことに、中国政府が抗議している。しかし、噂が出たのは、アメリカでの中国人の評判の悪さの裏返しであり、この事件は、韓国・中国人の印象に計り知れないマイナスイメージを植えつけたと考えられる。さらに、無念にも慘殺された学生達の関係する各国にも影響が及ぶ。
 天網は中国の野望にこんなところから孔を開けたのである。


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2 コメント

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記事補足 (蓬莱の島通信ブログ別館)
2007-04-21 09:05:07
4月11日の中国網では、まだ、温訪問特集が残っています。
http://www.china.com.cn/international/zhuanti/wjbfhr/node_7016371.htm
新華社が韓国を上位にしているのに対し、中国網では日本が上になっています。ここからも政府の情報機関・新華社が何を考えているか、よくわかるでしょう。
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記事補足2 (蓬莱の島通信ブログ別館)
2007-04-22 21:42:56
アメリカでの韓国人学生によるキャンパス虐殺事件の余波が広がっています。米中対立を中国政府がコントロールしなくてはならなくなれば、2008年の選挙情勢にも大きな影響が出てくるでしょう。
中国留美学生:你们必须向全体中国人道歉!
http://news3.xinhuanet.com/overseas/2007-04/19/content_5999674.htm
「天網恢恢疎にして漏らさず」は天道に反する中国に思わぬ所から鉄槌を下すことになるかも知れません。
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