(写真:3月11日、ナチス中国サイトで流布した「慶祝日本地震」カーニバルでの一枚:このサイトでは日本が核兵器を作っていると、原発事故を完全に歪曲して悪意と憎悪を込めて書いている)
1.大震災から次の日本を考える
困窮したときほど、人間の質と人間関係の本質はよく分かる。今回の地震でも同じだろう。情報に怯えてパニックになった人も、平常通り落ち着いて生活できた人もある。骨身を惜します地域に尽くした人もあれば、自分のことしか考えなかった人もある。
また、現場から離れているほど、マスコミの情報の影響力は大きい。原子力問題が海外でパニックを引き起こしたのはそのためである。
国際関係もよく分かる。「国際社会」とは言っても、東アジアの隣人で信頼できる国は、台湾だけだろう。しかし、これも民間レベルでの話しで、政府は何を考えているかは分からない。
韓国は、状況次第で転ぶだろう。中国は明らかに敵である。
中華人民共和国「中國地震救災釣魚島爭奪兩不誤」:震災を利用して対日侵攻を企画の可能性
ナチス中国の本国人ですら、以下のような自己弁護の記事を書かなければならないのが、中華人民共和国の非人間的社会の現実である。もし中国共産党中央委員会機関誌『人民日報』をホームページに載せている『朝日新聞』や中国番組が大好きなNHKの言説のとおり、「21世紀が中国の時代」だとしたら、それは「人間の時代の終わり」ということである。実は、『朝日新聞』やNHKは日本国民に「人間であることをやめよ」と、いつもご託宣を垂れているのである。
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<レコチャ広場>日本の大地震が中国人に進歩のチャンスを与えてくれた―中国Record China 3月27日(日)10時25分配信
24日、中国人ブロガー、劉逸明氏が「日本の大地震は中国人に進歩のチャンスを与えてくれた」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は15日の宮城県石巻市。
2011年3月24日、中国人ブロガー、劉逸明(リウ・イーミン)氏が「日本の大地震は中国人に進歩のチャンスを与えてくれた」と題した記事を中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載した。以下はその内容。
【その他の写真】
大地震と津波に見舞われた日本に対し、国際社会は相次いで支援の手を差し伸べ、深い同情を寄せた。だが、中国では日本の不幸を笑う声も多かった。震災当日、筆者は参加しているチャットグループで2枚の写真を見た。温家宝(ウェン・ジアバオ)首相が「やった!日本で大地震だ」と言っているように加工されたものと、大勢の年配女性が「日本で大地震だって、最高!」と大笑いしているものだ。
震災直後、鳳凰網で行われた調査では80%が「日本を助けるべき」と答えた。このサイトに出入りする人たちは比較的素養が高い部類に入るが、それでも100%には至らなかった。一方、中華網や烏有之郷などの左派サイトでは、ほとんどが「いい気味」と不幸を笑う声だった。新浪、捜狐、騰訊などのマイクロブログでも大量の「いい気味」発言が噴出した。
これらは中国人にさんざん蛮行を働いてきた日本人に天罰が下ったという喜びによるものだ。振り返ってみれば90年代に台湾で大地震が発生した時も今回と同じように喜びの声が上がった。同じ民族に対してもこうなのだから、歴史的な恨みを抱える日本にあのような反応を見せてもおかしくはない。
一方、日本人は福島第1原発の事故が起きても決して冷静さを失わなかった。これがもし舞台が日本ではなかったら、恐らく「いい気味」発言をした多くの中国人が望んでいたような最悪の結果に至っていただろう。だが、そうなれば被害は日本だけでは済まされない。それが分かった途端、「いい気味」発言は徐々に聞こえなくなっていった。
ここ数年、自らの台頭に酔いしれてきた中国人だが、今回の大地震で見せた反応はあまりにもひどかった。人の不幸を喜んだり、放射能汚染への懸念から塩の買い占め騒動が起きたり。だが、国民の素養は社会制度と深く関連している。今のままの体制で国民に高い素養を求めても酷というものだろう。(翻訳・編集/NN)
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このナチス中国系メディアの記事が弁護しているナチス中国人の実態は、以下ですでにお知らせした。
中華人民共和国で「百度の“熱烈慶祝日本地震”検索結果は2510000ヒット」
3月11日、日本と世界が大震災の現実にことばを失っていたとき、中華人民共和国では官民こぞって(ネットを使えるのは共産党幹部、政府職員、人民解放軍、中流以上の市民などエリート階層が多い)、「日本人はもっと死ね」「日本は全部壊れてしまえ」「日本が破壊されておめでとう」などと言って、カーニバルを開催していた。
ナチス中国人のような、すでに人間ではないものを、中国共産党中央委員会機関誌『人民日報』をホームページに載せている『朝日新聞』や中国番組が大好きなNHKの言説に幻惑されて、人間と思わされてきた私達がばかなだけである。
世界的大災害の被災者を冐涜する、こうした行為を弁護したり、庇護したり、あるいは、「日本人が第二次大戦で・・・」式の論法を持ち出したり、する人(あるいはマスコミ)は、大地震で「日本人はもっと死ね」「日本は全部壊れてしまえ」「日本が破壊されておめでとう」などと言っている人(言動)を、人間的だと認めたことになる。つまり、庇うに値する存在と見なしたことになる。
人間の行為でないものを、利害打算で人間だと見なす、21世紀の人間性の破壊はそこまで進んでいるのである。それは、ナチス中国だけでなく日本国内のマスコミや似権派でも同じである。
2.世論操作の手法
新聞の流す情報はいろいろな操作を受けている。たとえば、以下の記事である。
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物資、激励…やまぬ各国の支援 再発見した世界との絆産経新聞 3月27日(日)7時56分配信
日本の被災者に対する各国からの激励の言葉、救援物資、義援金など、やまない支援の広がりは、各国に日本国民の美徳、世界における日本の重要性を再認識させる機会となった。
「中国の方々の温かさを感じている」。泉裕泰上海総領事はしみじみと話す。
震災直後から、上海総領事館には義援金の申し出や激励の手紙、花などが続々寄せられた。日本政府として過去中国でこうした支援を受け取った例はなかったが、16日から受け付けを始めたところ、25日までに535件、1億2500万円を超す義援金が集まった。
上海の中学生有志10人はたどたどしい日本語で「わたしたちは頑張りましょう」と書いた手紙とともに、1388元(約1万7千円)を持ち込んだ。反日感情が根強い南京の元日本留学生の代表からも「申し出が早速あった」と泉総領事は明かす。
「こんなに優しい国民とは思わなかった」。海外で暮らす日本人の多くは、現地の人々から受けた気遣いに驚きを隠せない。「海外の人々が大災害に遭ったとき、同じ言葉をかけてきただろうか」。あるパリ在住日本人は自問した。
各国の支援は、海外の被災地での日本の地道な救援活動や途上国への開発支援で「受けた恩に報いたい」(中国メディア)という思いもこめられている。このことは、大地震を経験した中国や台湾、ニュージーランドの指導者たちが今回、日本に送った言葉ににじみ出ている。
各国の報道も、被災者への同情と応援の言葉で満ちあふれている。「行列では老人、子供を優先させて最後に一般の人々が続き、けんかや争いもない」(台湾紙・聯合報社説)など、称賛の声がほとんどだ。
「日韓関係は新たな次元に入るかもしれない」。武藤正敏駐韓大使は、「がんばれ日本」キャンペーンを展開する韓国メディアの関係者からこう聞かされ、韓国社会の対日観に変化の兆しを感じている。
無論、外交的な配慮も大きい。北京の外交筋によると、中国当局には、尖閣諸島沖での漁船衝突事件後の強硬的な対抗措置が国際社会における中国のイメージまで低下させ、「やりすぎだった」との反省の声があるという。
中国はいち早く救助隊を被災地入りさせた。「全力で日本を支援している」と訴えることで、日中双方の国民感情を改善させたい思惑がある。北方領土問題で対日関係がこじれたロシアも同様の狙いから最大級の救助隊を送り込んだ。
一方で日本政府の対応の遅れには、批判もあった。
「ひとつの必需品が不足している。情報だ」(17日付米紙ニューヨーク・タイムズ)。福島第1原発をめぐる菅政権と東京電力の混乱に世界が抱いた不信感はなお払拭されていない。
「薄氷を踏む思いだった」。米国への原発事故情報の提供に携わった外交官は、情報不足への不満が日米関係の再緊張に転じかねない状況だったと明かす。 震災を機に日本が再発見した世界との絆。この財産をどう生かすかは、震災被害に対する日本人の冷静な対処にかかっている。(上海 河崎真澄、北京 矢板明夫、台北 山本勲、ソウル 加藤達也、モスクワ 遠藤良介、ニューヨーク 松尾理也、パリ 山口昌子)
==========
以上の記事で何が編集されたか、お分かりだろうか?台北の産経の特派員には前にお会いしたことがある。台湾の事情もよくご存じの方だったので当然、台湾での手厚い民間と政府の支援の話しはいくらでも書けるだろう。しかし、茶色のようにほとんど形ばかりの援助しかしなかった中国が記事で前後10行も占めているのに対して、全力で日本支援を実施している台湾は一行にも満たない。台湾から日本にしている震災支援の規模は、以下のようにおそらく世界一のはずである。
しかも、台湾で3月11日に集まった100名を超える緊急援助隊は、菅直人民主党政権の媚中政策のために、全員入国を13日に拒否され、みな民間人として14日に日本に向かった。
台湾の日本支援の動きますます広がる
台湾から続く援助物資
ちなみに台湾での義捐金の総額は70億円を超えている。
しかし、なんら具体的データは公開されていない。アメリカに至っては、原子炉問題でも被災者救援でも最大限の援助を継続しているのに、一行もない。、逆に、中国と対照的に批判をする国として、最後に書かれている(赤色)。
アメリカの熱心な援助は、現地の方が一番ご存じであろう。
古森義久さん:日本支援のトモダチ作戦は続く
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米軍救援活動に密着 命懸け「トモダチ作戦」産経新聞 3月27日(日)1時0分配信
「友達作戦」に参加するP3Cのコクピットで地図をチェックする、米海軍の兵士=26日午前、米軍三沢基地(古厩正樹撮影)(写真:産経新聞)
東日本大震災の被災地や沖合で、「オペレーション・トモダチ(トモダチ作戦)」と名付けた救援活動を展開している在日米軍。「友」と日本語で刺繍(ししゅう)されたワッペンを身につけた隊員は「作戦を誇りに思う」と胸を張る。26日、米軍基地から支援物資とともに輸送機に乗り込み、“史上最大の救援活動”に密着した。(大竹直樹)
【フォト】腕には「友」の刺繍とメッセージが
■物資とともに輸送機に
「これから放射線を測定する」。午前5時、神奈川県綾瀬市の厚木基地。大きな倉庫内で放射線測定器を持った隊員に全身を計測された。福島第1原発の放射能漏れ事故を受けた措置で、簡易測定器を常時身につけることも指示された。
「ここだ。ここで降ろせ!」。午前5時半、米海軍の輸送機が並ぶ駐機場では、慌ただしく動き回るフォークリフトに隊員の声が飛ぶ。ミネラルウオーターや毛布、衣服などの支援物資が入った段ボール数十箱がリフトから次々と降ろされていく。
駐機場では輸送機「C-2」が離陸の準備に入っていた。5人の隊員が手渡しリレーで次々と段ボールを積み込む。ゴーグルと防音ヘッドホンのついたヘルメットを装着し、段ボールが積まれた貨物室に乗り込むと、朝日が顔をのぞかせた午前6時に離陸した。
■「任務は誇り」
激しい振動と騒音の中、輸送機は約1時間半で三沢基地(青森県三沢市)に着陸。「この任務に当たり、日本人の助けになれることを誇りに思う」。出迎えてくれた第5空母航空団ヘリコプター対潜飛行隊のペレラ・シル中佐(43)が、「友」「がんばろう日本」と刺繍された右腕のワッペンを見せてくれた。
「自分たちのやれることは少ないが、物資を被災地に持っていくと笑顔を見せてくれる」と誇らしげだ。
救援活動の中核部隊は米海兵隊と米海軍。東北地方の太平洋側に艦船を展開している。第7艦隊によると、救援活動には約1万8280人が従事。艦船19隻と航空機約140機で物資を被災地に届けている。
雪が舞う滑走路では、隊員が懸命に除雪作業に当たっている。沖合の揚陸艦との間を往復する輸送機やヘリが陸着陸できなければ、それだけ支援物資が被災地に届くのも遅れてしまう。
ヘリコプター対潜飛行隊に所属する上枝(かみえだ)俊介1等兵曹(34)は、「トモダチ作戦」について、「言葉にならないほど感謝している。米軍人も日本人も同じ気持ちだ」と語った。
雪がやんだ午後5時ごろ、第7艦隊のドック型揚陸艦「トーテュガ」に向けて大型ヘリで三沢基地を離陸した。500人以上の米海兵隊員が支援物資輸送の任務に当たるトーテュガまで15分ほどのフライトだった。
=======
産経新聞は紙面の編成で、アメリカの記事を別にだし、「検閲」をクリアーしようとしているが、先に挙げた国際支援の記事だけを見ると、アメリカの活躍はまったく分からない。
人的支援で日本人はアメリカに最も感謝すべきだが、ナチス中国等の「検閲」で、こうした記事はネットでも記事としては存在しても、表には出されない。
産経新聞ですら、ナチス中国とロシアという日本の敵国にここまで記事を操作されているということである。その蔭には、ナチス中国傀儡政権である、民主党の意向も強力に働いているだろう。
災害復旧とは別な目的で暗躍する菅直人民主党政権─原子炉重大事故の犠牲者を隠蔽?
文明国の市民として、こうしたメディアの現実に目を向ける、それが日本の再建を力強く進めるための一歩であることは間違いない。
1.大震災から次の日本を考える
困窮したときほど、人間の質と人間関係の本質はよく分かる。今回の地震でも同じだろう。情報に怯えてパニックになった人も、平常通り落ち着いて生活できた人もある。骨身を惜します地域に尽くした人もあれば、自分のことしか考えなかった人もある。
また、現場から離れているほど、マスコミの情報の影響力は大きい。原子力問題が海外でパニックを引き起こしたのはそのためである。
国際関係もよく分かる。「国際社会」とは言っても、東アジアの隣人で信頼できる国は、台湾だけだろう。しかし、これも民間レベルでの話しで、政府は何を考えているかは分からない。
韓国は、状況次第で転ぶだろう。中国は明らかに敵である。
中華人民共和国「中國地震救災釣魚島爭奪兩不誤」:震災を利用して対日侵攻を企画の可能性
ナチス中国の本国人ですら、以下のような自己弁護の記事を書かなければならないのが、中華人民共和国の非人間的社会の現実である。もし中国共産党中央委員会機関誌『人民日報』をホームページに載せている『朝日新聞』や中国番組が大好きなNHKの言説のとおり、「21世紀が中国の時代」だとしたら、それは「人間の時代の終わり」ということである。実は、『朝日新聞』やNHKは日本国民に「人間であることをやめよ」と、いつもご託宣を垂れているのである。
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<レコチャ広場>日本の大地震が中国人に進歩のチャンスを与えてくれた―中国Record China 3月27日(日)10時25分配信
24日、中国人ブロガー、劉逸明氏が「日本の大地震は中国人に進歩のチャンスを与えてくれた」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は15日の宮城県石巻市。
2011年3月24日、中国人ブロガー、劉逸明(リウ・イーミン)氏が「日本の大地震は中国人に進歩のチャンスを与えてくれた」と題した記事を中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載した。以下はその内容。
【その他の写真】
大地震と津波に見舞われた日本に対し、国際社会は相次いで支援の手を差し伸べ、深い同情を寄せた。だが、中国では日本の不幸を笑う声も多かった。震災当日、筆者は参加しているチャットグループで2枚の写真を見た。温家宝(ウェン・ジアバオ)首相が「やった!日本で大地震だ」と言っているように加工されたものと、大勢の年配女性が「日本で大地震だって、最高!」と大笑いしているものだ。
震災直後、鳳凰網で行われた調査では80%が「日本を助けるべき」と答えた。このサイトに出入りする人たちは比較的素養が高い部類に入るが、それでも100%には至らなかった。一方、中華網や烏有之郷などの左派サイトでは、ほとんどが「いい気味」と不幸を笑う声だった。新浪、捜狐、騰訊などのマイクロブログでも大量の「いい気味」発言が噴出した。
これらは中国人にさんざん蛮行を働いてきた日本人に天罰が下ったという喜びによるものだ。振り返ってみれば90年代に台湾で大地震が発生した時も今回と同じように喜びの声が上がった。同じ民族に対してもこうなのだから、歴史的な恨みを抱える日本にあのような反応を見せてもおかしくはない。
一方、日本人は福島第1原発の事故が起きても決して冷静さを失わなかった。これがもし舞台が日本ではなかったら、恐らく「いい気味」発言をした多くの中国人が望んでいたような最悪の結果に至っていただろう。だが、そうなれば被害は日本だけでは済まされない。それが分かった途端、「いい気味」発言は徐々に聞こえなくなっていった。
ここ数年、自らの台頭に酔いしれてきた中国人だが、今回の大地震で見せた反応はあまりにもひどかった。人の不幸を喜んだり、放射能汚染への懸念から塩の買い占め騒動が起きたり。だが、国民の素養は社会制度と深く関連している。今のままの体制で国民に高い素養を求めても酷というものだろう。(翻訳・編集/NN)
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このナチス中国系メディアの記事が弁護しているナチス中国人の実態は、以下ですでにお知らせした。
中華人民共和国で「百度の“熱烈慶祝日本地震”検索結果は2510000ヒット」
3月11日、日本と世界が大震災の現実にことばを失っていたとき、中華人民共和国では官民こぞって(ネットを使えるのは共産党幹部、政府職員、人民解放軍、中流以上の市民などエリート階層が多い)、「日本人はもっと死ね」「日本は全部壊れてしまえ」「日本が破壊されておめでとう」などと言って、カーニバルを開催していた。
ナチス中国人のような、すでに人間ではないものを、中国共産党中央委員会機関誌『人民日報』をホームページに載せている『朝日新聞』や中国番組が大好きなNHKの言説に幻惑されて、人間と思わされてきた私達がばかなだけである。
世界的大災害の被災者を冐涜する、こうした行為を弁護したり、庇護したり、あるいは、「日本人が第二次大戦で・・・」式の論法を持ち出したり、する人(あるいはマスコミ)は、大地震で「日本人はもっと死ね」「日本は全部壊れてしまえ」「日本が破壊されておめでとう」などと言っている人(言動)を、人間的だと認めたことになる。つまり、庇うに値する存在と見なしたことになる。
人間の行為でないものを、利害打算で人間だと見なす、21世紀の人間性の破壊はそこまで進んでいるのである。それは、ナチス中国だけでなく日本国内のマスコミや似権派でも同じである。
2.世論操作の手法
新聞の流す情報はいろいろな操作を受けている。たとえば、以下の記事である。
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物資、激励…やまぬ各国の支援 再発見した世界との絆産経新聞 3月27日(日)7時56分配信
日本の被災者に対する各国からの激励の言葉、救援物資、義援金など、やまない支援の広がりは、各国に日本国民の美徳、世界における日本の重要性を再認識させる機会となった。
「中国の方々の温かさを感じている」。泉裕泰上海総領事はしみじみと話す。
震災直後から、上海総領事館には義援金の申し出や激励の手紙、花などが続々寄せられた。日本政府として過去中国でこうした支援を受け取った例はなかったが、16日から受け付けを始めたところ、25日までに535件、1億2500万円を超す義援金が集まった。
上海の中学生有志10人はたどたどしい日本語で「わたしたちは頑張りましょう」と書いた手紙とともに、1388元(約1万7千円)を持ち込んだ。反日感情が根強い南京の元日本留学生の代表からも「申し出が早速あった」と泉総領事は明かす。
「こんなに優しい国民とは思わなかった」。海外で暮らす日本人の多くは、現地の人々から受けた気遣いに驚きを隠せない。「海外の人々が大災害に遭ったとき、同じ言葉をかけてきただろうか」。あるパリ在住日本人は自問した。
各国の支援は、海外の被災地での日本の地道な救援活動や途上国への開発支援で「受けた恩に報いたい」(中国メディア)という思いもこめられている。このことは、大地震を経験した中国や台湾、ニュージーランドの指導者たちが今回、日本に送った言葉ににじみ出ている。
各国の報道も、被災者への同情と応援の言葉で満ちあふれている。「行列では老人、子供を優先させて最後に一般の人々が続き、けんかや争いもない」(台湾紙・聯合報社説)など、称賛の声がほとんどだ。
「日韓関係は新たな次元に入るかもしれない」。武藤正敏駐韓大使は、「がんばれ日本」キャンペーンを展開する韓国メディアの関係者からこう聞かされ、韓国社会の対日観に変化の兆しを感じている。
無論、外交的な配慮も大きい。北京の外交筋によると、中国当局には、尖閣諸島沖での漁船衝突事件後の強硬的な対抗措置が国際社会における中国のイメージまで低下させ、「やりすぎだった」との反省の声があるという。
中国はいち早く救助隊を被災地入りさせた。「全力で日本を支援している」と訴えることで、日中双方の国民感情を改善させたい思惑がある。北方領土問題で対日関係がこじれたロシアも同様の狙いから最大級の救助隊を送り込んだ。
一方で日本政府の対応の遅れには、批判もあった。
「ひとつの必需品が不足している。情報だ」(17日付米紙ニューヨーク・タイムズ)。福島第1原発をめぐる菅政権と東京電力の混乱に世界が抱いた不信感はなお払拭されていない。
「薄氷を踏む思いだった」。米国への原発事故情報の提供に携わった外交官は、情報不足への不満が日米関係の再緊張に転じかねない状況だったと明かす。 震災を機に日本が再発見した世界との絆。この財産をどう生かすかは、震災被害に対する日本人の冷静な対処にかかっている。(上海 河崎真澄、北京 矢板明夫、台北 山本勲、ソウル 加藤達也、モスクワ 遠藤良介、ニューヨーク 松尾理也、パリ 山口昌子)
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以上の記事で何が編集されたか、お分かりだろうか?台北の産経の特派員には前にお会いしたことがある。台湾の事情もよくご存じの方だったので当然、台湾での手厚い民間と政府の支援の話しはいくらでも書けるだろう。しかし、茶色のようにほとんど形ばかりの援助しかしなかった中国が記事で前後10行も占めているのに対して、全力で日本支援を実施している台湾は一行にも満たない。台湾から日本にしている震災支援の規模は、以下のようにおそらく世界一のはずである。
しかも、台湾で3月11日に集まった100名を超える緊急援助隊は、菅直人民主党政権の媚中政策のために、全員入国を13日に拒否され、みな民間人として14日に日本に向かった。
台湾の日本支援の動きますます広がる
台湾から続く援助物資
ちなみに台湾での義捐金の総額は70億円を超えている。
しかし、なんら具体的データは公開されていない。アメリカに至っては、原子炉問題でも被災者救援でも最大限の援助を継続しているのに、一行もない。、逆に、中国と対照的に批判をする国として、最後に書かれている(赤色)。
アメリカの熱心な援助は、現地の方が一番ご存じであろう。
古森義久さん:日本支援のトモダチ作戦は続く
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米軍救援活動に密着 命懸け「トモダチ作戦」産経新聞 3月27日(日)1時0分配信
「友達作戦」に参加するP3Cのコクピットで地図をチェックする、米海軍の兵士=26日午前、米軍三沢基地(古厩正樹撮影)(写真:産経新聞)
東日本大震災の被災地や沖合で、「オペレーション・トモダチ(トモダチ作戦)」と名付けた救援活動を展開している在日米軍。「友」と日本語で刺繍(ししゅう)されたワッペンを身につけた隊員は「作戦を誇りに思う」と胸を張る。26日、米軍基地から支援物資とともに輸送機に乗り込み、“史上最大の救援活動”に密着した。(大竹直樹)
【フォト】腕には「友」の刺繍とメッセージが
■物資とともに輸送機に
「これから放射線を測定する」。午前5時、神奈川県綾瀬市の厚木基地。大きな倉庫内で放射線測定器を持った隊員に全身を計測された。福島第1原発の放射能漏れ事故を受けた措置で、簡易測定器を常時身につけることも指示された。
「ここだ。ここで降ろせ!」。午前5時半、米海軍の輸送機が並ぶ駐機場では、慌ただしく動き回るフォークリフトに隊員の声が飛ぶ。ミネラルウオーターや毛布、衣服などの支援物資が入った段ボール数十箱がリフトから次々と降ろされていく。
駐機場では輸送機「C-2」が離陸の準備に入っていた。5人の隊員が手渡しリレーで次々と段ボールを積み込む。ゴーグルと防音ヘッドホンのついたヘルメットを装着し、段ボールが積まれた貨物室に乗り込むと、朝日が顔をのぞかせた午前6時に離陸した。
■「任務は誇り」
激しい振動と騒音の中、輸送機は約1時間半で三沢基地(青森県三沢市)に着陸。「この任務に当たり、日本人の助けになれることを誇りに思う」。出迎えてくれた第5空母航空団ヘリコプター対潜飛行隊のペレラ・シル中佐(43)が、「友」「がんばろう日本」と刺繍された右腕のワッペンを見せてくれた。
「自分たちのやれることは少ないが、物資を被災地に持っていくと笑顔を見せてくれる」と誇らしげだ。
救援活動の中核部隊は米海兵隊と米海軍。東北地方の太平洋側に艦船を展開している。第7艦隊によると、救援活動には約1万8280人が従事。艦船19隻と航空機約140機で物資を被災地に届けている。
雪が舞う滑走路では、隊員が懸命に除雪作業に当たっている。沖合の揚陸艦との間を往復する輸送機やヘリが陸着陸できなければ、それだけ支援物資が被災地に届くのも遅れてしまう。
ヘリコプター対潜飛行隊に所属する上枝(かみえだ)俊介1等兵曹(34)は、「トモダチ作戦」について、「言葉にならないほど感謝している。米軍人も日本人も同じ気持ちだ」と語った。
雪がやんだ午後5時ごろ、第7艦隊のドック型揚陸艦「トーテュガ」に向けて大型ヘリで三沢基地を離陸した。500人以上の米海兵隊員が支援物資輸送の任務に当たるトーテュガまで15分ほどのフライトだった。
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産経新聞は紙面の編成で、アメリカの記事を別にだし、「検閲」をクリアーしようとしているが、先に挙げた国際支援の記事だけを見ると、アメリカの活躍はまったく分からない。
人的支援で日本人はアメリカに最も感謝すべきだが、ナチス中国等の「検閲」で、こうした記事はネットでも記事としては存在しても、表には出されない。
産経新聞ですら、ナチス中国とロシアという日本の敵国にここまで記事を操作されているということである。その蔭には、ナチス中国傀儡政権である、民主党の意向も強力に働いているだろう。
災害復旧とは別な目的で暗躍する菅直人民主党政権─原子炉重大事故の犠牲者を隠蔽?
文明国の市民として、こうしたメディアの現実に目を向ける、それが日本の再建を力強く進めるための一歩であることは間違いない。