妙高市地域のこし協力隊員ブログ

妙高市地域のこし協力隊員が日々の活動や地域の情報、そして田舎暮らし体験等を綴っていきます♪

さるかに合戦からの脱出 ~梅酒作り~

2014年06月30日 | 協力隊 森野

今住んでいるお家には、梅の木があります。

鳥が食べたのか、地面には結構梅が落ちていて、どれが食べごろか分からないから毎日まだかな、まだかなと眺めていました。

このままでは、食べる前に実が全部落m梅酒を作ることにしました。

日曜日は隣のばぁちゃんとも梅をとりました。

 

なんでも知ってるスーパーウーマン・・・隣のばぁちゃん。

ばあちゃんとは年の離れた友達みたいに、なんでも相談します。お酒も飲みます。ご飯も食べます。

今回は梅酒の作り方を教わりました。

竹串で梅のへたをとった後、きれいに水洗い、もしくはぬれタオルで拭きます。

今回は梅1㎏に対して、氷砂糖700g、ホワイトリカー1.8ℓです。

氷砂糖を下にひいて、梅を上からぽんぽん入れて、ホワイトリカーを入れれば完成です!

おばあちゃんの長年の知識によると、梅にぶすぶすとフォークで穴と開けると、

梅自体がくっつかないし、大きく梅が膨らんでおいしそうになるし、早く梅のエキスがでるよーとのこと。

早くできないかな。

1年くらいは漬けたほうがいいみたいだけど、待ちきれないなら秋に飲んでみたらー?といわれました。

森野の辛抱はまだ続きそうです。


滝見台の整備も終わりました

2014年06月26日 | 協力隊 金沢


 カタツムリも日陰を探す梅雨の晴れた日にこんにちは。

庭師を名乗る前にもう一度草刈り機の使い方を見直そうと思った金沢です。

 

さて、直さなければならないことがもう一つ。

前回の記事から訂正で、アジサイの見頃が今週末までもちそうです。

 

写真が今日26日の色具合。

むしろこれからのほうが見頃かも。

 

専門の方からロープを張り替えていただき、滝見台の整備も終わりました。

 

今週末、白岩清水を汲みがてら、ちょっと散歩してみてはいかがでしょう?

 


今井道トレイル整備がおわりました

2014年06月23日 | 協力隊 池端

6月21日登山道整備当日、心配していた天気は午前中いっぱいもちました。

ヨシ八池管理棟前に8時半集合、ほんとうに多く24人のかたに参加いただきました。

3班体制にわかれ、9時いざヨシ八池口登山道から入山。

初めて会った人同士が木を切り藪を払い倒木を運び、共に汗を流しました。

 

藪でおおわれていた入り口はすっきり 足を置くステップもできました

藪がきりひらかれ トレイルがくっきり

長く人が入っていなかったトレイルは ふかふかです

大きなブナの倒木は チェーンソーで

ばっさりと

切られたブナの木は 沼地の足置きになりました

道の途中には、いくつも炭焼き窯の跡があります

そのうちのひとつの炭焼き窯の跡の周囲の藪を払い、この木が目印です

雪におされたブナの木

そろそろ見晴台です

ここまで1.1km

雨上がりの晴れた日は、頸城平野から日本海が見渡せます

 

多くの方が連携して、みるみる作業は進み午前中におわりました。

作業風景や交わす言葉の端々に、参加者のみなさんの山へのきらきらとした愛情をたくさん感じることができました。

とてもとても嬉しく楽しい一日でした。

またこの道が活用されるように、取り組んでいこうと思います。

 

ぜひ、この今井道をあるいてみてください。

 

 

 


「玄関口」を整える

2014年06月18日 | 協力隊 金沢

 

アジサイの季節にこんにちは。

黙々と草を刈りながら、そろそろ庭師を名乗ろうかと考えている金沢です。

 

さて、最近は主に平丸の「玄関口」を整えております。

下の写真が平丸の「玄関」(と、勝手に呼んでいる)、平丸隧道。

県道412号線を上っていき、このトンネルを見ると、

「ああ、平丸に着いたなぁ」と、思います。

 

そして、「玄関口」で出迎えてくれるのが、冒頭のアジサイたちです。

「玄関口」を整えているというのは、こちらの植木などの雑草を

刈りはらっているということです。

ちなみに「玄関」が写真の中にあるので、お時間ある方は探してみてください。

 

18日現在のアジサイは、色づきの良い株でこの状態。

今週末が見頃でしょうか。

 

このアジサイたち、白岩公園の道路を挟んで向かい側に植えられています。

(平成7~11年度に農林水産省補助の農村総合整備事業で建てられた
看板のため、妙高市になる前の新井市の表記がありますがあしからず)

 

公園の中にある滝見台から白岩の大滝を望むの図。

滝見台のそばにもアジサイがあるので、今後順々に整備していきます。

 

そして、市外から汲みに来る方も多い白岩清水。

ちなみに手前の像は「白岩姫」というそうです。

気になるのは、「白岩王」が存在するのかどうなのかという点。

魔法をかけられて奥の石像になってしまったのかもしれません。

 

そんなこんなの平丸の玄関口から白岩公園までのご案内でしたとさ。

 


エコトレの道案内

2014年06月16日 | 協力隊 金沢

 

青空の下からこんにちは。

自宅の庭で野イチゴを狩るのが最近の日課の金沢です。

 

さて、先日15日(日)は平丸ふれあいの森で開かれたエコトレッキング(エコトレ)の

道案内役をしてまいりました。

このエコトレは「妙高の自然にふれあいながら環境保全を考える機会」を

つくるのが目的です。

(引用元: 「エコ・トレッキング 妙高市役所」http://www.city.myoko.niigata.jp/introtourism/434.html ) 

当日は、W杯日本代表戦の行方も気になる中、

70名以上の参加者の方からお集まりいただきました。


みなさんの普段の行いのおかげで当日は晴天に恵まれ、このすがすがしさ。

多くの方からから歩いてみて「気持ちよかった」と声をいただきました。

1週間前から整備した甲斐があったというものです。

平丸のブナ林は、その癒しの効果や環境の良さから、セラピーロードや保健保安林にも指定されています。
 
(それぞれの言葉の意味は検索してみてくださいね)

 

エコトレ中は1グループ18名の道案内役を担当しました。

参加者の中からは、

「ブナ林のそばを訪れることはあっても不安で中に入ることはなかった。

今回初めて入った。」という声も。

そんな方とともに無事に巡れたことで一つの役割は果たせたとしつつ、

事後のアンケートから、参加者のみなさんは解説に期待していることが

よくわかりました。

「ブナシメジはブナの木から生えるのですか?」と参加者から尋ねられ、

どうなんだろう?となる一幕も。

 (A.ブナ、カバなどの広葉樹が原木になります。)

 「ガイド」をこなすにはまだまだ積み重ねが必要ですね。

ブナ林について一応の下調べはしていたので、仕込んでおいたものから

えりすぐりを末尾に掲載しておきます。(一口メモ)

 

仕込みといえば、こちらは昼食の仕込中。

平丸に伝わる郷土料理「たけのこ汁」を作るべく、平丸自慢の料理の達人たちが

タケノコの皮をむいています。

タケノコといってもここでは、モウソウチクより大幅に細い、ネマガリダケという親指の太さくらいのものを使います。

これにジャガイモ、豚肉、卵などを入れて汁物にし、参加者のみなさんに召し上がってもらいました。

美味しかったと大好評で、大鍋一つがまるまるみなさんの胃の中へ。

 

昼食を終えたみなさんが帰られていく姿を見送って、

一役をやり終えたという充実感と、あんなに賑やかだったブナ林が

物静かになる寂寥感が同時に押し寄せてきた昼下がりでした。

 

 ~~一口メモ~~

 成長したブナは一定の範囲に一本しか生えていません。

 これはブナが成長に伴って根から毒素を出し、周囲のブナを枯らしてしまうからです。

 2本生えているように見えるものは、同じ遺伝子を持ったものです。

 (同一の木が根元から分かれている、もしくは、同じ種から生まれた双子)

 ホント?と思った方はブナ林に確かめに来てくださいね。

 (原典:wikipedia)