1月10日(日)平丸地区で「賽の神」が行われ今年は晴天に恵まれ地域の方々と豊作や無病息災を祈りました。
「賽の神」に絡め平丸ならではの雪国体験イベントを企画。
昨年秋に行われた「ふれあい実習」で平丸の各家庭を訪問した県立看護大の学生と「平丸スゲ細工一斉取材」の時に平丸を訪れた上越教育大学付属小学校4年生にイベントのご案内をさせていただいたところ、県立看護大学生2名、上越教育大学付属小学校4年生3名の方々に参加していただき平丸の賽の神と雪国体験を楽しみました。
午前中は「NPO法人平丸スゲ細工保存会の創作館」にて平丸のスゲを使ったリース作り。
同じく平丸で活動している協力隊の金沢隊員が講師役になり飛び入り参加の方も含め総勢14名でスゲのリースを作成。
2人1組になってスゲを綯います。
パーツも沢山あり何を付けようか迷います。
オリジナルのリースが出来上り皆さんで記念撮影。
その後、白岩会館に移動し七輪でお餅を焼き平丸のお母さん方が作って下さった具だくさんの美味しいお雑煮や手作りのお漬物などをみんなでいただきました。
白岩会館玄関前は芳ばしい匂いが漂います。
お餅は平丸の手作りの餅。市販のお餅よりも柔らかく米の甘みがしっかりとあり「餅が美味しい」という声があちこちから聞こえてきました。
具だくさんのお雑煮。だしがきいていてついつい食が進みます。
会場はとても和やかな雰囲気。
さて、食後のお楽しみは平丸で昔よく行われていた「天狗引き」(てんぐひき)と言われるくじ引きを開催。
その昔正月など子供が集まった時に藁で人数分の縄を綯い当たりの縄の先に切った大根をつけ各自縄を1本ずつ選んで一斉に縄を引き当たりが出ると飴やキャラメルがもらえたそうです。
今回はビニール紐で代用。「当たり」には当時と同じく大根をぶら下げています。
「せーの」で一斉に引くと・・・
当たりが出ました!
さあ、もう一度、「せーの」
また当たりが出ました!
昔ながらの「天狗引き」に会場は大盛り上がり。
そろそろ時間も迫ってきたので賽の神の会場へ移動。
さあ、これから平丸賽の神体験のスタートです。
【次回へ続く・・・】