妙高市地域のこし協力隊員ブログ

妙高市地域のこし協力隊員が日々の活動や地域の情報、そして田舎暮らし体験等を綴っていきます♪

くびき野縁日×スゲ細工体験

2014年06月11日 | 協力隊 石川

 

毎年6月の第一週の土日に、道の駅あらいにて行われているイベント「くびきの縁日」が今年も行われました。

今年は平丸のすげ細工にもお声が掛かり、出展させていただきました。

 

今回は私の師匠である石田福治さんがスペシャル講師で参加。

以前は市内の様々なイベントに呼ばれては、講師としてスゲ細工をPRしてきた福治さん。

最近は耳が遠くなってしまい、声が掛っても一切断っているとのことなので、

福治さん直々に指導していただける機会はとても貴重です。

 

一日目。

 なんと信濃町から朝イチで掛けつけてくださいました!

準備まで手伝っていただき本当に優しい方でした。

左の女性の方はなんと先週の深山の里イベントにも参加してくださっていたと聞いててビックリ!

こうして足を運んで興味を持ってもらえて有難いです。

 

 こちらのご夫婦は長野市から参加してくださいました。

手際がよく、目を離した隙にあっという間に完成していてビックリ!

 

以前から興味あったという方や新聞の切り抜きを持ってきてくださったりと、スゲ細工をしにわざわざ足を運んでくれた方が多くて嬉しい限りでした。

体験された方は正直少なかったのですが、見学してくださる方や声を掛けてくださる方がいっぱいいて有難かったです。

 

 

二日目。

 

関東から駆けつけてくださった民技会の方々。

伝統工芸品を守る為の活動や、その志がとても刺激になりました。

 

私には素晴らしい師匠はいますが、一緒になって思考錯誤できるような

民芸品仲間と呼べる人は妙高にいないので、皆さんの関係がとても羨ましく思いました。

 

こんな風にやる気があって民芸品に対して熱い想いのある方が今後現れてくれるといいな(*^_^*)

 

完成後にみんなで記念撮影(^v^)

みなさんとても立派な春駒に仕上がりました♪

福治さんとお隣の荒川さんは、なんと偶然にも同い年の85歳!!

技術を途絶えさせない為に、こうした活動を続けてくださる職人さんは本当に日本の宝です。

出逢えてこうして知り合うことが出来たことに本当に感謝です。

 

妙高と神奈川ではすこし距離があり頻繁に行き来出来ないのが残念ですが、

今後も交流していけたらいいな。

今度プライベートで遊びに行こ(^v^)w

 

 

途中こんなお客さんも・・・。

 

 

おしゃれな秋田犬さん。(名前聞けばよかった・・・)

ウルトラマンショーに合わせた可愛いネクタイがとっても似合ってて癒されました(^^♪

 

最後はの回は、妙高市の女の子がお母さんと一緒に参加してくれました(*^^)

仕上がるにつれニコニコと嬉しそうに笑ってくれて私まで嬉しくなっちゃいました。

 

二日間、福治さんも私の付き添いだけでは頼りなかったと思いますが

沢山の方に支えていただいたお陰で、なんとか無事に終えることが出来ました。

とくに「おもちゃ病院」の職人さん達には、二日ともテントの組み立てを手伝っていただき本当に助かりました。

 

そしてくびきの情報館の皆様、何度も様子を見にきては声を掛けていただいたり

風除けや給水などの心くばりありがとうございました。

今回お声掛けいただき出展出来たこと、本当に感謝致します。

 

 

すげ細工の春駒は制作に約2時間かかる為、気軽に体験してみようとは

なかなかならないかもしれません。

 

でも、じっくり時間を掛けて自分で作った作品にはそれだけ愛着が湧きます。

 

今後もイベントに参加させていただく機会があるかと思います。

もし見掛けた時は、まずは足を止めて自由に見てください。

そして少しでも興味がでてきたら実際にスゲに触ってみて欲しいです。

 

きっと集中してあっという間に2時間が経ってると思いますよ(*^_^*)

 

 

手しごとが繋ぐ縁って、やっぱり温かいな。

そんなことを感じた2日間でした。


ブナ林の中を一巡り

2014年06月11日 | 協力隊 金沢

 

平丸はブナ林からこんにちは。 草刈り上達中の金沢です。

 

さて、先日9日に、来たる15日のエコトレッキングに向けて、

ブナ林の下見と簡単な整備をしてきました。

写真はブナ林を巡るスタッフたち。

 

下見をしている間のほとんどの時間が曇りでしたが、ときおり陽がさすと

セミと思しき声が聞こえます。

聞こえますか?

 

木々の間を歩きつつ、倒木の処理やコースの整備を進めます。

風で倒れたこのブナは、小川を渡る橋げたにさせてもらうことに。

 

こちらのナラは、13日に改めて切り出すことになりました。

ブナのほうが成長が早いため、ナラは光を得られなくなったのではとのこと。

 

林の中を、途中の作業と休憩も含めて、60分ほどで一巡りしてきました。

 

ブナ林に通じる遊歩道もあり、こちらはだいたい40分。

 

6月15日(日)当日は、両方歩く班とブナ林のみを歩く班を作る予定です。

 

蒸し暑さから半袖を選択したスタッフが写っておりますが、訪れる方には

ウルシがあり、虫もいることから、肌を覆った服装をお願いしています。

また、小川のそばの濡れて滑る箇所、落ち葉に隠れた石などあります。

歩きやすい運動靴・登山靴も必須です。

 

予報では今のところ15日当日は曇りとのことですが、

雨天から暑くなることまで想定して服を用意していただけると

その天気ならではのブナ林を満喫していただけると思います。

雨には雨の、曇りには曇りの、晴れには晴れの良さがありますから。

 

こちらもブナ林を整えますので、みなさんもご自身の身体を整えて

いらっしゃってくださいね。